SKE48荒井優希が“怪物”インペイラーを破る殊勲でシングル王座初戴冠! 「東京女子のチャンピオンって言えば、荒井だよなって思ってもらえるくらい強くなりたい」

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 東京女子プロレスが1月4日、9年連続となる“イッテンヨン”後楽園ホール大会『東京女子プロレス’24』を開催した。SKE48荒井優希が“怪物”マックス・ジ・インペイラーを破る殊勲の星を挙げ、インターナショナル・プリンセス(IP)王座を戴冠。荒井にとっては初のシングルベルト奪取となった。

 1年前のイッテンヨン後楽園で荒井は赤井沙希(引退)との「令和のAA砲」で保持していたプリンセスタッグ王座の防衛戦に臨み、インペイラー&ハイディ・ハウイツァの挑戦を受けた。だが、荒井がインペイラーに敗れ王座から陥落する屈辱を味わった。その後、インペイラーとは1度も対戦機会がなく、1年ぶりに雪辱のチャンスが到来した。

 インペイラーはヘッドロックでぶん回し、ブレーンバスターの体勢から放り投げる。場外では客席のイスに投げ、マットが敷いていない硬いフロアにボディスラムで叩きつけるなど荒っぽい攻め。荒井はドロップキック連打、ミサイルキック、新人賞を繰り出していくも、決定打は与えられず。さらに荒井はダイビング・ボディアタックを敢行し、インペイラーにキャッチされるが、逆に丸め込むもカウントは2。ならばと荒井はFinally(カカト落とし)を叩き込んで電撃の3カウントを奪取した。試合後、インペイラーはいったん引き揚げるも、リングに戻り、1年前に奪った髪飾りを荒井に返した。

 荒井は「マックスがすごすぎて、何回もペチャンコになっちゃったんじゃないかと思ったんですけど。リベンジしたい気持ちだけで最後まで戦うことができたのかなと思います。最初から何回も逃げ出したくなったんですけど、最後にベルトを持つことができたので、逃げ出さなくてよかった。2024年、最高の年になるんじゃないかと思います。(髪飾りは)まさか本当に返してくれるとは思わなくて、マックスが戻ってきてくれて、髪飾りを渡してもらったときはビックリしました。ベルトも髪飾りも、マックスに勝ったことなんだなって思うので、すごい価値が自分のなかでめちゃめちゃ上がりました」と話した。シングル初戴冠になったことについて、「タッグのベルトを初めて獲ったとき、最初は何もわからなかったけど、途中からすごいわかってきて。これから負けちゃダメなんだって責任感を感じたんですけど。シングルだともっともっと強い存在でなきゃダメなんだっていうのをヒシヒシと感じているので。東京女子のチャンピオンって言えば、荒井だよなって思ってもらえるくらい強くなりたいと思います」と早くも王者の自覚を垣間見せていた。

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