【試合詳細】10・14 TTT新木場大会 【インディー統一無差別級】ガッツ石島vs伊東優作 【インディー統一タッグ】藤原秀旺&塚本拓海vs酒井博生&大家健 【インディー統一6人タッグ】MEN'Sテイオー&ツトム・オースギ&バナナ千賀vs怨霊&新納刃&神崎ユウキ

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

『CREATION 8』
日程:2023年10月14日(土)
開始:19:00
会場:東京都・新木場1stRING
観衆:182人(満員)

▼「新木場闘会始」 15分1本勝負
●瀧澤晃頼
9分36秒 逆さ押さえ込み
○阿部史典(格闘探偵団)

▼「SURVIVAL TAG WAR」 30分1本勝負
黒田哲広(フリー)/●ユーマ24(フリー)
13分7秒 Ambitions→片エビ固め
[REAL HIPSTAR]○政岡純(フリー)/木下亨平(ダブ)

▼「CHALLENGE THE GREAT WALL」 30分1本勝負
○マスクドミステリー
11分45秒 スカイハイ・チョークスラム→体固め
●橋之介(フリー)

▼「TTT認定インディー統一6人タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組/MEN’S CLUB】MEN'Sテイオー(フリー)/ツトム・オースギ(フリー)/○バナナ千賀(フリー)
12分24秒 ラ・マヒストラル
【挑戦者組】怨霊(666)/新納刃(MAKAI)/●神崎ユウキ
※第6代王者組が2度目の防衛に成功。

▼「TTT認定インディー統一タッグ選手権試合」 60分1本勝負
【王者組/渡鳥連合】○藤原秀旺(アライヴアンドメジャーズ)/塚本拓海(BASARA)
10分22秒 塚本の大内刈り→片エビ固め
【挑戦者組/酒井組】●酒井博生(フリー)/大家健(ガン☆プロ)
※第4代王者組が4度目の防衛に成功。

▼「TTT認定インディー統一無差別級選手権試合」 60分1本勝負
【王者】○ガッツ石島
13分30秒 ラリアット→エビ固め
【挑戦者/酒井組】●伊東優作(ダブ)
※第7代王者が3度目の防衛に成功。

ガッツが狂蛸・伊東を制して王座防衛!酒井組長が不覚を取り王座奪取失敗!神崎がMEN'S CLUBへ加入し11・4新木場で無差別級王座に挑戦へ!

大会開始前


 チケット販売権を奪われた元ダフ屋の渡鳥連合と、チケット販売権を買収した酒井組の仁義なき抗争が今大会でも勃発。
 大会を追うごとに増えていく石川会長謹製の「ダフ屋行為禁止」「不法投棄禁止」「反社会勢力入場禁止」の張り紙も虚しく、両軍が観衆の大歓声の中で激突。石川会長は半泣きで悲鳴を上げる。

 堂々とダフ屋行為を働く酒井だったが、大家は「なにやってんだよォッ!ダフ屋はダメだろダフ屋はァッ!」と正義の心を以て酒井組長を止めつつ勝手に増席された席を片付け、秀旺らが会場内に不法投棄しまくった岩手県花巻市産のゴミをせっせと回収。
 しかし、ガッツが怒りの形相で現れるとなぜか石川会長が「全部この人がやりました」とすべての罪を大家になすりつけたため、大家はガッツに怒られながらほうほうのていで去っていった。

第1試合


 先日『格闘探偵団』を大成功の内に終えた阿部が第1試合から登場。最近戦績が振るわない瀧澤は阿部を相手にしっかり勝ちきれるか。

 両者しっかり両手で握手を交わしてゴング。ロックアップからリストの取り合いが展開され、互いにアームドラッグでグラウンドに組み伏せつつ首を取りに行く攻防が展開。一瞬の隙を突いた瀧澤が十字架固めも阿部は余裕を持ってキックアウトし、リストの取り合いで瀧澤を翻弄してフェイスロック。

 阿部はそのまま形を組み替えてクロスアームスリーパーで絞り上げていき、瀧澤がリバースしようとしても中々離さずしつこく絞る。瀧澤も一度はリバースしてクロスアームスリーパーに取り返すが、阿部が振り張って顔面にビンタ。

