「俺と秀樹で優勝するぞ、オイッ!」諏訪魔が鈴木秀樹とのラブラブタッグで世界最強タッグ優勝一直線!
3日、大阪府・エディオンアリーナ第2競技場にて全日本プロレス『レックpresents #ajpw世界最強タッグ決定リーグ戦2023』が開催。諏訪魔&鈴木秀樹が豪快勝利で優勝に向けて期待を繋いだ。
全日本プロレスの年末の風物詩である世界最強タッグ決定リーグ戦。
諏訪魔と鈴木は意気投合してリーグ戦に出陣したものの、元々は犬猿の仲であったことから一切噛み合わず。試合中の罵り合いから仲間割れへと発展し、開幕戦から黒星スタート。
空中分解寸前までいがみ合っていた2人の因縁は全日本マットを飛び出して天龍プロジェクトのマットにまで波及。諏訪魔&田村男児vs鈴木秀樹&佐藤光留と互いのパートナーが分かれてのUNタッグ王座戦で激突するにまで発展していった。
しかし、この試合を通して分かり合うものがあったか、2人は少しずつ互いに歩み寄るように。勝率もこれに呼応するかのように大幅に向上し、開幕直後とは別物といえる強力タッグとなっていった。
この日のメインイベントでは、リーグ公式戦として宮原健斗&青柳優馬vs諏訪魔&鈴木秀樹の試合が実施。
諏訪魔と鈴木は誤爆の危機を乗り越えてダブルのドロップキックを放つなど好連携を見せ、最後は諏訪魔が通天閣と見まごう高さからのラストライドで豪快に叩きつけて青柳から3カウントを奪取。
この試合結果を受け、諏訪魔&鈴木は斉藤ジュン&斉藤レイ、中嶋勝彦&大森北斗と並ぶトップタイに。土壇場で星を掴み獲って12・6後楽園での最終戦に期待を繋いだ。
上機嫌な諏訪魔は、「俺と秀樹で優勝するぞ!」とまさかの下の名前呼びで愛情をアピール。鈴木は若干引き気味ながら「優勝したら諏訪魔とやりたいことがある」と含みのある言葉を残した。
バックステージに戻った諏訪魔は「よおおおおし!!よーし!勝ったぞおい、優勝だろ!俺ら!!」と興奮冷めやらず気炎が止まらない様子。
これに対し、鈴木は「優勝するよ。優勝して、やりたいことあるから。誰にも言ってないから」と再びなんらかのプランを匂わせた。
諏訪魔は「かみ合えば勝てる。気付くのが遅かった。でもまだまだ後楽園あるんで確実に勝って優勝しますよ、俺ら。頑張りますよ、うん」と、タッグに一番必要なことを再確認しつつ優勝への意気込みを新たにした。