【試合詳細】8・17 新日本プロレス両国国技館大会 辻陽太vsデビッド・フィンレー ザック・セイバーJr.vs鷹木信悟

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『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 34』
日程:2024年8月17日(土)
開始:17:00
会場:両国国技館
観衆:5,340人

▼タッグマッチ 20分1本勝負
YOSHI-HASHI/●嘉藤匠馬
9分26秒 ターボバックパック→片エビ固め
[TMDK]マイキー・ニコルス/○ロビー・イーグルス

▼タッグマッチ 20分1本勝負
後藤洋央紀/●本間朋晃
7分41秒 FBS→体固め
[BC WAR DOGS]ゲイブ・キッド/○ジェイク・リー(フリー)

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
海野翔太/エル・ファンタズモ/●邪道
8分33秒 エルボーバット→体固め
○KONOSUKE TAKESHITA(AEW/DDT)/ジェフ・コブ/カラム・ニューマン

▼10人タッグマッチ 30分1本勝負
棚橋弘至/●矢野通/ボルチン・オレッグ/タイガーマスク/田口隆祐
9分37秒 EVIL→片エビ固め
[HOUSE OF TORTURE]○“キング・オブ・ダークネス”EVIL/成田蓮/高橋裕二郎/SHO/金丸義信

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[Just 5 Guys]DOUKI/タイチ/●TAKAみちのく(JTO)
8分2秒 Bone Lock
[BC WAR DOGS]○石森太二/クラーク・コナーズ/ドリラ・モロニー

▼6人タッグマッチ 30分1本勝負
[L.I.J]内藤哲也/高橋ヒロム/●BUSHI
9分7秒 アルティマ
[UNITED EMPIRE]○HENARE/グレート-O-カーン/フランシスコ・アキラ

▼G1 CLIMAX 34優勝決定トーナメント・セミファイナル 時間無制限1本勝負
[L.I.J]○辻 陽太
28分5秒 ジーンブラスター→片エビ固め
[BC WAR DOGS]●デビッド・フィンレー
※辻がG1 CLIMAX 34決勝進出

▼G1 CLIMAX 34優勝決定トーナメント・セミファイナル 時間無制限1本勝負
[L.I.J]●鷹木信悟
27分38秒 膝十字固め
[TMDK]○ザック・セイバーJr.
※ザックがG1 CLIMAX 34決勝進出

ザック・セイバーJr.と辻陽太がG1 CLIMAX決勝進出!石森太二がIWGPジュニア王者DOUKIを挑発!TAKESITAが邪道にエルボー一閃!

第1試合

 先発は嘉藤とロビー。ロックアップからリストの取り合い。嘉藤がボディブローから切り返していくが、ロビーは回転して下から蹴り上げて逃れる。
 再度ロックアップからロビーがヘッドロックで絞り上げる。嘉藤が切り返すとロープに飛んでショルダータックルでなぎ倒す。嘉藤はエプロンのマイキーにもエルボー。怒ったマイキーがリングに上がり、嘉藤はエルボー連打からロープに飛んでジャンピングエルボー。さらにドロップキックで場外に叩き出す。ロビーは背後から蹴りつけチョップからロープに飛ぶが、嘉藤はショルダータックルで迎撃しボディスラムを狙う。着地したロビーが走り込んできた嘉藤にバックエルボー。さらに場外からマイキーが嘉藤の足を掴んで引き倒し、エプロンに顔面を叩き込むとロビーがマイキーにタッチ。

 マイキーは引き起こして逆水平チョップ。さらに顔面をはたいて挑発すると、嘉藤がエルボー連打もマイキーが強烈なエルボーで倒す。マイキーはロビーにタッチ。

 ロビーはボディブローから顔面に低空ドロップキックを叩き込みフォールも2。ロビーはマイキーにタッチ。

 マイキーはコーナーに振って串刺しラリアット。ロビーも串刺しダブルニーから、首投げで倒しロビーがサッカーボールキックからマイキーが正面からスライディングエルボー。フォールもYOSHI-HASHIがカット。
 マイキーはロビーにタッチ。

 ロビーは後頭部を踏みつけてロビーコールを起こし、顔面を蹴りつけるが嘉藤は立ち上がるとエルボー。ロビーはボディに膝蹴りからミドルキックで倒し、膝立ちの嘉藤にミドルキック連打。ロープに飛んでサッカーボールキックも、嘉藤はキャッチするがロビーはエルボー。嘉藤がロープに振ってドロップキックを叩き込みYOSHI-HASHIにタッチ。ロビーもマイキーにタッチ。

 YOSHI-HASHIはバックエルボーもマイキーがロープに振っていくがYOSHI-HASHIは低空ドロップキックからネックブリーカードロップ。
 ロビーが走り込みガットショットからエルボー連打。ロープに飛ぶが、YOSHI-HASHIはフラップジャックでロープにかけると、尻へのドロップキックで場外に叩き出す。
 YOSHI-HASHIはマイキーに串刺しラリアットからDDT。フォールも2。
 YOSHI-HASHIは投げようとするが、耐えたマイキーにエルボーからチョップ。再度投げようとするが、マイキーが担ぐもYOSHI-HASHIは着地。すぐにマイキーがDDTで突き刺しロビーにタッチ。

 ロビーは足へのストンピング連打から足関節を狙うが、下からYOSHI-HASHIが蹴りつけるとロビーはエプロンに。そのままスワンダイブも、避けたYOSHI-HASHIがヘッドハンター。YOSHI-HASHIは嘉藤にタッチ。

 嘉藤はエルボー連打からロープに飛んでジャンピングエルボー。
 嘉藤はエルボー連打からチョップを打ち込み、アームドラッグからフォールも2。
 嘉藤は逆エビ固めも、マイキーがビンタからロープに飛ぶがYOSHI-HASHIがショルダータックルで迎撃し。ロビーは切り返して下から蹴りつけるも、嘉藤は横入り式エビ固めも2。
 ロビーはエルボーをガードしてターボバックパックで叩きつけ3カウントを奪った。