 この日はなぜか気が立っている様子の阿部は瀧澤の頭を容赦なくグーパンチで殴っていき、コーナーで顔面を踏みつけながらやり場がなさそうな怒りを叫ぶ。
 阿部はコーナーに振って突っ込んでいくが、瀧澤はセカンドから飛びついてティヘラで放り捨てドロップキック。さらに得意のブロンコバスター&ブロンコ式串刺しドロップキックのコンビネーションを決めてドロップキック。さらにロープに振るが、阿部がカウンターの低空ドロップキック。

 阿部は瀧澤をコーナーに振って回転浄土宗。瀧澤も阿部をコーナーに振り、見様見真似のぎこちない回転浄土宗式の串刺しビッグブート。阿部が「回転は3回!」とお手本の回転浄土宗を見舞うと、瀧澤ももう一度とてもぎこちない回転浄土宗式ビッグブート。2人で同時に回転し始め、ベーゴマのごとく衝突して弾き合う展開に。

 阿部が追撃しようと向かっていくと、瀧澤が飛びついてRKO。さらにブルーサンダーからチルト3を狙うが、阿部がグーパンチで脱出しビッグブート。瀧澤もビッグブートふっ飛ばすが、阿部はアイル・ビー・バックで戻ってきて伊良部パンチを発射。

 これをかわした瀧澤が組み付いてバックスライド、スクールボーイと丸め込み攻勢をかけるが、阿部もキックアウトしてスクールボーイ。これをキックアウトした瀧澤が強烈なエルボーを叩き込むが、もう一発を放ったところで阿部がこれをキャッチしてバックスライド。これで3カウントが入った。

 阿部は勝ち名乗りを受けながらもくるくる回り、瀧澤をおちょくるように優しい回転浄土宗を見舞ってから去っていった。

第2試合


 商店会プロレスには参戦歴があれど、本戦には初出場のユーマが黒田とのタッグで出陣。対するはREAL HIPSTARと豪華な布陣。

 黒田と木下の対面でゴングが鳴ると、木下がうやうやしく握手を求め、黒田も誠実に応じる。今度は黒田が握手を求め、木下がにこやかに応じようとするも黒田がガットショット。怒りの木下がリストロックに捕らえていくが、黒田が体格差を活かしたレスリングで圧倒していくが、木下も腰投げで脱出。黒田が笑顔で握手を求めるが、木下はこれに応じず。
 両者交代し、ユーマと政岡の対面。ロックアップからヘッドロックの応酬も、政岡が髪を掴んで主導権を握り、アームドラッグから指へのフットスタンプ。

 政岡&木下が2人でスピーディな連携攻撃を仕掛け、ユーマの攻撃をひらりとかわした木下が延髄斬り、続けて政岡がネックブリーカー、フットスタンプと見舞っていく。さらに政岡がロープに飛ぶが、ユーマが背後から髪を掴んで引き倒し、ニードロップで追撃して黒田にタッチ。

 黒田は政岡にコーナーポストを使った“伝統芸能”哲っちゃん足殺し。さらにロープを使ったニーロックからヒザ十字へと移行して痛めつけ、ブレイクされるとユーマにタッチ。

 ユーマは政岡にボディブローを連打し、黒田とともにコーナーで顔面踏みつけ。さらにボディスラムでセットし、エルボーパッドを投げ捨てて業界一シビれる技を炸裂。

ピープルズ・エルボーが決まったにも関わらずあっさり木下にカットされてしまったユーマはスイングネックブリーカーで追撃し、政岡の髪を掴みながら下卑た笑みを浮かべながら激しく挑発。チョップで反撃してくる政岡をサミングで黙らせてロープに飛ぶが、政岡がカニバサミでロープに倒し、木下の串刺しドロップキック+政岡の地対空ドロップキックの連携が炸裂。

 タッチを受けた木下はスイング式ブロックバスター・ホールド。さらに必殺のジャーマン・スープレックス・ホールドを狙うが、ユーマが着地。追撃を狙う木下を転ばせたユーマがローリング・ネックブリーカーを見舞って黒田にタッチ。

