BreakingDownを「喧嘩ごっこ」と罵倒したプロ格闘家が勝利し踏み台完了!

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 23日、さいたまスーパーアリーナ・コミュニティアリーナにて『BreakingDown10』が開催。第20試合では【リトルラストサムライ】SAIGOvs【元東洋太平洋バンタム級チャンピオン】山本隆寛が行われた。

 プロ格闘家vsBreakingDownがコンセプトとなったこの試合。RISEファイターの元日本拳法選手権大会優勝者であるSAIGOを、プロ30戦以上の【元東洋太平洋バンタム級チャンピオン】山本隆寛が迎え撃つ形に。

 前日会見でSAIGOは「元ボクサーかわからんですけど今喧嘩ごっこされて、なんか楽しんではるんで明日はボコボコにしてリングに沈めたいなと思ってます」と主張。
 山本は「明日は現役プロとの対抗戦ということで、しっかり準備してきました。試合の映像見ました、正直言っていいですか?なかなか強いやん。でもね、今回僕とっておきの秘策を用意してきてるんで、明日はパンチだけで倒します!ありがとうゴルバチョフからのドン小西!で行きたいと思います」と不思議な言葉で宣言した。


 試合になるとSAIGOがローからジャブ。再度ローからジャブでケージに押し込みミドル。ガードをあげて前に出た山本がボディのパンチをしていくが、お互いボディと顔面にパンチを散らしていくがここで1R終了。

 2R、山本が右ストレートもSAIGOがハイからミドル。山本のボディブローをスカしたSAIGOがローから突っ込むがこれはバッティングになりタイムストップ。
 再開し、山本のワンツーをスカしたSAIGOがパンチを出すも、山本もラッシュを仕掛け、打ち合いになると一瞬SAIGOがふらつく。だがSAIGOも前に出て打ち合いのまま2R終了。

 3R、SAIGOがカーフキックから山本もワンツー。SAIGOが前に出てワンツーも山本がガード。山本が前に出ようとするが、SAIGOのローがバッティングになりタイムストップ。
 再開し、SAIGOがローで攻めるも山本はカウンターの左フック。だがSAIGOは左ミドルを連打し山本の動きを止めてワンツーから膝。さらに左右のフックを連打し、ガードをあげた山本がカウンターを狙うもSAIGOは左右のフックを叩き込んでいきここで時間終了。
 判定5-0でSAIGOの勝利となった。

 SAIGOがボクサーである山本の足を封じる作戦勝ちに。元プロを倒し知名度を上げるための踏み台にした。

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