<試合後コメント>
マイキー・ニコルス&ロビー・イーグルス
ロビー「マイク、間違っていたら言ってくれ。リングに入場する時、俺のことをSoul of PWA王座防衛者、そして現王者と紹介したか?しっかりと背景を説明すると、これはこの王座が生まれたオーストラリア……日本……そしてアメリカの各所を周り、防衛されてきた王座だ」
マイキー「そして日本に帰ってきたわけだから、4ヶ国のようなもんじゃないか」
ロビー「ショーマ・カトーは今、自分がどこにいるのかわからないようだけどな。俺がアイツをターボ・バックパックで叩きつけたからな。今こそターボタイムだ!」
マイキー「それは痛い!」
ロビー「俺の大好きな決め技だ。お前はどうだ?(※ニコルスが持っているSTRONG無差別級タッグのベルトを指差し)それはお前のクッキー、(※Soul of PWAのベルトを指差し)これは俺のクッキーだ」
マイキー「そうだ、これは俺のクッキー。異なる材料で作っても、結果はいつも同じだ。俺たちTMDKが全てを獲ってやる。最後までやってやるぞ。ザック、今夜はお前の夜になるぞ。(※TVカメラに投げキッスをして)愛してる、お前が持って帰るんだぞ!」
ロビー「どんな組み合わせでも…俺とシェイン、俺とマイク、俺とザック、俺とフジタでもやってやる。迫るNJPW STRONGのDC大会でも……バッド・デュードとバッド・ボブ(※ロビー自身のこと)が社長(※棚橋)と石井と共にやってやる。グリズルド・ヤング・ヴェテランズ…そこまで白髪が生えてるか?でもそこまで若くもない。DCで俺たちの力を見せつけてやる」

嘉藤匠馬
嘉藤「ロビー、前……『SUPER Jr.』の時か?お前にただのストレス発散のためにボコボコにされて、今日お前に負けて、お前に必ずやり返してやる。いつか必ずやり返してやる。で、あと、この前言ったよな?『G1』中に1勝あげるって。もう残りは明日だけだ。明日、必ず獲ってやる。絶対だ」
※YOSHI-HASHIはノーコメント

第2試合

 ゲイブとジェイクが入場するなり殴りかかり試合開始。
 ゲイブが後藤の髪を掴んで引き起こすが、エルボー合戦へ。後藤がエルボー連打もゲイブがビンタ。ゲイブはコーナーに振って走り込むも、後藤はショルダータックルで迎撃し本間にタッチ。

 本間と後藤はロープに振ってダブルのショルダータックル。さらに本間の小こけしを後藤が頭を掴んで合体こけしを狙うが、ゲイブが避けると本間の顔面がリングに叩きつけられる。
 ジェイクが後藤を場外に、ゲイブが本間を場外に投げ捨てそのまま場外乱闘へ。
 リングに戻ると、ゲイブがフォールも2。
 ゲイブはジェイクにタッチ。

 ジェイクは顔面を蹴りつけていき、ミドルキック連発も本間も必死にチョップ連打。ジェイクはミドルキックで蹴倒し踏みつけフォールも2。
 ジェイクはゲイブの足に本間の顔面を叩き込みゲイブにタッチ。

 本間はチョップ連発も、ゲイブもチョップで返しチョップ合戦へ。ゲイブは頭に噛みつき、ロープに飛んでこけしロケット。本間が避けると後頭にタッチ。

 後藤はショルダータックルを叩き込み、エルボーからコーナーに振って村正。さらにバックドロップからフォールも2。
 後藤は投げようとするが、ゲイブは頭に噛みつきブレーンバスター。ゲイブはジェイクにタッチ。

 ジェイクはコーナーに振って、帰ってきた後藤にボディスラム。さらにロープに飛んでギロチンドロップからフォールも2。
 ジェイクは投げようとするも、耐えた後藤のボディに膝。ロープに飛ぶが、後藤は追走ラリアットでなぎ倒し本間にタッチ。

 本間はロープに飛んでショルダータックルからチョップ。受けきったジェイクのエルボーと本間のチョップの打ち合い。ジェイクがロープに飛んでビッグブーツも、避けた本間がショルダータックルで倒し小こけし。ジェイクが避けるとゲイブが出てきてビンタから、ジェイクがバックドロップ。フォールも後藤がカット。
 ゲイブとジェイクで後藤をロープに振るが、後藤は同士討ちさせるとゲイブに牛殺し。ジェイクが後藤のボディに膝を叩き込んで迎撃すると、本間に走り込むが本間はこけしロケットで迎撃。
 本間はラリアットも、キャッチしたジェイクがボディに膝からハイキック。さらにFBSを叩き込みフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>
ゲイブ・キッド&ジェイク・リー
ゲイブ「いいか、さっきの試合を見ただろ。レモンサワーで酔っ払ったプロがささっと仕事を終わらせたんだ。何でもなかった。ジェイクのおかげだ。まさにSMART BASTARDだな。もう狙うものは、はっきりと決まってる。IWGPタッグ王座をWAR DOGSの手中に、ゲイブ・キッドとジェイク・リーの手中に収める。今のうちにせいぜい楽しんでおけ、マイキー。アイツは試合してたな。シェインはどこに行った?シェインはどこなんだ?きっとどこかで……」
ジェイク「ヘイゲイブ、ヘイゲイブ、ヘイゲイブ!(※と、持ってきた缶ビールをゲイブに渡す)」
キッド「おおー、マジか!(※ビールを受け取る)やったぜ!話をすれば、だ。笑顔を見せてやろうか!ンー!(※カメラに向かって笑顔を見せた後、ジェイクに向かって)乾杯だ。開けさせてくれ。(※2人は乾杯してビールを飲む)」
ジェイク「俺たちは……俺たちはMAD MANであり、SMART BASTARDだ。だよな?(※顔を見合わせ)俺たちは……」
キッド「MAD……」
ジェイク&キッド「……BASTARD!(※おでこを付き合わせて)アハハハハ!」
キッド「行くぞ、(※報道陣に)通せ。酒を飲むんだ!」

後藤洋央紀
後藤「BULLET CLUBの新たなメンバー、ジェイク・リー。面白えじぇねえか。だがもっと、やってみたかったよ。もうちょっとぶつかり合ってみたかったぜ。言っとくけど、お前、BULLET CLUBなんかにいたら、上がり目はないぞ」
※本間はノーコメント