 黒田は木下に串刺しラリアットからDDT。さらにラリアットから冬木スペシャルまで決めるが木下は頑としてギブアップせず。ならばと黒田は哲っちゃんバスターを狙うが、着地した木下が延髄斬りからドロップキックで反撃。両者タッチ。

 再びユーマと政岡の対面に。政岡のランニング・エルボーをかわしたユーマがナックルを連打していくが、政岡にキャッチされてしまい狼狽。「せっかくTTT初参戦なのに、俺は何も残せず負けてしまうのかぁ~~!」と泣き出してしまい、観衆からユーマを憐れむとともにいじめっ子の政岡を批難するような声が上がると、政岡が罰が悪そうな表情で手を離す。泣きながら立ち上がったユーマだが、一転して満面の笑みを浮かべながら地獄突き。さらにマンハッタンドロップからDDTで突き刺し、黒田とともにトレイン攻撃からダブルブレーンバスター。さらにランニングニーを突き刺してからコーナーに振る。

 串刺し攻撃を狙うユーマだったが、政岡が回避するとともにエプロンを駆けてきた木下がロープ越しの延髄斬り。政岡がロープを使ったスタナーから振り子式セントーン。さらに得意のフェイント混じりのトラースキックを発射も、これを読み切ったユーマがかわしてスクールボーイ。さらにドロップキックで起き攻めも、政岡がかわしてヒザへの低空トラースキックからトラースキック。続けてAmbitionsで突き刺して3カウントを奪った。

第3試合


 TTT参戦後から成長目覚ましい橋之介が“GREAT WALL”たるミステリーに挑む一戦。

 両者しっかり両手で握手を交わしてゴングが鳴ると、ロックアップからバックの取り合いとなり、足を取ったミステリーがグラウンドに引き込むも橋之介がネックスプリングで脱出。
 ミステリーはショルダータックルでなぎ倒してロープに飛び、リープフロッグで飛び越えようとした橋之介をキャッチしてコーナーに叩きつける。さらに串刺しバックエルボーを放っていくが、これをかわした橋之介がヒップトスから側転して放つ変形のセルフ式タイムスプリッターズコンビネーション。さらにローリングエルボーを発射も、キャッチしたミステリーがいきなりのチョークスラムを狙う。これを着地した橋之介がロープに飛ぶも、ミステリーはパワースラムで迎撃。

 ミステリーはニードロップの連打からスリーパーホールド。さらに首を絞めながら頭頂部にエルボースタンプを連打していく苛烈な攻撃。さらにコーナーで顔面を踏みつけながら観衆にアピールするというヒール時代を思わせるラフファイトを見せる。

 さらにミステリーはチンロックに捕らえながらヒジで頭頂部をグリグリとえぐっていき、さらにニードロップで追い打ち。橋之介がエルボー連打で反撃するもミステリーが強烈なエルボースマッシュで黙らせ、橋之介のドロップキックもかわして自爆させた上で串刺しバックエルボーからサイドスープレックス。

 ミステリーはチョークスラムを狙うが、橋之介が空中で体勢を変えてアームドラッグで切り返しドロップキックで追撃。場外に逃れたミステリーへプランチャで飛んでいく。

 ミステリーをリングに戻した橋之介はスワンダイブ式スワントーンボムを狙うが、ミステリーが喉輪でキャッチしてそのままチョークスラムを狙う。これを背面着地した橋之介がハンドスプリングエルボーを叩き込み、クロスフェイス。ミステリーがロープを掴むと、橋之介は即座にエプロンへ出てスワンダイブ式スワントーンボム。


 これを2で返された橋之介はロープに飛んでいくが、ミステリーが隠し技のドロップキックを解禁しカウンターでクリーンヒット。さらにダイビング・ラリアットを発射も、これをかわした橋之介が再びクロスフェイス。さらにミステリーの腕を首に絡ませる変形クロスフェイスに持ち込もうとするが、決まり切る前にミステリーがロープブレイク。

