中邑がAJスタイルズのWWE王座に3度目の挑戦もダブル急所蹴りでカウントアウト!
米国現地時間5月6日にニュージャージー州ニューアークで「バックラッシュ」が開催された。
▼中邑対AJスタイルズ、ダブル急所蹴りでカウントアウト
PPV「バックラッシュ」で行われた3度目の対戦となる因縁の中邑真輔とAJスタイルズのWWE王座戦は、ノーDQ(反則裁定なし)形式で実施され、2人同時の急所蹴りで再び不完全決着となった。険悪な空気の中で試合が始まると、中邑は持ち込んだパイプ椅子にAJスタイルズをリバースパワースラムで叩き付け、続けてキンシャサを狙った。
しかし、AJスタイルズはこの椅子を中邑に投げつけて回避するも、椅子が自身の顔面にもヒットして流血。それでもカーフ・クラッシャー、ペレキックと勢いづくAJスタイルズに対して、中邑が急所打ちを敢行すると、これにAJスタイルズも急所打ちで応酬。両者ダメージを負いながら打ち合いの展開を見せると、最後は2人同時の急所蹴りでダブルノックダウン。レフェリーのカウント10でも両者とも起き上がれず、再びカウントアウト判定でAJスタイルズの王座防衛となった。
中邑は3度目の挑戦でもAJスタイルズからWWE王座奪取に失敗した。
▼ブライアン、キャスに勝利もビックブーツで撃沈
PPV「バックラッシュ」でダニエル・ブライアンは208cmのビック・キャスと対戦した。2人の因縁はキャスがブライアンを襲撃して勃発。さらに「グレイテスト・ロイヤルランブル」で1番目に登場したブライアンは49番目のキャスに排除され、この試合はブライアンにとって雪辱を果たす絶好の機会となった。
20cmの身長差にも関わらず、ブライアンは終始攻撃の手を緩めずイエスキックや串刺しのニー・プラスを連打。キャスのクローズラインを食らってダウンを許すも、何とか起き上あがったブライアンはキャスのビックブーツを寸前で避けると、イエスロックでキャスからタップを奪って勝利した。しかし、試合後にコーナーポストで勝利をアピールするブライアンに対し、キャスが背後から襲撃。ビックブーツでブライアンを沈めると拳を上げてリングを後にした。
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