第3試合

 先発はコブと海野。ロックアップからコブが投げ飛ばし、再度ロックアップから海野がヘッドロック。コブがそのまま担ごうとすると海野は離してロープに飛んでショルダータックル。二度三度とショルダータックルを打ち込むが、受けきったコブにガットショットから投げようとする。コブは逆に担ぐも、着地した海野がスネを蹴り上げてロープに飛んでショルダータックルで倒す。
 海野はファンタズモにタッチ。

 海野とファンタズモはロープに振ろうとするが、逆にコブが振ってダブルラリアット。避けた海野とファンタズモがダブルの低空ドロップキックから、サンドイッチ低空ドロップキック。海野がサンセットフリップからファンタズモがライオンサルトを投下しフォールも2。
 ファンタズモは投げようとするが、コブがコーナーに押し込んでショルダーアタック連発から俵投げ。フォールも2。
 コブはその場飛びムーンサルトからフォールも2。
 コブは担ぐとコーナーに叩きつけTAKESITAにタッチ。

 TAKESITAはコーナー下にセットしセントーン。起きるように挑発し、起きないファンタズモを見てフォールも1。
 エルボーの打ち合いからファンタズモがエルボー連打。ロープに飛ぶがTAKESITAはラリアットで迎撃。TAKESITAはニューマンにタッチ。

 ニューマンがフォールも2。ニューマンは再度フォールも2。
 ファンタズモはエルボーとチョップを交互に打ち込んでロープに飛ぶが、ニューマンはビッグブーツで迎撃しロープに飛ぶ。ファンタズモはドロップキックで迎撃し海野にタッチ。

 海野はエルボー連打。ニューマンはロープに振っていくが、海野はエルボーで倒し、TAKESITAに低空ドロップキックからコブも投げようとする。だが耐えたコブにバックエルボーから低空ドロップキックを突き刺しボディスラム。海野はニューマンをコーナーに振って串刺しバックエルボーからフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
 海野は投げようとするが、耐えたニューマンがエルボー連打。さらにビッグブーツからハイキック、避けた海野がロープに飛ぶ。だがニューマンは足を刈って倒し、背中にフットスタンプからTAKESITAにタッチ。

 TAKESITAはロープに振ろうとするが、逆に振った海野にTAKESITAがジャンピングエルボーで倒す。
 さらにブレーンバスターからフォールも2。
 TAKESITAは投げようとするが、耐えた海野を担ぐ。海野はエルボーからロープに飛ぶが、TAKESITAがビッグブーツからロープに飛ぶが海野はドロップキックで迎撃。
 海野はファンタズモにタッチも、ファンタズモはリングに入ると邪道にタッチ。

 邪道とファンタズモでTAKESITAをロープに振り、ファンタズモがトラースキックから邪道がパントキック。さらにファンタズモが延髄切りからダブルショルダータックルで倒す。
 邪道はエプロンに転がったTAKESITAにグリーンキラーを狙うが、背後からコブがファンタズモを叩きつけカット。
 邪道がファンタズモに詰め寄ると、TAKESITAが邪道を突き飛ばしてファンタズモに叩き込む。
 TAKESITAは強烈なエルボーで倒しフォール。これで3カウント。

<試合後コメント>
ジェフ・コブ
「こないだ言ったように、俺の『G1』は終わったわけだが、今晩は両国だ!フーッ!TAKESHITAはUNITED EMPIREのメンバーではないが、緑の帝国に迎え入れるには、よいきっかけができたと思う。さて、ジェフ・コブの次の予定だが……それは重要なことではないんだ。今晩は、可能性と仲違いの対決だった。翔太、お前は嘆いていたな。ELPを邪道の方に押したなんて言って。そんなこと、どうでもいいだろう。いいか、大事なのは勝利だ。好機があれば、俺はそれを掴む。それはダーティーではないし、問題のある行為ではない。ただ仲違いしてるだけだ。動きがかみ合ってなかった。で、次は何だ?俺は気にしていない。(※ベルトを掲げて)なぜなら、今も俺はTV王者だからな。俺はここ日本でTVの王様なんだ。今晩の『G1』セミファイナルを見る。それぞれの選手を見ておく。バックミラーはよく見ておかないといけないからな。もしくは日本ならこうか(※と言って、指差し確認のジェスチャー)。お前たちもバックミラーを見ておけよ。(※ベルトを掲げて)TV王者が狙っているからな」

KONOSUKE TAKESITA
「新日本プロレスの興行としての両国は今日が初めてで、あんだけ温かい声援で迎えてもらったら、正直言って、また帰って来ちゃうかも。また帰って来る…かもしれないけど、(※考える仕草をしながら)その時はUNITED EMPIRE……う~ん。オーカーンにごっちゃげなっちゃったんで、う~ん。CHAOS……ドン・キャリスファミリーでニュージャパン……もうちょい考えさせてください」
※ニューマンはノーコメント

海野翔太&エル・ファンタズモ
ファンタズモ「(※1人でコメントスペースを通り過ぎていった邪道に向かって)ジャドー!」
海野「邪道さん!邪道さん!」
ファンタズモ「どこに行くんだ!?なんてことだ…俺は押していないぞ!」
海野「(※英語で)わかってる。ジェフが押したのを俺は見た」
ファンタズモ「ショータ、こんなのやってらんないぜ!」
海野「(※英語で)わかってる。ジャドーはレフェリーの邪魔をしていないし、お前はジャドーを押していない」
ファンタズモ「クソが!」
海野「(※英語で)事故が多すぎる。心配しないで、俺がジャドーさんに伝えておきます。(※ファンタズモが去ってから、日本語に戻して)どうしていつも邪魔ばっか入んだよ。どうしてこれからって時に、前向いて明日からまた頑張ろうって時に邪魔ばっか入んだよ。なんで上手くいかねぇんだよ、何もかも…。でも、信じてるから。邪道さんはレフェリーを引いてない。その誤解は解けた。今日も俺は見てたから。ジェフがELPを押してたから。邪道さんは怒ってるかもしれない。ELPも上手くいかなくてイライラしてると思う。でも、人の心と心、繋げるのも俺の仕事であり、友達の使命だから。人は心だろ?」

