空手キックで飛び込んできた選手を空中迎撃!【硬派な空手一本道】の強さに視聴者も興奮

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 23日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて『BreakingDown10』が開催。第26試合ではバンタム級トーナメント準々決勝【BREAKING REALIST】としぞうvs【硬派な空手一本道】ダンチメン・あつきが行われた。

 新設されるバンタム級ベルトをかけたトーナメントが本大会より開催。しかし参戦が決まっていた【道産子蹴撃ボーイ】西島恭平が左頬骨弓骨折の為ドクターストップに。
 これを受け、喧嘩自慢最強決定戦の足立区代表として参加していた井原良太郎に1回戦で敗北し、『BreakingDown9.5』で西島に敗北して【BREKING DREMER】から【BREAKING REALIST】となったとしぞうが急遽本戦出場へ。
 前日会見でとしぞうは「ブレイキングダウン自分5から出させてもらって、いろんな事がたくさんあったブレイキングダウンだったなと自分の中で思って、この10のメモリアル大会にこうやって出場できてるのも自分持ってるなと思ってる。いろんな過程はあったものの、最終的に結果を出した奴が絶対正しいと僕思ってるんで。俺は、このベルトを必ずとりにいきます。絶対的に俺がとったほうが盛り上がると思うんで、今までの起きた結果とか過程を絶対大事にして、俺がこのブレイキングダウン10で1番花咲かせてやろうと心から思ってるんで、今までの俺とは違うということをみんな存分に楽しんでほしいですね」と長々アピール。

 これを聞いていたあつきは「ピーピーピーピーうるせーな補欠くん。補欠として出場できたのはすごいラッキーだけど、始めての失神KO明日するって考えたら気の毒でしょうがないんだけど。このトーナメント出場決まった時点で冨澤さん倒すことしか考えてねーから、目の前に現れたやつ全員ボコボコにして、視聴者見たいのも僕と冨澤さんの試合だと思うから、明日はど派手なKOお見せします。押忍」と苦笑。
 としぞうは第25試合のかずきんぐからも「連敗中のとしぞう、なんで出てきてんだよく出てこれたなと思いますよね。もっともっと出るべき選手いるんじゃないかと僕は思います」と指摘されており、汚名返上するためには負けられない試合となっていた。


 試合が始まると、あつきが左ミドルから膝。さらに左ミドルからラッシュを仕掛けようとするが、としぞうのパンチであつきがスリップ。
 再開し、もつれながらあつきが膝。あつきは左ミドルと膝を打ち込みながらパンチを狙うが、としぞうが突き飛ばして距離を取る。
 あつきが膝を打ち込みとしぞうが距離を詰めてショートフックを狙うがあつきはミドル。としぞうはがむしゃらにワンツーを狙っていくがあつきが見切ったところで時間切れに。
 判定0-0で延長戦へ。

 あつきが膝からミドル。としぞうは手を伸ばして距離をあけようとし、前に出ようとするとあつきが左ミドルから右ハイ。これでとしぞうはダウン。
 としぞうが突っ込むがあつきは前蹴りで牽制し、としぞうがラッシュを仕掛けるもあつきが下がっていくと、ミドルから前蹴り。
 もつれあうと、一度離れてあつきがワンツーからロー。再度ワンツーもとしぞうは近距離で殴り合いに応じる。ブレイクし、あつきがワンツーから膝蹴り。さらにミドルもとしぞうはがむしゃらにパンチを振り回していくがここで時間切れに。
 判定5-0であつきの勝利となった。

 準々決勝の結果を受けて、BreakingDown11で行われる準決勝のトーナメント表では【路上に花咲く天才喧嘩坊や】井原良太郎vs【少林寺拳法の貴公子】山川そうき、【硬派な空手一本道】ダンチメン・あつきvs【孤高の闘神】冨澤大智となっているが、あつきと冨澤は決勝で当たる事を希望しており、井原もこれを認めてるため対戦カードはトーナメント表通りではなくなりそうだ。

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