「俺が負けるっつってた奴バーカ!バーカ!」8秒KO勝利で”天才喧嘩坊や”井原良太郎がブレイキングダウン初代王者へ!
- 2024-2-19
- ニュース
- BreakingDown
18日、東京・プリズムホールにて『拳極 presents BREAKING DOWN11』が開催。ABEMA PPVにて放送された第29試合メインイベントでは、BreakingDownバンタム級トーナメント決勝戦として【硬派な空手一本道】ダンチメン・あつきvs【路上に花咲く天才喧嘩坊や】井原良太郎が行われた。
喧嘩自慢最強決定戦の足立区代表からトーナメントに参加した井原は、冨澤大智との戦いを希望していた【信州の喧嘩猿】かずきんぐを10秒でKOし準決勝進出。本来は冨澤と戦うはずだったが、昨年末のRIZINに参戦した冨澤が怪我をして欠場に。急遽参戦した【フルコンタクト空手世界王者】西島恭平からダウンを奪い判定勝利で決勝に進出した。
あつきは【BREAKING REALIST】としぞうを準々決勝で倒し、準決勝では【少林寺拳法の貴公子】山川そうきから判定勝利。冨澤大智にリベンジするために戦ってきたと宣言していたが、冨澤が欠場となったため「今回いないってことで『あら?』って思ったんですけど、あの人と闘うためにベルトが必要最低条件なんだなと思ったので圧倒的に勝ちます。しっかり療養して準備しておいてください」と冨澤にメッセージを贈っていた。
試合が始まるとお互いミドルの相打ちからあつきがフックからミドルも、井原が左右のフックを叩き込みダウンを奪う。
あつきは立ち上がってファイティングポーズを取るが、ふらついているためレフェリーが試合を止めた。
わずか8秒でKOし初代バンタム級王者となった井原は「ハ~イみなさんどうでした~!?俺が負けるっつってた奴バーカ!バーカ!俺が勝つんだよ俺がチャンピオンだよ!冨澤!テメーいんのか冨澤!おいここにいるか!?いなさそうですね。多分もうビビって隠れて出てこれないんで、次でまあ怪我治ってからでいいんで、冨澤、冨澤いるのか?(冨澤がリングへ)きたか!見たかこのやろうお前!おい、だから勝つって言っただろテメー。なぁ準備しとけぶっとばされる準備!わかったか!?」と挑発。
鬱陶しそうにマイクを持った冨澤は「冨澤大智です。井原くんおめでとう。良かったね勝てて。まあでもあれですかね?これでちょっとは、勝負論出たんですかね?あつき君に勝ったんで。これだけ言いたいんですけど、俺が井原ぶっ飛ばして、また弱いものいじめしてとかってやめてください。以上です」と、怪我で欠場中にもかかわらずスカした発言をする。
だが井原は王者として余裕を見せながら「バカかKOだダンチメンを!バーカ!バーカ!もういい降ろせ降ろせ。これからもね、俺が引っ張ってくんで皆ついてきてください!あざっした!」と叫び、ブレイキングダウンのニュースターとして歓声を一身に浴びた。