BreakingDown王者がプエルトリコ最強のボクサーに完勝!場内は熱狂も本人は“塩試合”を反省
- 2024-9-1
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1日、東京都・アリーナ立川立飛にて『BreakingDown 13』が開催。【初代バンタム級王者】井原良太郎がプエルトリコ最強ボクサーからMMAルールで完勝した。
BreakingDownでは、かつて韓国対抗戦、欧州対抗戦と海外勢と5vs5の対抗戦を行ってきた。今回はついに格闘技大国であるアメリカとの対抗戦が実施。BreakingDownからは井原良太郎、川島悠汰、細川一颯、SATORU、ポーランドの刺客とよりすぐりのメンバーが出陣した。
アメリカ勢はBreakingDownを「ただの茶番」「ウエストサイドに行ったら即あの世行き」「コイツらただのYouTuberだろ」などと嘲笑。日本の矜持をかけてBreakingDownFighterが立ち上がった。
先鋒戦は、【USA特攻隊長】メミー・ゴンザレスと【初代バンタム級王者】井原良太郎の一戦。
ゴンザレスは喧嘩無敗・プエルトリコ生まれの最強ボクサー。バンタム級王者である井原をザコ呼ばわりし「ベルトを奪っていい思い出に取っておいてやるよ(笑)」と嘲笑していた。
ゴングが鳴ると、ゴンザレスが突っ込んでケージ際に詰めていくが、井原はケージを背負って冷静に対応。突っ込んで来るゴンザレスを引き込みながらボディにヒザを入れていき、ゴンザレスがよろよろと下がったところを井原がグラウンドに引き込む。ここで1分経過。ジャッジは1-0で井原が有利も、延長戦が決定。
2R、ゴンザレスが突っ込んでいったところを井原が冷静に引き倒してパウンド連打。ゴンザレスはタックルからグラウンドに引き込もうとするが、井原があっさりマウントを取ってパウンド連打。驚異的なタフネスで試合を続けるゴンザレスだが、距離を取り続けて有効打が出ないまま1分経過。井原が5-0で判定勝利を収めた。
内容を見れば完勝と言っていい試合であったが、井原はKO出来なかったことを心底悔しがっている様子で「本当にごめんなさい!この後のメンバー4人がもっと面白い試合してくれると思うんで楽しみにして下さい。すみませんでした!」と浮かない顔で語ってから去っていった。
なお、今回の対抗戦は4-1でBreakingDown側が圧勝。その実力が世界に通用することを証明したBreakingDownファイターたちが他の場所で活躍する日も近いのかもしれない。