「テンコジは生きている!」NOAHに天山広吉&小島聡がサプライズ登場もGHCタッグ王座戴冠ならず!
- 2024-5-4
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- プロレスリングNOAH
4日、東京都・両国国技館にて『WRESTLE UNIVERSE PPV LIVE WRESTLE MAGIC 2024』が開催。“テンコジ”こと天山広吉&小島聡がGHCタッグ王座に挑戦した。
NOSAWA論外が手掛けるNOAHの大会シリーズ『MONDAY MAGIC』では、広く挑戦者を募るオープンチャレンジ方式でGHC王座戦が行われてきた。
今回のWRESTLE MAGICでも、GHCタッグ王座をかけてオープンチャレンジが実施。現王者のジャック・モリス&アンソニー・グリーンに対して何者かが挑戦することになっていた。
セミファイナルが始まると突如天山広吉の入場曲が鳴り響き、場内は驚きの大歓声に包まれる。今回チャレンジするのはまさかの天山広吉&小島聡のテンコジタッグであることが判明した。
試合が始まると、NOAHファンが「シューッシューッ」と声援を上げる中で天山がアンソニーにモンゴリアンチョップを連打。さらに小島が「俺もやるーっ!」とモンゴリアンチョップを見舞うと場内は大歓声に包まれる。
小島はモリスとのパワー勝負に圧勝するも、アンソニーのラフファイトに苦戦。調子を取り戻したモリスも加わって小島が集中砲火を浴びて行く。しかし、テンコジは粘りに粘って逆転。天山のアナコンダ・バイス&小島のコジMAXホールドの競演から小島のマシンガンチョップ&いっちゃうぞエルボーの連撃。さらに久々のテンコジカッターまで炸裂する。
小島がエルボーパッドを脱ぎ捨ててラリアットを発射するも、モリスがカウンターのジャンピングニーを顔面にクリーンヒットさせた後にタイガー・ドライバー。さらにシューティングスター・プレスを見舞って3カウント。8度目の防衛に成功した。
バックステージに戻った天山は「新日本じゃなくてNOAHのリングに、コジとサプライズで。何年ぶりやろ。2人で組むのも滅多にないから。一発勝負。テンコジで一発で獲れるかと思ったけど、強いねあの外人。あのベルト欲しかったよね。またやろう!俺はいつでもスタンバイできてるから!」と小島とガッチリ握手。
その後、小島は「今!2024年の5月に!テンコジが揃ってこの両国のリングに立っている!それが何を意味するのか?!それを色んな人に知ってもらいたい。『いつまでやってるの?』って言われてもいい!それがとても大事な意味を持っている!『まだやっている!』。それが俺と天山にとって大事なことなんだ!テンコジが生きている!リングに上って俺達がタイツ一丁で闘っている!それが今、俺と天山が生きている全てのことです!ありがとうございましたッ!」と小島らしいとにかく熱い気持ちは伝わるコメントを残した。
一方、モリスは「日本の伝説的なタッグチームであるテンコジと試合をすることが出来て本当に光栄に思う。2人に対して感謝の気持ちしか無い」と防衛の喜びではなく真っ先にテンコジへのリスペクトの気持ちを語り、2人で世界最強のタッグとなるべく気炎を上げた。