第4試合

 HOTが奇襲し試合開始。リングにはガウンを羽織ったままの棚橋が転がり、HOTがストンピング連打。
 裕二郎がエルボーからボディに膝。さらにチョップからビッグブーツ。裕二郎はコーナーに振ろうとするが、耐えた棚橋にエルボーからコーナーに振って走り込む。だが棚橋はバックエルボーで迎撃し、ブーメランクロスボディで迎撃。棚橋はタイガーにタッチ。

 タイガーは投げようとするが、背後から金丸とSHOが殴りかかりロープに振る。だがタイガーは同士討ちさせようとするが、金丸がバックを取る。走り込んできたSHOをタイガーが足を伸ばしてカットし、背後の金丸も蹴りつけて逃れると、SHOに風車式バックブリーカー。
 金丸が背後から殴りかかり、ロープに飛ぶが田口が走り込みヒップアタック。SHOにもヒップアタックから、ロープにもたれかかる2人に往復ヒップアタック。
 さらにプランチャを投下し、タイガーもSHOにスライディングキックからロープに飛ぶ。しかし東郷が場外から足を掴んで引き倒し、そのまま場外乱闘へ。
 リングではSHOがタイガーの顔面を踏みつけながら金丸にタッチ。

 金丸は顔面を踏みつけ、引き起こすとスリーパー。さらに頭頂部にエルボーからEVILの足に顔面を叩き込みEVILにタッチ。

 EVILは顔面に膝を押し付け、マスクを剥ごうとするがレフェリーが注意。
 EVILはタッチロープでチョーク攻撃からフォールも2。
 EVILは裕二郎にタッチ。

 裕二郎はチョークでコーナーに押し込み、レフェリーが注意すると首投げからチョークしながらフォール。これはレフェリーが注意。裕二郎は成田にタッチ。

 成田はロープに振ってビッグブーツからフォールも2。
 成田はロープで顔面にサミング。ボディに膝蹴りからロープに飛んでビッグブーツ。フォールも2。
 成田はエルボーをガードしてエルボー。タイガーはミドルキックで返すが、成田もボディに膝からビッグブーツ。タイガーはキャッチしてエルボーを巻きこんでタイガードライバー。タイガーはボルチンにタッチ。

 ボルチンは投げようとするがHOTでカット。
 コーナーに振っていくが、ボルチンはSHOと金丸をまとめてショルダータックルでなぎ倒し、EVILと裕二郎にダブルラリアット。
 成田がサミングからロープに飛ぶが、ボルチンはショルダータックルで迎撃し、ロープに飛んでボディプレス。フォールも2。
 ボルチンはボルチンシェイクで投げ捨て、さらに担ぐが成田は着地してチョーク攻撃。力任せに逃れたボルチンがロープに飛ぶが、エプロンからEVILが蹴りつけると成田がボディに膝蹴りから喉元へのニードロップ。成田はEVILにタッチ。ボルチンは矢野にタッチ。

 矢野はサミングからコーナーを外す。EVILが金具がむき出しのコーナーに矢野を振るが、ギリギリで止まった矢野に走り込むと矢野が避けてEVILを金具がむき出しのコーナーに叩き込みスクールボーイも2。
 矢野はビッグブーツも、EVILはキャッチしレフェリーに矢野の足をもたせると急所へのソバット。
 コーナーに振ってHOTでトレイン攻撃から、東郷が急所へのダイビング空手チョップ。フォールもタイガーがカット。
 裕二郎がステッキ攻撃を狙うが、棚橋がビンタでカット。金丸が棚橋にウィスキーミストからEVILが矢野と棚橋を同士討ちさせてまとめて急所攻撃の634。
 EVILが矢野にEVILを叩き込んで3カウント。

<試合後コメント>
EVIL
「オイ、ファンタズモよ。アイツらのこと信用できんのか?あのクソみたいな棚橋のこと信用できんのかってことだよ。オメーがよぉ、頭抱えてんだったらよぉ、HOUSE OF TORTUREで拾ってやってもいいぞ。わかったか、よく覚えとけ」
※成田、裕二郎、SHO、金丸はノーコメント

棚橋弘至
「しっかりとケジメはつけさせてもらうから。俺は、怒ってるよ」
※矢野、ボルチン、タイガー、田口はノーコメント

第5試合

 先発は石森とDOUKI。リストの取り合いからDOUKIが投げ捨て、走り込んできた石森もアームホイップからショルダータックル。さらにロープに飛び乗りトペ・レベルサ。
 DOUKIはストンピングから引き起こすが、石森はサミング。DOUKIはコーナーに振って走り込むが、石森はエプロンに降りて逃れるとショルダーアタックからスワンダイブヒッププレスアタック。
 石森はTシャツでチョーク攻撃から顔面にフィストドロップを投下し、フロントネックで捕らえコナーズにタッチ。

 コナーズはブレーンバスターからエルボードロップ。フォールも2。
 コナーズはサミングからフェイスロック。DOUKIはロープに足を伸ばしブレイク。
 DOUKIはエルボー連打からロープに飛ぶが、コナーズはパワースラムで叩きつけコーナーに叩き込む。コナーズはモロニーにタッチ。

 モロニーはチョップを打ち込んでいき、そのままなぎ倒しフォールも2。
 モロニーは顔面を蹴りつけていき、ナックルから頭頂部にエルボー。さらにビンタも、DOUKIはエルボー連打。モロニーはロープに振って担ぐとドリラ・キラーを狙うが、着地したDOUKIが顔面に低空ドロップキックからタイチにタッチしようとする。コスチュームを掴んだモロニーにソバットからDDT。DOUKIはタイチにタッチ。

 タイチは細かく顔面を蹴りつけていき、ロープに振ろうとするが、耐えたモロニーにフックキック。コナーズが走り込んでビッグブーツからロープに振るが、タイチはビッグブーツを叩き込んで迎撃する。
 石森がしこを踏んでタイチとがっぷり四つになるが、タイチが上手投げで場外に投げ飛ばす。
 タイチのミドルキックをガードしたモロニーがチョップ。タイチはソバットもモロニーは延髄切り。タイチはアックスボンバーを狙うが、巻き込んだモロニーがブレーンバスター。すぐに立ち上がったタイチがアックスボンバー。
 タイチはTAKAに、モロニーは石森にタッチ。