 橋之介はブレーンバスターを狙うが、これを着地したミステリーが暗闇脳天落とし。さらにチョークスラムを狙うが、橋之介がウラカン・ラナで切り返して見せ、ランニングエルボーで追撃。続けてコーナーに上って必殺のスワントーンボムを狙うが、ミステリーが追いすがってスカイハイ・チョークスラムで叩きつけて3カウントを奪った。

 試合後、ミステリーは橋之介が自力で立ち上がるのを待ち、「今日は俺が勝ったけど、お前こんなもんじゃないだろう!まだまだ秘めてる力があんだろう?!もっと限界超えて、俺を超えてみろ!」と叱咤激励して去っていった。

第4試合


 10月1日付でTTT所属となってから初のホームリングを踏んだ神崎に対し、TTTファンは青&白の紙テープを投げ入れて歓迎。これに笑顔を見せていた神崎だったが、千賀が入場してくると一転して怒りの表情を浮かべて突っ込んでいき、怨霊&刃が必死に止める。いったいハゲのなにがそんなに憎いのか。
 千賀も千賀で自身の薄毛に真剣に悩んでおり、自毛植毛治療を受けるべくファンから募金を募っている状態。非常にセンシティブな問題に踏み込んできた神崎に対し、千賀も怒りを露わにしていた。

 この試合は両陣営の強い希望によりノータッチルールで実施。
 テイオーと怨霊の対面でゴングが鳴るとロックアップで組み合うも、激しくエクトプラズムが舞いテイオーは苦戦。リストロックに捕らえようにもエクトプラズムが邪魔をするため、テイオーはロープに腕をくくりつけてのハンマーロックで動きを封じる。両者ブレイクしタッチへ。

 オースギと刃のイケメン対決となると場内から黄色い歓声が起こり、互いにテクニカルかつスピーディな腕の取り合いを展開。オースギがヘッドシザースホイップで放り捨ててロープに飛べば刃もバックエルボーでカウンター。カバーに入るも千賀がカット。千賀を見るやいなや神崎が飛び込んできて殴り合いとなり、両陣営のパートナーが必死に引き剥がす一触即発の事態に。

 千賀と神崎の対面となると、ロープに飛んだ神崎をリープフロッグで飛び越えた千賀がドロップキック。
 オースギと怨霊の対面となると、ドロップダウンしたオースギの眼前に怨霊がその怖い顔を突きつけて驚かせる。オースギは腰を抜かしながらもティヘラで場外に排除。
 刃がオースギを場外に放り出し、向かってきたテイオーをヒップトスで投げようとするも、テイオーが体勢を入れ替えてコブラツイスト。これを神崎がカットし、刃と2人でテイオーをコーナーに振っていくも、テイオーが2人の攻撃をひらりひらりとかわしていき、神崎をショルダースルー、刃をアームドラッグで放り捨てた上で刃のエルボーを神崎に誤爆させる魔術師ぶりを発揮。

 怨霊がカットに来ると、オースギ&千賀がダブルのドロップキック。2人で怨霊をダブルブレーンバスターで投げようとするが、神崎&刃が加わって3vs2に。テイオーは一度はSOSの2人に加勢しようとするもすぐに諦め、オースギとともに神崎らに加勢。5人で千賀を合体ブレーンバスターで叩きつける結果に。

 テイオー&オースギは刃をダブルのショルダータックルで倒し、一緒にマッスルポーズを決めるMEN'S CLUBお決まりのアピール。しかし、1人師匠の寵愛を受けるオースギに嫉妬した千賀がこれをカットし、テイオーと2人で神崎にダブルのショルダータックルを誘う。神崎をロープに振ろうとするが、テイオーは神崎と2人で千賀にショルダータックルを見舞い、神崎とともにマッスルポーズ。ハイタッチを交わしてガッチリ抱き合い、千賀が半泣きになる。

 神崎は千賀をコーナーに振って串刺しジャンピングエルボーを見舞い、ハーフハッチ・スープレックス。さらに怨霊がボディスラム、刃がサイド・バックブリーカーから逆エビ固めと千賀に猛攻。続けて刃がコーナーに振って突っ込んでいくが、千賀がブートで止めてミサイルキックで一矢報い、オースギにタッチ。
 
