「お前はザ・ロックを信用できるのか?」レッスルマニア決戦を前にコーディ・ローデスとローマン・レインズが心理戦!

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 日本時間23日、ABEMAにて『WWE SMACKDOWN』が放送。コーディ・ローデスとローマン・レインズがリング上で心理戦を展開した。

 現在のWWEは、ザ・ロックの復帰によって大きく揺れている。
 ロイヤルランブルを制したコーディ・ローデスは、ロックにローマン・レインズの持つユニバーサル王座への挑戦権を譲渡。この展開に対して世界中のファンがブチ切れると、絶大な支持を得たコーディは譲渡を撤回して改めてレインズへの挑戦を主張。これをトリプルHも認めたため、この“ロック騒動”は収束したかに思われた。
 しかし、世界中のファンを敵に回したロックは“悪のオーナー”を感じさせる大ヒールへ転身。“血の絆”を以てレインズ率いる【ザ・ブラッドライン】に加入し、WWEをアノアイ一族で占領しようとしている。

 その後のWWEでは、ザ・ロック&ローマン・レインズとコーディ・ローデス&セス・ロリンズの抗争劇が激化。
 レッスルマニア1日目にはこの4人でのタッグマッチが行われ、この試合でコーディ&ロリンズが勝った場合はレッスルマニア2日目の王座戦にブラッドラインが一切介入しないことを約束。逆に、ロック&レインズが勝った場合は王座戦がなんでもアリの“ブラッドラインルール”で行われることになった。

 ロックは過激にコーディを煽っていき「貴様は“過ち”で生まれた」と、父であるダスティ・ローデスの避妊失敗によって誕生したかのように吹聴。日本時間16日の放送では、ロックがたっぷりと尺を取ってコーディの生まれを侮辱する歌を歌っていた。
 日本時間19日放送のRAWでコーディが怒りを顕わにすると、ブラッドラインの特別顧問を務めているポール・ヘイマンが慇懃無礼な口上を述べながらリングサイドに登場。コーディとレインズの1vs1での対話を約束した。

 この日のエンディングでコーディと対面したレインズは、「お前はバカだ。お前はこの仕事には向いてない。トップに立つ男にも、WWEの顔にもふさわしくない。俺のかつての弟分であるセス・ロリンズと共闘し始めたが、アイツは『お前の“シールド”になる』って言ってたな。だが、シールドで奴は俺を裏切った。奴はお前を裏切るだろう。だから俺はお前をバカだと言った」と心理戦を仕掛けて揺さぶっていく。

 これを受けたコーディは、「確かにシールドは無敵だったが、最初にシールドを破ったのはどのチームだったか覚えてるか?ヒントをやろう。そいつの名は“ローデス”だ。俺もここを離れている間に派閥や裏切りに関しては慣れた。お前の言ってることは正しいかもしれんが、1つ確かなのは奴は俺よりもお前のほうが嫌いってことだ」とニヤリ。
 そして「お前はザ・ロックを信用できるのか?教えてくれよ。誰がブラッドラインのトップなんだ?“一族の長”か?“ラスボス”か?」と問いかけると、レインズは露骨に狼狽。

 レインズが「お前は史上最高ナンバーツーだ。だが、ナンバーツー止まりだ。俺が永遠にナンバーワンだからな」と挑発すると、コーディは「俺が史上最高のナンバーツー?レッスルマニアでお前を倒して王座を奪うことに関しては、俺がナンバーワンだ。レッスルマニアではいい勝負を」と切り返して握手を求める。

 レインズは握手を拒否してリングを去り、ブラッドラインの仲間たちと合流。コーディの横にはセス・ロリンズ、ジェイ・ウーソが並び立ち、全面抗争を予感させた。

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