 TAKAのビッグブーツを避けた石森がソバットからロープに飛ぶが、TAKAがカニバサミからジャストフェイスロック。これはコナーズがカット。
 コナーズと石森でロープに振るが、TAKAは変則ロープワークからコナーズにバイシクルキック。石森はガットショットからロープに振ろうとするが、TAKAが脇固めからジャストフェイスロック。これはコナーズがストンピングでカットしようとするが、その足をキャッチしたTAKAが引き倒してコナーズにジャストフェイスロック。石森がストンピング連打も、TAKAはスーパーK-2を石森に叩き込みランニングニーからジャストフェイスロック。切り返した石森がBone LockもDOUKIがカット。
 DOUKIが地獄突きからロープに飛んでラリアット。TAKAがスーパーキックから担ぐが、着地した石森がラ・ミスティカからBone Lockでギブアップを奪った。

<試合後コメント>
石森太二
「チャンピオン! 早く日程決めてくれよ。俺たちの舞台はどこなんだ?初防衛戦前の記念ベルトだと思って、大事に持っとけ。いずれ、そのベルトは俺の、(※自分の腹でベルトを巻く仕草をしながら)ここに来るんだ、ハハハハ!ということで! 神の恵み、そうグレイスだ」

クラーク・コナーズ&ドリラ・モロニー
コナーズ「聞こえただろ?ワンワンワンって。サイレンが鳴り響いてる。サイレンが……(※モロニーを見て)どうした?疲れたのか?何かあったか?」
モロニー「ゴホッ。ちょっとな。それが……お前ならUberの件はわかるよな?」
コナーズ「Uber」
モロニー「40時間の仕事のために飛んできたが、このクソな国が“危険”警戒宣言を発表して、1日到着が遅れたんだ。台風が差し迫っているからと言うが、それは間違ってるぞ。この国がこの週末警戒すべき唯一の危険は、俺たちとイシモリだ。この惑星で最強のジュニアヘビー級選手が連携して、最強の姿を見せるんだからな。それはドリル、キル、100%のお墨付きで凄いもんを見せる!」
コナーズ「ホーッ! 俺たちが戻ってきたんだ!」
モロニー「ワンワン!」
コナーズ「戻ってきた!」
モロニー「戻ってきた!」
コナーズ「クラーク・コナーズ、ドリラ・モロニー、俺たちはWAR DOGS、その言葉を聞け、なぜならTHAT IS MY DOGS FOR REAL!」
モロニー「ワン!」

DOUKI
「石森太二!誰がどう見ても、現ジュニアディビジョン最強の選手の1人だな。俺が藤田と試合した時、その後、なんて言ったか憶えてるか?『経験、キャリア、このプロレスにおいて、それらは本当に重い意味を持つ』。石森、俺はアンタよりもセンスある。そうだな?アンタの方がキャリアもある。いろんな経験もある。その上、若手みてぇな凄ぇコンディションを持ってるな。誰がどう見ても、アイツの方が強い。そう思うんじゃないか?でもな、(※肩にかけていたIWGPジュニアのベルトをパンと叩いて)俺は現ジュニアチャンピオンだ。今年、ヒロムを倒して、デスペラードを倒して、そしてこのベルトを堂々と持っているんだ。2つ、アンタよりも勝っている部分があるっていう、自信のある部分が2つあるんだ。まぁ今ここで言うつもりはない。最強のチャレンジャー、俺はいつでもやってやる。会社、早く組んでくれ」

タイチ
「石森、石森関、両国だからって相撲を…そうか、お前も相撲好きだもんな。両国だし、あれで負けるわけねぇ。それと“ドリラ・モロ出し”?石森関も“モロ出し”も、熱くさせてくれるんな。痛ぇよ。痛ぇし、ここに感触が戻ってきたよ。まぁボチボチこっからまたやり直して、自分の気持ちと体が整った時に、またいろいろ狙っていこうと思います。明日も一日一番で」
※TAKAはノーコメント

第6試合

 UEが奇襲し試合開始。リングではアキラがBUSHIにストンピング連打。コーナーに振っていくが、走り込んできたアキラをBUSHIがコルバタで投げ捨て内藤にタッチ。

 内藤はエルボー連発からロープに振ってマンハッタンドロップからネックブリーカードロップを狙うが、オーカーンがカットしアキラがドロップキックからオーカーンがフロントスープレックス。
 アキラはコーナーに叩きつけ、串刺しラリアットから串刺しバックエルボー。フォールも2。
 アキラはHENAREにタッチ。

 HENAREはローキック連打から首投げで倒しサッカーボールキック。さらにセントーンからフォールも2。
 HENAREはオーカーンにタッチ。

 オーカーンは背中にチョップからモンゴリアンチョップ連発。さらに地獄突きから玉座で捕らえる。そのままリバースパロ・スペシャルもレフェリーが注意しブレイク。
 オーカーンは飛行機投げからフォールも2。
 オーカーンはスリーパーで捕らえるが、内藤が逃れると延髄切り。避けたオーカーンがガットショットからロープに振ろうとするが、内藤が切り返してスイングDDT。
 内藤はヒロムにタッチ。オーカーンもアキラにタッチ。

 内藤はエプロンのHENAREを挑発するが、アキラはチョップからロープに振ろうとするも、ヒロムが逆に振るとハサミワザから串刺しラリアット。さらにロープに飛んで低空ドロップキック。
 ヒロムは投げようとするが、着地したアキラがバックを取る。逃れたヒロムにアキラが延髄切りからロープに飛ぶが、ヒロムがトラースキックからジョン・ウー。
 ヒロムはHENAREを挑発。HENAREはアキラの背中にタッチ。

 ヒロムはショルダータックル連発も、受けきったHENAREがロープに飛ぶ。ヒロムが追走バックエルボーからバックエルボー。さらにロープに飛ぶが、HENAREが追走してきたのを避けてヒロムが投げ捨てジャーマン。
 ヒロムはファルコンアローからフォールも2。
 ヒロムは担ぐが、着地したHENAREがロープに振る。ヒロムはハサミワザを狙うが、キャッチしたHENAREが力任せに投げようとする。これを着地したヒロムがロープに飛ぶが、HENAREはカウンターのバーサーカーボム。フォールも2。
 HENAREは串刺しニーも、避けたヒロムはトラースキックからロープに飛んでヒロムちゃんボンバー。ヒロムはBUSHIにタッチ。

