11歳の女子小学生がプロレスデビュー!「今後は世界で闘っていきたいです」

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 31日、後楽園ホールにて我闘雲舞(ガトームーブ)『For the Future』が開催。11歳の現役小学生レスラー・広海カホ(ひろみかほ)がデビューした。

 我闘雲舞を主催するさくらえみは、9歳でデビューし現在世界で活躍する里歩(りほ)を筆頭に数々のキッズレスラーを生み出してきた女子プロレス界を代表する選手育成のトッププロデューサー。さくらは現在アメリカ・AEWで毎週万人単位の会場で試合をする活躍を行っており、所属選手の駿河メイなどもアメリカ・イギリス・タイ・バンコクなどで活躍中。
 そんな中で、日本を中心に闘う選手たちのための場として8年ぶりに我闘雲舞が後楽園ホール大会を行うこととなった。

 この日の第1試合ではキッズレスラーとして広海カホが水波綾を相手にデビュー。体格差があるため広海はスピードで翻弄し「来いよ!」と挑発していくが、水波はクロスボディアタックを軽々キャッチしてコーナーに叩きつける。さらに投げようとするも、広海は胴絞めフロントネックロックで絞り上げて耐えると水波は膝をついて崩れ落ちる。ここぞとばかりに広海はブリッジしてのアキレス腱固めで動きを封じにかかるが、水波は蹴りつけて逃れるとギロチンドロップを投下し3カウントを奪った。


 試合を終えた広海は「最初は緊張したんですけど、最後出しきれてよかったです。でもやっぱり悔しいです。ほんとに痛くて、でもこれは一生忘れない痛みだと思いました。プロレスの練習はすごく楽しくて、 すごい楽しくて!もうどんどんハマっていっちゃって、好きで好きで好きで、我闘雲舞で楽しく元気にプロレスラーになりました。今後はメイさんのような明るくて元気で、みんなから親しまれるようなプロレスラーになりたいです。世界の人に注目されるような人になりたいので、世界で闘っていきたいです」とコメント。

 わずか4分36秒のデビュー戦となったが、スピードや表現力などかつての里歩や駿河メイを彷彿とさせるハッピーな逸材の片鱗をのぞかせている。世界で活躍する姿がそう遠くない未来に訪れることは間違いないだろう。

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