マリーゴールド旗揚げ2戦は札止めの大入りも…ロッシー小川は「284人しか入れられないんじゃ新木場でやる意味ない」と王者の余裕
26日、東京都・新木場1stRINGにて『Marigold Grand Opening Wars 2024』が開催された。
マリーゴールドはロッシー小川が代表取締役となって創設された新団体。
スターダムを退団したジュリア、林下詩美、MIRAI、桜井麻衣(元:桜井まい)、ビクトリア弓月(元:弓月)の5選手に加え、元全日本女子プロレスで元スターダムの高橋奈七永、元アイスリボンでスターダム『NEW BLOOD』で偽中野たむとしてプチブレイクした石川奈青が所属となることに。
さらに、アクトレスガールズの風香プロデューサーが青野未来、澄川菜摘(翔月なつみ)、松井珠紗、CHIAKI、皇希(天麗皇希)、後藤智香と一線級の6選手を引き連れて入団したことで女子プロレス界は大騒ぎに。
加えて、元スターダム練習生の南小桃、元アイスリボンの南ゆうき、南とアイドルユニットを結成している咲村良子、咲村と同事務所の橘渚というグラドル3人が練習生として所属。さらに旗揚げ戦には“元祖グラレスラー”愛川ゆず季の来場も発表されるなどマリーゴールドは旗揚げ前から強大な勢力を持つ団体としてプロレス界の台風の目となっていた。
今月20日に後楽園ホールで行われた旗揚げ戦では、立見席も売り出される中で1539名(超満員札止め)の観衆が詰めかけ、異様な熱気に包まれる中で大会は大成功に終わった。
この旗揚げ戦後にジュリアの右橈骨遠位端骨折が発覚して欠場に。今回の旗揚げ第2戦も開催直前に高橋奈七永の新型コロナ感染により欠場するなど逆風もあった。そんな中でも、新木場1stRINGでは稀に見る席数が用意され、今回は284人(札止め)をマークした。
しかし、大会を終えたロッシー小川は「新木場はねえ、昔ほどお客さん入れられないみたいで。『ここでやる意味あんのかな?』って思って(笑)昔は400人とか450人とか平気で入れてたんで、そのくらいの頭でいたんですけど、今は動員規制があるんで。350人くらいは入れてもらわないと、ちょっとやる意味ないですね。当初の目論見とちょっと違うなと。もっと動員いいのかなと思ってたんで。逆に言ったらそこまでこの会場に入る団体無いのかなと。だからそういう人数で“満員”にしちゃってるんじゃないかなって。年内はあと5~6回借りてるんで、そこまでは頑張りますよ」と苦笑。
新木場1stRINGを満員にすることに苦戦する団体も多い中で王者の風格を感じさせた。