11年越しの戴冠か、6年越しの悲願成就か。初代スーパーフライ級王座を争う翔月なつみと松井珠紗が熱い気持ちを吐露!

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 12日、マリーゴールドが7月13日に両国国技館で開催する『MARIGOLD Summer Destiny 2024』についての記者会見を実施。初代スーパーフライ級王座を争う翔月なつみと松井珠紗が調印式に出席した。

 マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となって5月20日に旗揚げされた新団体。
 スターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣、ビクトリア弓月の5選手に加え、元全日本女子プロレスで元スターダムの高橋奈七永、元アイスリボンで“偽中野たむ”としてプチブレイクした石川奈青が所属に。
 さらに、アクトレスガールズの風香プロデューサーが青野未来、翔月なつみ、松井珠紗、CHIAKI、天麗皇希、後藤智香と一線級の6選手を引き連れて入団したことで女子プロレス界は大騒ぎに。
 後楽園ホールで行われた旗揚げ戦では立見席も売り出される中で1539名(超満員札止め)の観衆が詰めかけ、異様な熱気に包まれる中で大会は大成功。その直後から地方巡業も精力的に行っており、旗揚げから2ヶ月弱で両国国技館にたどり着いた。

 今大会の目玉の1つは、軽量級シングル王座であるマリーゴールド・スーパーフライ級王座の初代王者決定戦。トーナメントを勝ち上がった翔月なつみと松井珠紗が王座を争うこととなった。
 アクトレス出身である松井と翔月は元々互いにライバル意識を持っていたが、目標も同じスーパーフライ級王座ということでその意識はさらに過熱。実質的には松井の方がキャリアが長いものの翔月はアクトレスの至宝たるAWGシングル王座の戴冠歴があり、元スターダムでもある翔月の方が“格上”とされている。

 この日の会見に出席した松井は「私は18歳でプロレスデビューをして、今24歳。約6年間欠場なく、休むことなく、ずっとリングにただひたすらに向き合ってきました。それまで何度もタイトル挑戦っていうチャンスはあったんですけども、私は未だに1度もベルトを戴冠することが出来ず今に至ります。何度も何度も手が届かなくて、あと1歩が本当に遠くて。すごく悔しい思いをしてきました。私を応援してくださってるファンの皆様にも本当に悔しい思いをたくさん今までさせてきてしまったと思います。でも、これまでも私を応援してくださって、これからも私を応援してくださる皆様の期待に私は必ず応えたい。皆さんの希望であり続けたいと私はそう思っています。ですので、明日、両国国技館っていう最高の舞台で私は皆さんの希望の星となります」とブランクのある翔月を挑発するかのような言葉も交えつつ、目に涙を浮かべながら熱い気持ちを叫ぶ。

 対する翔月はほほ笑みを浮かべながら「このベルト、カッコいいですねえ」と雑談から入る心の余裕を見せつつ「待ってました、私は。11年前、タッグのベルトを獲ることが出来て、そしてまた両国国技館でこうやって、今度はシングルのベルトをかけて闘うことが出来ること、本当に楽しみにしていました。長年待ってくださった私のファンの皆さんも本当にありがとうございます。私はここで初代スーパーフライ級のチャンピオンになって、また新しい翔月なつみを開拓していこうと思っています」と静かに闘志を燃やした。

『MARIGOLD SUMMER DESTINY 2024』
日程:2024年7月13日(土)
開始:14:30
会場:東京都・両国国技館

▼初代スーパーフライ級選手権王者決定戦 30分1本勝負
翔月なつみ
vs
松井珠紗
※勝者が初代スーパーフライ級王者となる。

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