 オースギは刃の攻撃を神崎らに誤爆させた上でアームドラッグで放り捨て、スワンダイブ式の攻撃を狙う。これをかわした刃がオースギの振り向きざまに顔面へのビッグブート。さらに超高速ブレーンバスターからロープに飛ぶが、オースギがゼロ戦キックで迎撃。テイオーにタッチ。

 テイオーは刃にナックルパートの連打からディスカス・エルボー。怨霊にはペンデュラム・バックブリーカー、神崎にはミラクルエクスタシーと無双。テイオーがさらにミラクルエクスタシーを狙うも神崎が着地。

 そこへオースギが神崎にスワンダイブ式バックエルボーを見舞い、怨霊がオースギにくるくるエルボー。千賀が怨霊にダイビング・クロスボディ。刃が千賀にビッグブートからブレーンバスターを狙う。これを背面着地した千賀がリバース・ネックロックに捕らえ、そこにオースギがスワンダイブ式ネックブリーカーを合わせる合体攻撃。さらに千賀が怨霊を、オースギが刃をドロップキックで場外に蹴り出してプランチャの競演。

 リング上ではテイオーが神崎をローリングエルボーでなぎ倒し、オースギ&千賀とともに3人での合体ミラクルエクスタシー。これを怨霊がカットして千賀に怨霊バックブリーカー。さらに刃が変形フラットライナーで叩きつけ、怨霊の雪崩式フランケンシュタイナーから刃がその場飛びムーンサルト・プレス。

 さらに神崎がブサイクへの膝蹴りを叩き込み、フィッシャーマン・バスターからフロッグスプラッシュ。これはテイオー&オースギがカットも、刃がダブルのドロップキックで排除。


 神崎が千賀を羽交い締めにする中、怨霊が握り込んだエクトプラズムを噴射。これを千賀が回避したため神崎の顔面へと誤爆。白煙舞うリングの中で千賀が神崎を低空ドロップキックで崩し、ラ・マヒストラルで丸め込んで3カウントを奪った。

 手痛い敗戦を喫してうなだれる神崎に対し、テイオーがマイクを取って語りかける。

テイオー「いやぁ~……いいねぇ!神崎ぃ!いいねぇ~!まあ、防衛しちまったから(千賀の)追放は出来ねえんだけどさ。……MEN'S CLUBで待ってるよ」

 MEN'S CLUBの面々が去っていく中、神崎はマッスルポーズで喜びを表し、マイクを取る。

神崎「今日はありがとうございました!TTTに所属した神崎ユウキです!MEN'S CLUBにも入れたし、今日は最高です!これからも応援お願いしますッ!」

第5試合


 大会開始前の“前哨戦”を経て両軍がにらみ合う中、秀旺と酒井の対面でゴング。

 両者アップライトに構えた格闘スタイルでにじりより、酒井の鋭いローキックが立て続けにヒット。秀旺が場外にエスケープしてゆっくりと間を取るも、リングに戻ってきた瞬間に酒井が場外に放り出して観客席になだれ込みながらの場外戦へ発展。観衆が悲鳴を上げて逃げ惑う中で殴り合いを展開する。

 場外戦を優位に終えた酒井が大家に指示を出して2人での連携攻撃を狙うが、秀旺が上手くかわしたため酒井のショルダータックルが大家に誤爆。これで流れが変わり、大家が捕まる展開に。

 代わる塚本が大家の喉元にクロスチョップを見舞い、フィッシャーマン・バスターからアトミックドロップの形で自軍コーナーに叩きつけ秀旺にタッチ。
 秀旺は塚本とともにクラッシュギャルズばりのダブル正拳突きを見舞い、さらに2人でロープに振ろうとするも酒井がカット。酒井&大家が秀旺にトレイン攻撃を見舞い、ダブルのブレーンバスター。さらに2人でコーナーに振ろうとするが、またも秀旺が上手くかわして酒井のショルダータックルを大家に誤爆させる。

