「プロの世界ってホントに強い」BreakingDownの"孤高の闘神”冨澤大智がRIZIN初参戦で1分以内でダウンを奪われボロボロの完敗!
12月31日、さいたまスーパーアリーナにて『にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45』が開催。第3試合では篠塚辰樹vs冨澤大智が行われた。
【孤高の闘神】冨澤大智は、現在朝倉未来が主催する1分間最強を決める『BreakingDown』に出場中。その強さは他の追随を許さない圧倒的なものであり、あっという間にBreakingDown最強格へと上り詰めた。
現在、冨澤はBreakingDownの初代バンタム級王座決定トーナメント準決勝まで駒を進めており、BreakingDownの頂点を狙う中でまさかのRIZIN参戦が電撃発表された。
対するは古巣のKrushでフェザー級王座を戴冠している篠塚辰樹。記者会見から乱闘を起こした2人は、一触即発の雰囲気で試合に臨む。
試合が始まると篠塚が冷静に見ていき、冨澤のパンチは空を切り続ける。1R35秒で篠塚が左ストレートでダウンを奪い、両手を広げて挑発。
その後も冨澤はほぼ攻撃を当てることができず、3Rでもミドルの打ち終わりに篠塚が左フックを叩き込んでダウンを奪う。
そのまま圧倒し篠塚が判定勝利となった。
1分のBreakingDownルールでもダウンを奪われているため敗北している冨澤は、試合が終わるなりリングに崩れ落ちてマットを殴りながら号泣。
左足と左腕が包帯でぐるぐるになった状態でバックステージに現れ「完敗ですね。しっかり負けました。やっぱKrushのチャンピオンは強いですね。それでいいんですよ。それでいい。僕が勝っても面白かったし、彼が僕のことをこうやってボコボコにするのも面白いんですよ。それも格闘技の醍醐味だから。だから、彼がKrushのチャンピオンで本当に強いんだってことを世間に知ってもらって、俺はまだまだ弱いってことも世間の人達が知って。でも俺はまだまだ強くなるし、プロの世界ってホントに強いから、プロの世界も見てみようとか、そういうことを思ってくれる人たちがいっぱい増えてくれたら格闘技はどんどん盛り上がってくんで、これでいいんです」と意気消沈しながらコメント。
篠塚は「チャンピオンとして恥ずかしいですね、倒せなかったのは。相手が強かったとかじゃなくて、相手は弱かったんですけど、自分自身の問題です。自分のパフォーマンスがもっと良ければ良かったんですけど、体調も悪かったんで。次楽しみにしててください。冨澤くんは気持ち強いんじゃないですか?『おぉ、いいじゃぁ~ん♪』って感じですね。いつも自分試合終わった後対戦相手と喋んないんですけど、冨澤は男として良いんじゃないかと思ったんで、喋ったっすね。『いいじゃん。気持ち強いじゃん。頑張って』って」と男としての冨澤を評価した。