 BUSHIはガットショットからロープに振って低空ドロップキック。
 リングにオーカーンが走り込んでロープに振ろうとするが、逆に振ったBUSHIは低空ドロップキック。さらに場外のHENAREにトペ・スイシーダ。
 リングに戻り、BUSHIがコーナに振って串刺しバックエルボーから投げようとするが、アキラがトラースキックで迎撃。内藤が走り込むもアキラが羽交い締めにしてオーカーンがモンゴリアンチョップを叩きこんで迎撃。アキラは場外のヒロムにプランチャを投下し、HENAREがBUSHIに走り込むがBUSHIは避けるとブラックマジックからロープに飛ぶ。だがHENAREはボディブローで迎撃し、スピンキックからネイティブニー。フォールも内藤がカット。
 HENAREがBUSHIをアルティマで捕らえギブアップを奪った。

<試合後コメント>
HENARE
「おい、ヒロム!俺に何言ってるんだ!?何言ってるんだ?(ベルトを口にくわえて)このベルト、美味しそうに見えるか?奪いに来るのか?俺がどれだけ耐えてきたか、聞いただろう?これが欲しいのか?そのためには、もういくつかミートパイを食べないといけないな。明後日、ニュージーランドに帰るから、ミートパイを買って帰ってくるさ。食べて、食べて、食べまくればいい。そしたらデカくなれるかもしれない。俺の体重は108kg。お前は力がある?俺はそうは思わない。他のロス・インゴベルナブレスのヤツらと同じだ!壊れたナイトー。平気な素振りをしながら、中身は壊れかけている。他のヤツらと同じだ。ヒロム、お前はたった一人、まだ小さな炎が残っているけれど、頭がイカれちまってる。イカれてる!お前にこの王座(NEVER無差別級)への挑戦権はない。俺はこの『G1』で過酷な対戦を闘い抜いてきた。デビッドからの容赦ない攻撃、後藤からのヘッドバット……それでも、俺はこの通り強く、大きく、生き残っている!毎日トレーニングも欠かしていない!解説席で休暇を楽しんでいるお前に同じことが言えるか? お前に挑戦に値しない!」

グレート-O-カーン
「(※報道陣に背を向けて、トランクスの後部に印刷されたスポンサーのロゴを見せ)今宵も、Fate/Grand Order、上田功二、上田健心、K.YUKO、HAKA、ジーストア、キュアメイドカフェ、COSPA、(※前を向いて)同盟に感謝する。(※持ってきたイスに座って腕組みし)この『G1』、3つも、この手に収めたことがある。一つ、確固たる己のファイトスタイル。一つ、プロレスを楽しむこと。そして、余がよく言う『報われるには報われるまで続けるしかない』。その『報われる時』、明確な答えだ。全会場で、帝国民でいっぱいにし、大オーカーンコールでいっぱいにすることが、余の目指す支配の形である。(※Tシャツとトランクスに入ったシンボルマークを見せ)このシンボルマークはなあ、耳にハテナをかけて作った。『聞こえない』という意味がある。まだまだ、オーカーンコール、聞こえねえな。世界中で、帝国民でいっぱいにする。支配する。(※イスから立ち上がり)そのために、獲りに行こうか。IWGP世界ヘビーを」
※アキラはノーコメント

高橋ヒロム
「改めて、やっぱり、俺はNEVERのベルトが欲しい。いや、訂正する。“HENAREが持ってるNEVERのベルト”が欲しくなった。俺さあ、大好きなんだよ。こういうバチバチとしたぶつかり合い。ジュニアとヘビー、いや、プロレスの醍醐味だろう。こんな小っこいヤツが、自分と体重が20kg近く違う選手とこれだけぶつかれるって、気持ちいいよ。一発一発が重たい。しんどい。でも、俺がプロレスに求めてるのは、これだ。いつも俺は、いろんなスタイルをやってるよ。いろんなスタイルが好きだ。ちょっと面白い闘いも、何でも俺は大好きだけど、一番好きだったのは、ファンの時、一番好きだったのは、こういう熱いぶつかり合い。俺が昔、ファン時代、金本(浩二)さんを好きだったように、バチバチとしたやり合い、一発で意識が飛びそうなぐらい重い打撃、たまんないな。興奮するよ。興奮してくるとさ、高橋ヒロムは止められないんだよ。大好きなんだよ。久しぶりだな。新日本プロレスに入って、金本さんとやった。そして去年、藤田“Jr”ハヤト選手とやった。そして、今までさんざんやり合ってきたドラゴン・リーとも、こういう興奮するぶつかり合いをやった。楽しみだよ。なあ、受けてくれるだろう?もちろん受けてくれるよな?ホントは今日、ガッツリと勝って、明日の両国でタイトルマッチと行きたかったけど、そうもいかないだろう。いいよ、絶対認めさせるよ。お前も俺とやりたいはずだ。熱い闘い」

内藤哲也
「先日、『この夏の借りを、年内に返したい』って東京スポーツで言ったけど、グレート-O-カーンもその一人なわけで。この『G1 CLIMAX』の優勝者の意向次第だけど、意向次第では、グレート-O-カーンとのタイトルマッチもありかな~……。グレート-O-カーン、ファイナルトーナメントで鷹木信悟に敗れた男だけどね。カブロン!」
※BUSHIはノーコメント

第7試合

 リング中央で睨み合い、エルボー合戦からフィンレーがエルボー連打。だが辻がコーナーで切り返しチョップとエルボー。フィンレーが切り返し、エルボーとヘッドバッド連打から串刺し攻撃を狙うが、辻はショルダータックルで迎撃。
 辻はエルボーもフィンレーがサミングからロープに飛ぶが、辻はキチンシンクで迎撃しフォールも1。

 辻はボディシザースもフィンレーはロープに足を伸ばしブレイク。
 フィンレーはボディブロー。辻もボディブローで返し、前のめりに倒れたフィンレーを引き起こして逆水平チョップ。ボディにショルダーアタック連発からガットショットを叩き込み、コーナーに振ろうとするが耐えたフィンレーにエルボー。
 辻は串刺し攻撃を狙うが、フィンレーがフラップジャックでコーナーに叩きつけ河津落とし。フォールも2。