 代わる塚本がチョップ連打から投げっぱなしヒップトス、さらに串刺しジャンピングエルボーからブレーンバスターを狙うが、逆に大家がブレーンバスターから炎のスピアーを突き刺して酒井にタッチ。塚本も秀旺へとつなぐ。

 秀旺は逆水平チョップ、酒井はミドルキックで真っ向から撃ち合っていき、秀旺が両手を広げて「気持ちいいよ!」と叫んで挑発すれば酒井はミドルキックの速射砲で応え、首投げからサッカーボールキック。さらにヤクザキックを見舞ってカバーも、塚本が岩手県花巻市産のゴミを投げつけてカット。


 大家が救援に駆けつけてラリアットを発射も、これが酒井に誤爆。
 相次ぐ誤爆についにブチ切れた酒井が大家に掴みかかり、渡鳥連合そっちのけでエルボー合戦を展開。背後から忍び寄った塚本が大家を場外に排除し、酒井を大内刈りで叩きつける。倒れた酒井を秀旺がカバーして3カウントが入った。

 酒井と大家が殴り合いを続ける中、秀旺がマイクを取る。

秀旺「ちょ、待て待て待て。待てっつーの!トラブルを起こすな!ストップストップ!君たち、YOUたち!静かに、静かにして?貴方がた、大家健選手、酒井選手、アンタたち、YOUたち、仲悪いんだったらシングルやったらいいんじゃないの?実際どうなの?」

大家「酒井!48歳独身!新人のプロレスラー!お前も俺も頑張った!今も頑張ってる!からこそ!一緒にィ!頑張ってェ!ベルトォ、獲りたいって!思ってたんだよッ!でもなんなんだよオイィ!仲間割れはいいよ!誤爆はいいよ!何回でもあるよォッ!でもなぁオイ!なんだよダフ屋ァ?!なんだよアレ?!オイ!お前をなあ!必ずダフ屋から更生させてやるからな!シングルマッチやってやろうじゃねえか!」

 酒井と大家が再び殴り合いとなり、セコンド陣が必死に引き剥がしながら2人が退場していく。


秀旺「(※Rockon Social Clubの『パズル』が流れ始める中で)色々あります。今のトラブルに関しては私が謝罪します。申し訳ございませんでした。いや、ね?まあどうでもいいんですけど、僕がちょうど中学1年生の頃にね、2つ上でバレー部のキャプテンで、藤原ひとみさんっていう。藤原って同じ苗字だったんでね。(バトル・ニュースのカメラマンを指さして)ちゃんと書いてね?藤原ひとみって。ひとみさんって人に恋しました。それで、なんとか無理言って、卒業のときにネームプレートをね、もらいました。そして、今も持ってます。皆さん、そういう昔の思い出、青春……恋とかそういうもの、大事にしてほしいと思います。人生色々あります。しかし!一緒に前に進みましょう。今日はどうもありがとうございました!」

第6試合


 “鬼神vs狂蛸”の世紀の一戦。試合前には伊東が握手を求め、ガッツもその手をしっかり握り返して正々堂々の闘いを誓い合う。

 ゴングが鳴るとロックアップでの力比べが展開され、ガッツが押し込んでクリーンブレイク。再び組み合って今度は伊東が押し込み、こちらもクリーンブレイク。
 手4つからリストロックの取り合いとなり、伊東がショルダータックルでぶつかっていくもガッツはビクともせず。幾度ぶつかっても倒せないと見た伊東がサミングからビッグブートを見舞うが、ガッツは吹っ飛んだ反動を使ってショルダータックルでなぎ倒す。ガッツは「立てコラ!」と鬼神咆哮からロープに振ってバックエルボーで倒し、顔面を踏みつけて力の差を見せつけようとする。

 ガッツはコーナーに振って串刺しラリアットを放つが、これをかわした伊東がアームブリーカーも兼ねた変形コンプリートショット。さらにガッツの右腕をマットに叩きつけたり踏みつけたりと徹底したラリアット潰しを敢行。場外に放り出すと、セコンドに付いていた酒井がガッツの右腕を鉄柱に叩きつけてさらに破壊。酒井がガッツをリングに放り込むと、伊東は腕固めから額へのナックル連打。

