「ホントに兄弟なんだなって思った」那須川天心の弟・龍心がRIZINデビュー戦で天心を彷彿とさせるパウンド勝利!
12月31日、さいたまスーパーアリーナにて『にゃんこ大戦争 presents RIZIN.45』が開催。第2試合では那須川龍心vsシン・ジョンミンが行われた。
2022年に15歳でプロデビューした那須川天心の弟・龍心。現在キックは7勝2敗だが、対するジョンミンとともにMMAデビュー戦となる。
試合は龍心がカーフキックで削っていくが、ジョンミンがパウンドを狙った龍心の腕を取り三角絞めの状態で伸ばしていく。出血しながらも顔面を踏みつけてこれを抜けた龍心が1Rをなんとか耐え、2Rで下からの攻撃を狙ったジョンミンに飛び込んでパウンドを連打した龍心がそのままTKO勝利となった。
試合を終えた龍心は「正直ナメてたってのがあって。でもこれで厳しさを知ったっていうか、よりMMA楽しいなって思えたっす。(三角絞めは)正直あんまり痛くなかったんで。でも周りの歓声が『あぁ……』みたいな感じで聞こえて『あっ!やべ!これ極められてんだ!抜けないと!』と思って踏んづけてたら抜けたっていう。焦ったっすね。(天心と試合の展開が似ているが)『あっ、ホントに兄弟なんだな』って思ったっすね。あそこまで一緒の展開になるのかって思って。マジで極めてやろうと思ったんですけど、中々上手く行かないなって。(天心からは)『このブローかました!』って言われました。なかなか練習通りにいかないんで、勘で逃げたっすね(笑)まだまだ初心者って感じです(笑)」と笑顔を見せた。
なおこの試合はABEMA PPVにて視聴可能だ