「私はぽっちゃり女子じゃない!」と否定する美女プロレスラーに元力士レスラーが「楽になっちまえよ」とコレステロールの誘惑
- 2024-3-7
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7日、ベストボディ・ジャパンスタジオにて3月27日に新宿FACEで開催される『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~Shinjuku Spring 2024~』についての記者会見が行われた。
ベストボディ・ジャパンプロレスリング(BBJ)とは、『トレーニングの文化、身体づくりの文化をもっと日本中に広めたい』という思いから発足し、47都道府県全てで開催するまでに成長した『ベストボディ・ジャパンコンテスト』を起点とし、元DDTプロレスの谷口智一ベストボディ・ジャパン協会代表が「プロレス界でも健康美や肉体美を活かして活躍する選手がベストボディ・ジャパンから出てきてもいいんじゃないか」という想いを持って2018年8月に旗揚げしたプロレス団体。
日々ボディメイクに取り組む人材を積極的にプロレス界に勧誘し、2020年には当時58歳の生え抜き選手である吉田和彦(現:ラグジュアリー吉田)が誕生。60代になっても最前線で闘い続けるゴージャス松野とタッグ王座を戴冠するなど幅広い選手層がリング上で活躍している。
また、BBJでは2023年からプロレス界屈指の仕掛け人でもある大鷲透をスーパーアドバイザーとして迎え、エポックメイキングな試みを数多く展開。
現在プロレス界とは距離を置いているアクトレスガールズとも全日本プロレスに先駆けて2023年7月から業務提携。BBJ女子エースの山中絵里奈がアクトレスとのダブル所属となった他、同年10月には両国国技館での『ベストボディ・ジャパン2023日本大会』にアクトレスガールズの面々が出場するなど多方面での協業を展開。他のプロレス団体の後追いをすること無く独自路線を貫いている。
今大会では、【BBJ正規軍】谷口智一&竹林早苗&榎本高志&大竹仁美vs【ベストぽっちゃりジャパン】大鷲透&伊橋剛太&真琴&まなせゆうなの6人タッグマッチが対抗戦形式で行われることが発表。
“ベストボディ”へのアンチテーゼとして生まれたベストぽっちゃりジャパンは、コレステロールの誘惑に負けてしまった選手たちが続々加入。正規軍の人数を上回らんばかりの勢力拡大を見せている。
ベストボディ・ジャパン公認講師を務めている大竹は、「ベストボディ・ジャパンってどういう大会だか皆さんご存知ですか?健康美!引き締まった身体なんです!ぽっちゃり軍団って、ベストボディ・ジャパンのプロレスにありえないことなんです!」とBBJのリングにそぐわないぽっちゃりたちが跋扈している現状を批判。
最近お腹がぽっちゃりして来ている谷口&榎本は、大竹と目を合わせることも出来ず気まずそうに苦笑い。
この様子を見た大鷲スーパーアドバイザーは深いため息をつくと、「今のを見てて分かりますか、皆さん。ぽっちゃりがぽっちゃりと言えない世の中になって来ているんですよ!私はこの世の中を変えていきたい!」と『ぽっちゃり軍強化月間』なる新マニフェストをぶち上げ。ぽっちゃり軍の新メンバーにまなせゆうな&真琴を引き入れたことを宣言した。
そして、大鷲は「まなせゆうな選手は言わずとしれたぽっちゃりですよ!でも、真琴選手にオファーしたところ『私はそんなにぽっちゃりしてないんじゃないですか?』『私はぽっちゃりの資格があるのかな?』と。ほら!ここにもいるんですよ、自分をぽっちゃりだと認められない人が!もっと自信を持って、『私はぽっちゃりだ!』って胸を張って言えるような世の中にどんどん変えていきたいですよ。楽になっちまえよ!」とぽっちゃりを否定している真琴に対して熱いエールを贈った。
真琴がぽっちゃり女子なのかどうかは各自の判断に委ねられるところだが、真琴はアイスリボンで星ハム子とのタッグ【むこまこ】でリボンタッグ王座を戴冠する活躍を見せていた。
かつてはぽっちゃり女子の象徴的存在として暴れ回っていたハム子。そのファイトを一番近くで見ていた真琴にはぽっちゃりとしての闘い方が自然と身についているはずだ。
真琴は『私はぽっちゃりだ!』と胸を張って言うことが出来るのか。それとも、ぽっちゃりであることをしっかりと否定出来るのか。人生の岐路に立った1人の女子レスラーの心の闘いの行方を見届けたい。
『ベストボディ・ジャパンプロレスリング~Shinjuku Spring 2024~』
日程:2024年3月27日(水)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE
▼ベストボディ軍 vs ベストぽっちゃり軍
谷口智一/竹林早苗/榎本高志/大竹仁美
vs
[ベストぽっちゃりジャパン]大鷲透(フリー)/伊橋剛太(DDT)/真琴(フリー)/まなせゆうな(ガン☆プロ)