 ガッツも鬼神ナックルで応戦するが、伊東はエルボーを連打でコーナーに押し込み額へナックル連打。ダウンしたガッツを喉輪で締め上げ、サッカーボールキックを連打。さらにロープに飛ぶが、ガッツがニールキックで迎撃。

 ガッツは串刺しラリアットからブルドッギング・ヘッドロック。さらにパワースラムからWARスペシャルで絞り上げ、ゴーストバスターを狙う。伊東は着地してチンクラッシャーからアゴ先へのナックルを叩き込み、DDT。さらにコーナーに振って串刺しビッグブートからロープに飛んでランニング・ビッグブート。

 酒井がレフェリーの気を引く中で伊東が急所蹴りを見舞い、倒れたガッツに腕十字を狙う。伊東は手首のバンテージを剥がしてガッツの腕を縛り上げ、強引に腕十字を完成させるもガッツがなんとかロープに足をかける。

 伊東はふらふらと起き上がったガッツに飛びついて逆打ちを狙うが、ガッツが背後に倒れ込んでバックフリップのように叩きつける。さらにゴーストバスターで突き刺してからラリアットを発射も、伊東が両腕でガードし、ゴツリと鈍い音が響くヘッドバッドから顔面への右ストレート。膝をついたガッツにバズソーキック、ヤクザキックを叩き込み、セカンドからのダイビング・ヘッドバッドを発射。

 これをかわして自爆させたガッツが後頭部へのラリアットを見舞い、ロープに飛んでラリアット。マットに垂直に突き刺さった伊東をカバーし、3カウントを奪った。


ガッツ「オイ!伊東優作!今日はありがとうッ!酒井組とTTTっていう構図で今日は試合したけど、元々伊東優作とは試合してみたくて。思った通りの熱い奴だったよ!まあ、酒井組長も来月は大家とシングルすんだろ?だから、俺に誰も刺客を置いていかずに帰っちゃったじゃねーかコノヤローお前。刺客がいなかったらお前、誰も相手がいねーじゃねーかお前……。まあ、ね。刺客はいないかもしれないけど……おい、ユウキ!(※神崎がリングに上ってくる)神崎ユウキ、TTT入団おめでとうございます。そして、入ってくれてありがとうございます。オイ!お前もよ、さっき6人タッグ獲れなかったかもしんねーけど、もう入団したんだからお前ももうお客様扱いしねーからな。オイ!次の11月4日、新木場のメインで覚悟があんなら、俺のベルトに挑戦してこい!やってやるよ!俺がお前を入団したということをこのリング上でしっかりとお客さんに見せてやる。やれんのかお前ッ!」

神崎「正直ビックリしてます。でも、僕はもう1回このプロレス界で夢を見たくて、ガッツさんに相談しました。そして、入団させていただきました。なので……もちろん覚悟はあります!挑戦するだけじゃなくて、絶対にそのベルトを獲って、僕がTTTを引っ張っていきます!僕の挑戦、受けてください!」

ガッツ「いいねえ。いい心がけだよお前。11月4日のメイン、やろうじゃねえか、一騎打ち!そこで、この俺からまず第1の試練を与えてやる。今日、この興行をお前のマイクで11月4日の煽りも含めてバッチリこの場を締めてみろ!じゃあなっ!」

(※ガッツが脱兎のごとく逃亡し、あっけにとられた様子の神崎がリングに残される)

神崎「……えー、TTT、恐ろしい団体ですねえ!でも、楽しいです!今日はこんな増席もして、たくさんのご来場ありがとうございます!来月、僕はまたここでベルトを巻いて締めていると思います。そのときまでに、締めの言葉は考えてきます!今日は本当にありがとうございましたッ!」

