「俺の方がお前よりも“CMパンク”だってことだ」コーディ・ローデスがロイヤルランブルで闘うCMパンクへ痛烈皮肉!

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 日本時間23日、ABEMAにて『WWE RAW』が放送。日本時間28日の『ロイヤルランブル』に出場するコーディ・ローデスとCMパンクが舌戦を展開した。

 CMパンクは、それぞれ別の道に進みつつWWEのリングでコーディと再会したことの感傷に浸る。
 そして「お前の父親の話がしたいな。誰にも言ったことがないからお前が知っているかは分からないが、2007年にお前の父親が俺に電話をかけてきて『一番下の息子のコーディをオハイオの養成所(OVW)に入れてプロレスラーの道を歩ませる』と言った。そして俺に『面倒を見てやってくれ』と頼んだんだ。ニューオリンズのみんななら分かるだろう?“アメリカン・ドリーム”に頼まれたら『Yes』と言うしか無いんだ。難しい仕事じゃなかった。お前がひよっ子から世界王者候補のスーパースターに成長する様を俺は見てきた。俺が言うと恩着せがましく聞こえるだろうが、誇らしく思うよ。お前の父親の話をしたのは、今週末にお前の父親との約束を破ってしまうと感じたからだ。ロイヤルランブルのゴングが鳴ったら俺はもうお前の世話役じゃない。俺は俺のやるべきことをやるだけだ。CMパンクがロイヤルランブルで優勝して、レッスルマニアのメインイベントに行く」と、コーディの父であるダスティ・ローデスとの思い出を振り返った。

 これを受けたコーディは「俺と話すときに“あの人”を思い浮かべるのはお前だけじゃない。今まで一緒に仕事をしてきたレジェンドの誰もが“アメリカン・ドリーム”ダスティ・ローデスを思い浮かべてしまう。それは大きな重荷ではあるが、WWEを一度去ってからは俺の力で全てを成し遂げてきた。去ったのは親の威光を乗り越えるためだ。俺の姓にのしかかってくるプレッシャーを跳ね除けて“俺”自身になるためだ。当時の俺はプロの経験はゼロ。完全な縁故採用だった。実績あるCMパンクは俺を粗末に扱うことも出来たが、そうはしなかった。ちゃんと同業者として接してくれた。その後、俺たちは友情を築いた。だが、それが複雑な心境にさせる」と、CMパンクと闘う苦悩を正直に吐露。

 これを受けたCMパンクは「他のやつはお前の後ろの“ダスティ”の影を見ていたが、俺は“コーディ”を見ていた。俺は別に縁故採用だとは思わなかった。父親の影から抜け出すのがどれだけ大変なのかを感じた。そしておめでとう。お前はそれを見事に成し遂げた」と称えつつ、「俺の父親は普通の労働者階級の電気技師だった。その息子でありながら道で声をかけられる世界ヘビー級チャンピオンだ。皮肉だよな。俺はお前より“アメリカン・ドリーム”を成し遂げてるぜ」と痛烈な皮肉。コーディが言葉に詰まり、場内は大歓声でCMパンクを支持。

 話題を変えたコーディはCMパンクのかつての“爆弾発言”について触れ、「お前はあの後バトンも何も渡さずに去った。誰がバトンを引き継いだのかも興味はないだろう。俺だ。俺はお前が言ったことを全てやり遂げた。お前は口だけだが、俺は行動した。一番の皮肉は、俺の方がお前よりも“CMパンク”だってことだ」と強烈なカウンター。今度はCMパンクが言葉に詰まり、大コーディコールが巻き起こる。

 パーカーを脱いだCMパンクは「それじゃあ俺が“CMパンクのレッスルマニアへの道のり”を教えてやる。お前が自分の物語のゴールに辿り着く前に、俺がお前から全てを奪い取る」と詰め寄っていく。
 コーディは不敵な笑みを浮かべながら「ほら、また俺の面倒を見てくれる。俺の父親はいつも俺の親友でもあったジョン・ウェインのフレーズを言っていた。『勇気とは死ぬほどに怖いことだがとにかく前進することだ』。俺は前進するしか無いんだ。道の先はロイヤルランブル優勝だ。邪魔するなら叩き潰すまでだ」と語り、額を突き合わせて視殺戦を展開した。

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