 フィンレーはサミングからコーナーに叩きつけフォールも1。

 フィンレーは髪を掴んで引き起こし、バックブリーカーからフォールも2。

 フィンレーはキャメルクラッチで絞り上げる。辻はロープを掴みブレイク。

 フィンレーは背中にのっていき、これを離すと引き起こす。辻はエルボー連打もフィンレーがエルボーで返す。辻がロープに振って風車式バックブリーカーを叩き込むと、フィンレーは場外に逃れる。辻がトペを狙うが、フィンレーが場外から殴って迎撃し、鉄柵に辻の背中を叩き込んでいく。
 フィンレーは机を場外にセットし、辻をパワーボムで叩き込もうとするが、耐えた辻を鉄柵に叩き込んでからリングに投げ入れる。エプロンに登るが、辻がトラースキックで場外に落としトペ・スイシーダ。

 リングに戻り、フィンレーのラリアットを避けた辻がエルボー連打からロープに振る。フィンレーはコルバタから走り込むが、辻がショルダータックルから山折りで突き刺しフォールも2。

 辻は担ぐがフィンレーが丸め込むも2。

 フィンレーはスライディングエルボースマッシュから、引き起こして投げようとするが、切り返した辻がネックブリーカーからカーフストンプ。
 辻はコーナー上に乗せると、チョップから正面に登るがフィンレーがエプロンに突き飛ばす。辻は延髄切りでフィンレーをエプロンに落とし、後頭部にフットスタンプから前蹴り。さらにランニングフットスタンプも、避けたフィンレーが場外で担いで腰を鉄柱に叩きつける。

 リングに戻り、フィンレーがバックブリーカーからフォールも2。

 フィンレーは投げようとするが、辻が逆さ押さえ込みから膝。キャッチしたフィンレーがバックブリーカーからフォールも2。

 フィンレーは投げようとするが、着地した辻が投げようとするも、着地したフィンレーがロープに飛ぶが、辻はジャンピングニーで迎撃。フォールも2。

 辻はコーナー上にフィンレーを乗せ、正面に登ると雪崩式スパニッシュフライ。フォールも2。

 辻はブレーンバスターボムからフォールも2。

 辻はロープに飛んでカーフストンプからコーナーに登りマーロウ・クラッシュも、避けたフィンレーが走り込んできた辻を担いでコーナーに顔面を叩き込み、さらにカナディアンハンマーで叩きつけ両者ダウン。

 フィンレーは担ぐが辻が丸め込むも2。

 フィンレーはエルボー連発からパワーボムで場外に投げようとするが、辻がロープを掴んでこらえるとそのままもつれてエプロンへ。
 フィンレーが担ごうとするが、辻がリバース。辻は場外に降りてフィンレーを担ごうとするが、暴れるフィンレーを鉄柱に叩き込みトラースキック。辻は担ぐが、着地したフィンレーがテーブルへのパワーボム。両者ダウン。

 先にフィンレーが戻り、19で辻も戻る。
 フィンレーがINTO OBLIVIONからフォールも2。

 フィンレーはマウント掌底連打。レフェリーが引き剥がし、ゆっくりとロープを掴んで立ち上がった辻がラリアット。避けたフィンレーがパワーボムで叩きつけフォールも2。

 フィンレーはコーナーへのパワーボムからパワーボムで叩きつけてフォールも2。

 フィンレーはコーナーへのパワーボム連発から、再度パワーボムを狙うが辻がフランケンで丸め込むも2。

 辻がジーン・ブラスターからフォールも2。

 辻はカーフストンプからコーナーに登り、マーロウ・クラッシュからフォールも2。

 辻はジーンブラスターもフィンレーが丸め込むも2。

 フィンレーはオーバーキルを狙うが、足を掴んで耐えた辻にフィンレーがエルボー連打。さらにローリングエルボーも、辻がかんぬき状態で腕を掴み、ヘッドバッドからかんぬきスープレックス。さらにジーンブラスタを突き刺し3カウントを奪った。

<試合後コメント>
辻陽太
「(※両肩をヤングライオンに抱えられてやって来て)何度も言うように、俺は新日本プロレスのトップを走る1人のメインイベンターだ。でもな、それと同時に、これは新日本プロレスの新しい時代の2ページ目だ。史上初の春夏連覇まであと1つ! 相手が鷹木さんでも、ザックでも関係ねぇ。俺の残りの体力、出せる力の全てを明日、この両国で出し切るだけだ」

デビッドフィンレー
「(※コメントスペースにやって来ると腰を下ろして)なんだ?全くのクソだな!!俺の年になるはずだった。俺の年だったんだ。(※仰向けに倒れて)……なんてことだ。一晩にしてモクスリーとオスプレイを破り、ドッグパウンドスチールケージマッチで64分生き残り、(※IWGP GLOBALヘビー級のベルトを掲げて)これを2度獲った!2度だぞ!王座を防衛し、誰よりも長く保持し、今回もブロックを勝ち抜いたというのに!なぜこんなことに?驚きだな。クソな……ツジに負けるなんて。お前は未来にしては弱い。ツジ、これで終わりではない。未来のお前は、病院のベッド行きになることが決まっているんだ!お前の未来は、麻痺状態だ。お前の未来はどん底の人生。わかるか?これで終わりではないぞ。お前はマークされている。そうなればどんな目に遭うか、わかっているだろう」

第8試合

 じっくりと距離を見合い、バックの取り合いからリストの取り合い。一度距離を取り、ザックがヘッドロックから腕を取りフロントネックへ。鷹木が巻き投げてザックのビッグブーツをキャッチし、ラリアットを放つがザックが避けてヘッドバッドからヘッドロックで捕らえロープに飛ぶとオクトパスホールド。鷹木が巻き投げてバックエルボーからナックル。さらにチョップを狙うが、ザックがキャッチし腕へのオーバーヘッドキック。避けた鷹木がセントーンも、避けたザックが巻き投げるが、鷹木は下から蹴りつけスライディングラリアット。避けたザックがサッカーボールキックも、鷹木も避けて距離を取る。

 手4つから鷹木が潰そうとするが、ザックが切り返すと巻き投げて腕へのストンピング。
 鷹木の腕をとって指折りからキムラロック。そんまま肘へのストンピングを落とし、苦しむ鷹木にエルボー連打からエルボースマッシュ連発。さらにショルダーアームブリーカー連発からスリーパー。鷹木が突き飛ばして逃れると逆さ押さえ込みから指を踏みつけてそのままネックツイスト。
 鷹木はチンロックから鷹木式ネックスクリュー。場外に転がったザックを鉄柵に叩きつけ、フェイスロックからストンピング。さらにエプロンへのフェイスバスターで叩きつけリングに戻る。