<大会後コメント>

酒井博生&大家健
酒井「まあ、今日はベルト獲れなかったけど、酒井組はまだまだ……」
(※1人でコメントを出していた酒井の元に大家が乱入して掴みかかる)
大家「おい!ふざけんじゃねえぞ?!なんだお前ダフ屋行為って!なにやってんだよお前!なぁ?!なんで悪いことすんだあんな!」
酒井「悪くねーよ。ちゃんと権利買ってんだよ」
大家「権利買ってるとか買ってないとかそういう問題じゃねーんだよ!」
酒井「そういう問題だろうが!」
大家「そういう問題じゃないんだよ!」
酒井「そういう問題だよ!」
大家「そういう問題じゃないんだよ!試合に負けたのだってお前のせいだろ全部お前のせいだよ!お前のせいで負けた!」
酒井「お前がちゃんと狙わねーから……」
大家「お前が!お前が負けたんだよ!(※酒井が胸ぐらをつかむ)おうおうおう!やってみろよ!」
酒井「この落とし前どう付けんだよ!」
大家「落とし前つけてみろよ!やってみろよ!やってみろよ!来い!来い!来いよ!来いコラ!おーっ?!ふざけんじゃねえぞコラ!」
(※酒井と大家がビンタでバチバチと顔面を張り合い、酒井が大家を突き飛ばす)
大家「おーっ!お前覚えとけよ!」
(※大家が去っていく)
酒井「帰れ!」
(※大家が戻ってくる)
大家「お前が帰れ!」
酒井「帰れよこのっ!」
(※酒井が大家を突き飛ばすも大家が戻ってくる)
酒井「もういいだろ?!」
大家「お前がエラソーな口きくから!きくんじゃねーよ!お前がだらしないからだろコノヤロー!バカヤロー!ふざけんじゃねーよお前!バカヤロー!」
(※大家が去っていく)
酒井「なんなんだアイツは……それで」
(※大家が戻ってくる)
大家「絶対更生させてやるからなお前ッ!」
酒井「来んじゃねーよ?!」
大家「テメー絶対こうしぇうぇっ……更生させてやるかりゃにゃっお前!お前は悪いことしてんだテメー絶対更生!お前悪いことしてんだからな!お前が悪いことしてるってことは決して消せないんだからなお前コノヤローお前!絶対更生させてやるからな!バカヤローお前!不良が!不良が!48歳の不良!バカヤロー!不良!更生しろよ不良ッ!」
(※大家がわめきながら去っていく)
酒井「……まあ、とにかく酒井組、まだまだこんなもんじゃないから。楽しみにしといてくれ。今日はありがとう」

神崎ユウキ
――TTT入団後最初の大一番で惜しくも王座戴冠を逃した
「初戦だったんで、ベルトを獲ってみんなに拍手でお祝いしてもらいたかったんですけど、それが出来なくて残念です。でも、TTTに入って今日所属として試合をして、すごく楽しかったです!これからのプロレスで見る未来がとても楽しみです!今日はお客さんも含めてTTTに本当に感謝です」

――試合後にテイオー選手からの言葉があったが、MEN'S CLUBに正式加入したと受け取っていい?
「あれは加入したってことで僕はOKだと思います!」

――メインイベント終了後にはまさかの挑戦者指名を受けて、来月TTT認定インディー統一無差別級王座に挑戦が決まった
「ガッツさんのセコンドにいて、所属する前からセコンドについてガッツさんの試合は見ていたんですけど、まさかこういう形で挑戦が出来るとは思っていなかったので、ビックリしたのが本音ですけど、僕は今日試合をして、もう1回このプロレス界でトップを目指すって気持ちが強くなったので、もってこいのチャンスです!なので、挑戦するだけじゃなくて、しっかりベルトを獲ります!」

――そろそろガッツ政権に飽きているファンも出てきていると思うが、王座奪取を果たしたらどのような防衛ロードを築いていきたいか
「もうガッツさんもお年ですから、退いていただいて。僕が新しいTTTの景色を見せていきます」

――最後に、TTTファンに向けてメッセージを
「ガッツさん!僕は貴方にすごく感謝をしています。でも、もう貴方はお年寄りです!だから僕がベルトを獲ってTTTを引っ張っていきます!応援よろしくお願いします!」

  • はてなブックマークに追加
  • LINEでシェア

関連記事

サイト内検索

日別

2024年3月
« 2月    
 12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
31  

月別

ページ上部へ戻る