「いつか東京ドームで試合がしたい!」BreakingDownメモリアル大会メインイベントで【孤高の闘神】冨澤大智が圧勝KO!

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 23日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて『BreakingDown10』が開催。第27試合ではバンタム級トーナメント準々決勝【博多の虎】虎之介vs【孤高の闘神】冨澤大智が行われた。

 新設されるバンタム級ベルトをかけたトーナメントが本大会より開催。
 今までの実力から予選シードで本戦からの参加となった2人だが、抽選の結果『BreakingDown8.5』の再戦が決定。
 その時は冨澤がボディに膝を叩き込みKO勝利しているが、前日会見で虎之助は「やっとやれるよ、最高だよ。あの膝めちゃめちゃ効いたよ。わかるよなこの先は?覚えとけよ」とリベンジに燃える。
 冨澤は「正直、今回はあんまやる気なかったんだよね虎之助くんとは。2,3ヶ月程度のトレーニングで俺に勝てると思ってんのかなと勘違いしてんじゃねーかって思ってたんだけど、いい面してきてくれたから楽しみになってきたかなと思います。ブレイキングダウンて喧嘩だったりとか手を出したりとかそういうことで数字とってるのもあるし、それが本当の格闘技よりも数字を取ってるっていうのはあるんだけど、賛否があるのはすごいいいことなんだけど、俺がやってるのは格闘技だから。喧嘩は格闘技よりも数字をもってるかもしれないんだけど、俺はそれを超えたいと思ってるし、俺が魅せたいと思ってるのも喧嘩を超えるそういう格闘技なんで、どの試合よりも1番見てほしいと思ってます」と、メインイベンターとして格闘技を見せる覚悟を語っていた。


 試合が始まると虎之助がローから右ストレート。冨澤がケージに押し込んでブレイク。
 虎之助がワンツーも冨澤はラッシュで応じ、打ち合いから一度ブレイク。
 虎之助の大ぶりフックがヒットするが、冨澤が飛び膝から再度膝をボディに叩き込みダウンを奪う。
 再開し、虎之助が右フック。だが冨澤は容赦なくボディに膝。必死に虎之助は打ち合うが冨澤のフックで踏ん張れず虎之助はスリップ。
 立ち上がった虎之助はバックブローもその勢いでスリップ。
 冨澤はワンツーから飛び膝を叩き込み、ケージを背負った虎之助を見てレフェリーが試合を止めた。

 圧倒的な強さで勝利した冨澤は「会場にお越しの4000人の観客の皆さん!どうでしたか!?2022年の6月、東京ドームでTHE MATCHという大会がありました。俺はあれを見た時に、俺はいつか東京ドームで試合がしたいです!今はまだ全然だけど、いつか必ずドームでメインはれるような試合するから、その時は皆さん応援に来てくれますか!?まずは、このバンタムのトーナメント、必ず取るから。次の対戦相手どうなるかわかんないけど、つまんない試合してんじゃねーよ。最後に溝口さん、お誕生日おめでとうございます。ありがとうございました!」と絶叫。

 BreakingDown11で行われる準決勝のトーナメント表では【路上に花咲く天才喧嘩坊や】井原良太郎vs【少林寺拳法の貴公子】山川そうき、【硬派な空手一本道】ダンチメン・あつきvs【孤高の闘神】冨澤大智となっているが、あつきと冨澤は決勝で当たる事を希望しており、井原もこれを認めてるため対戦カードはトーナメント表通りではなくなりそうだ。

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