 鷹木はニードロップから投げようとするが、耐えたザックにフロントネック。ザックがロープに足を伸ばしブレイク。

 ザックは膝立ちでチョップも、鷹木は掌底。コーナーに振って串刺しラリアットを叩き込み、引き起こしてボディスラムからエルボードロップ連発。さらに後頭部へのニードロップを投下する。
 鷹木は投げようとするが、ザックが耐えると後頭部にショートレンジラリアットから投げようとする。だが丸め込んだザックがネックツイストから低空ドロップキック。両者ダウン。

 ザックはエルボースマッシュ連発。鷹木がロープに振るがザックがジャンピングエルボースマッシュ。
 ザックは串刺しエルボースマッシュからハーフハッチスープレックスホールドも2。

 鷹木はナックル連打もザックが脇固めで捕らえようとするが、切り返した鷹木がDDT。
 鷹木はブレーンバスターからフォールも2。

 鷹木は投げ捨てジャーマンからロープに振って追走ニー。さらにミドルっキック連打からロープに振っていくが、ザックが丸め込み、足を取って膝をリングに叩き込む。
 ザックは足へのサッカーボールキック連発から足へのニードロップ。
 ザックは膝の上に乗ってニークラッシャー。のたうつ鷹木を立たせたザックがアンクルホールドも鷹木はロープを掴みブレイク。

 ザックはローキック連打。鷹木はバックエルボーからショートレンジラリアットも、キャッチしたザックが腕へのオーバーヘッドキック。
 鷹木はローリングエルボーもザックはローキックで返し、エルボースマッシュからサッカーボールキック。だがすぐに立ち上がった鷹木がパンピングボンバーでなぎ倒す。両者ダウン。

 鷹木はザックをコーナー上に乗せ、雪崩式ブレーンバスターから鷹木式ネックスクリュー。
 鷹木は投げようとするが、ザックがバックをとると、足を刈って倒しジャパニーズ・レッグロール・クラッチで捕らえようとするが、鷹木は胴締めスリーパー。ザックはロープに足を伸ばしブレイク。

 鷹木はMADE IN JAPANで突き刺し、再度担ごうとするが耐えたザックにショートレンジラリアット。再度担ごうとするが、着地したザックがエルボースマッシュ。ロープに飛ぶが、鷹木は追走するもザックが避けるとロープに飛ぶ。これを鷹木がパンピングボンバー固めもお互い切り返しあうが2。

 ザックはビッグブーツからザックドライバー。両者ダウン。

 ザックはサッカーボールキック連発。キャッチした鷹木がドラゴンスクリューを狙うが、足を抜いたザックがサッカーボールキック。フォールも2。

 ザックは担ぐが鷹木がグラウンドコブラに引き込みフォールも2。

 ザックはヒールホールドで捕らえるが、鷹木はロープを掴みブレイク。

 ザックは引き起こすと、鷹木はチョップとナックルを交互に打ち込みチョップからショートレンジラリアット。これをザックが脇固めで捕らえ、腕へのフットスタンプ。ぐったりと倒れる鷹木にザックが近づくが、鷹木が担いで熨斗紙を狙う。ザックはヘッドロックからオクトパスホールドへ。鷹木は力任せに担いでデスバレーボムからロープに飛んでパンピングボンバー。両者ダウン。

 鷹木は担ぐが、ザックはスリーパー。裏熨斗紙で返した鷹木にザックが三角絞め。鷹木は力任せに担いでラスト・オブ・ザ・ドラゴン。フォールも2。

 鷹木はショートレンジラリアット連発。さらにラリアットも受けきったザックに左右のエルボー連打。ザックも左右の掌底連打。鷹木がナックルもザックはハイキックを叩きこみ、低空ドロップキックからラリアットの相打ち。鷹木のラリアットをハイキックで迎撃したザックがローリングラリアット。フォールも1。

 ザックはセイバードライバーからフォールも2。
 ザックは膝十字固め。これで鷹木がギブアップした。

 リングに辻が登場し、ザックが握手を求めると辻もその手を握った。

ザック「両国の皆さん、また明日ね」

<試合後コメント>
ザック・セイバーJr.
「20年待った甲斐があった。タカギ、今年はお前の20周年だけど俺の20周年でもある。(日本語で)タカギサン、アナタハ、イチバンツヨイネ。2009年に初めてドイツで対戦した時からそれは知っていた。40代かもしれないが、シンゴ・タカギほどの頑固さ、グリップ、チカラ……そして”奇抜な髪型”をした男はいない。前にも言ったが、俺がタカギに勝つことができたら、もう俺を止められるヤツは誰もいない。令和三銃士……一体何人いたか分からないが、次世代のヤツらは自分たちのことばかり考えすぎていた。ゲイブ……追いかけるのはショータじゃないぞ、ツジ……追いかけるのはユーヤでもないぞ。皆、俺を追いかけるんだ。『G1 CLIMAX34』覇者、そして次期IWGP世界ヘビー級王者だ。この会社の中で世代交代が行われることは確かだ。そしてその先頭にはザック・セイバー Jr.が立ち、辛抱強く他のヤツらを待っている。ツジ、お前はデビッド・フィンレーに勝ち、その他多くの勝利を獲った。二日連続の試合、出来るか?俺は『G1』決勝に行った経験はないが、これまで”奇抜な髪型の男”よりも多くのトーナメントを制覇してきた。俺はトーナメント・レスラーだ。そしてリストの最後にあるのが、プロレス界で最高峰にあるトーナメント『G1 CLIMAX』だ。誰も俺を止められない。トロフィーを用意してしっかり磨いておけ。でもキスはするなよ。覇者となったあかつきに、この俺がでっかいキスをするからな。これまで皆、新日本に誰が足りないかを話し続けてきた。でもそれは、ここにいる一人の男のことを忘れてきたという、大きな過ちだった。2024年は辰年じゃない。2024年はセイバーの年だ。以上だ」

※鷹木はノーコメント

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