MEN'S CLUBが王座陥落し解散危機?!星誕期が約10年ぶりの王座戴冠!

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 2日、東京都・新木場1stRINGにてTTTプロレスリング『CREATION 10』が開催。星誕期&藤田ミノル&条柴拓真がインディー統一6人タッグ王座を戴冠した。

 6人タッグ王座のベルトは、シングル・タッグのベルトに比べて絶対数が少ないことから3人以上のユニットが他団体へと乗り込んで獲りに行くケースが多い。その歴史を紐解けば、インディー団体のベルトであっても意外なビッグネームが戴冠しているケースが多々見られる。

 現在TTTが誇るインディー統一6人タッグ王座を戴冠しているのは、【MEN’S CLUB】MEN'Sテイオー&ツトム・オースギ&バナナ千賀。
 限定的に復活することはあるMEN'S CLUBだが、6人タッグ王座を獲得すべくテイオーを中心に再集結。6月の新宿FACE大会で見事戴冠を果たし、テイオーも「MEN'S CLUBでベルト獲ったの初めてなの。実は誰もベルト獲れてない。十何年ぶり偉業を達成してるんだよ」と喜びの声を上げていた。

 師弟の絆で深く結ばれたテイオー&オースギと、なぜかテイオーから徹底的に塩対応される千賀の奇妙なコンビネーションは絶妙な強さを生み、危なげなく2度の防衛に成功。
 3度目の防衛戦となったこの日は、藤田ミノル&星誕期&条柴拓真という見た目も中身もアクが強い曲者タッグ【ラッキービッグサーカス】(※当日命名)を迎え撃った。

 テイオーはオースギのことは愛弟子として可愛がっているものの、千賀に対しては公私共になぜか当たりがキツく、千賀の窮地を敢えて放置することで要らぬピンチを招く試合ぶりが目立っていた。


 この日も、千賀にだけお揃いのTシャツを渡さなかったり握手を拒否したりと不穏な空気がただよう中で試合開始。嫌な予感は的中することになり、ただただ千賀が袋叩きにされる一方的な展開になってしまう。
 見かねたオースギが千賀を救出にかかるも、今度はオースギが3vs1で袋叩きに。これを見たテイオーと千賀は同時に飛び出していき、まるで鏡写しのように一糸乱れぬローリングエルボーを見せる。
 これでなにか通じ合うものがあったのか、テイオーと千賀はガッチリ握手。2人の連携が冴え渡って一気に逆転していくが、ここぞという場面で千賀のローリングエルボーがテイオーに誤爆。必死に謝る千賀だったが、テイオーはブチ切れて「You!」と指を突きつけてからミラクルエクスタシーで叩きつける。
 テイオーはオースギを連れて試合中にも関わらず先に帰ってしまい、1人ぼっちになってしまった千賀を誕期がブエノスアイレス午前零時(※ダイビング・ボディプレス)で沈めて3カウント。

 【ラッキービッグサーカス】の内、藤田と誕期はTTT初参戦で王座戴冠という珍事。
 さらに、誕期は2013年6月にKO-D6人タッグ王座を戴冠して以来の栄冠を掴むことになった。

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