【試合詳細】10・14 アイスリボン道場マッチ 星いぶき&咲蘭vs弓李&YuuRI 雫有希&杏ちゃむvsトトロさつき&松下楓歩 緑野アミサvsしのせ愛梨紗 しゃあvs藤滝明日香
『アイスリボン1307』
日程:2023年10月14日(土)
開始:12:00
会場:埼玉県・アイスリボン道場
観衆:32人
▼シングルマッチ 10分1本勝負
○しゃあ(愛媛)
7分3秒 鎌固め
●藤滝明日香
▼シングルマッチ 10分1本勝負
△緑野アミサ(AlmaLibre)
10分0秒 時間切れ引き分け
△しのせ愛梨紗
▼タッグマッチ 15分1本勝負
○雫有希(フリー)/杏ちゃむ(信州ガールズ)
10分12秒 変形オモプラッタ
●トトロさつき/松下楓歩
▼タッグマッチ 20分1本勝負
星いぶき/●咲蘭
10分24秒 ブレーンバスター→エビ固め
弓李/○YuuRI
YuuRIがタッグ戦でいぶき組に勝利し「シングルのベルトへの返り咲き、あきらめてません!」アイスOBの雫が久々の参戦で若手たちに稽古をつける
第1試合
藤滝が他団体選手との初シングルマッチに挑んだ。自力の初勝利を目指して気合が入る藤滝はいきなりしゃあにバックを取られるも、冷静に切り返してリストを取るとヘッドロックを決める。ロープに飛ばされるもカウンターのタックルでしゃあを吹っ飛ばし、さらに串刺しラリアット、串刺しタックルでカバーもカウントは2。しゃあをロープにはりつけた藤滝ははりつけの背面ボディアタックを決め、しゃあを正面に向けて再度、はりつけるとエルボー連打からのはりつけの背面ボディアタックを連発。しかし、背面アタックの連打で逆に自身の腰を痛めて、膝を衝いてしまった藤滝に、今度はしゃあが反撃に出る。腰へエルボーから馬乗りエルボー、張り手を見舞い、鎌固めへ。ロープに逃れた藤滝にはりつけドロップキックを決めたしゃあがカバーもカウントは2。エルボーの連打で反撃に出る藤滝だが、これをかわしたしゃあが自らロープに飛んでのランニングネックブリーカードロップでカバーもカウントは2。しゃあの飛び込みをキャッチしてアバランシュホールドを決めた藤滝がカバーもカウントは2。藤滝がサーフボード固めからスリーパー。そしてスリーパーからのラリアットでカバーもカウントは2。ブレーンバスターを狙う藤滝だが、こらえたしゃあが張り手、延髄ハイキックを狙うもハイキックをかわした藤滝はタックルでしゃあをコーナーに吹っ飛ばすと、ファイヤーマンズキャリーでバックフリップを狙う。これをこらえたしゃあがバックに回って回転エビ固めを仕掛けるも、これを潰した藤滝がカバー。カウント2で返したしゃあが反転して丸め込むもカウントは2。しゃあが延髄ハイキックを決めミサイルキックの追撃。さらに飛び込んでくる藤滝をカニばさみでテイクダウンさせると、しゃあが再度の鎌固めを決め、藤滝からギブアップを奪った。
第2試合
しのせが重量級の緑野と初シングルマッチ。試合はロックアップでスタート。緑野がロープに追い込むが、これを反転したしのせがエルボーを連打。さらに緑野をロープに振り、戻ってきた緑野をさらにロープに振る。強制ロープ走りを強いられた緑野は必死に走りまくるも、しつこいしのせの強制攻撃にすっかりくたくた状態。自軍コーナーに後ずさるとタイムを要求し、コーナーに置いてあったドリンクとメガおにぎりを手にする。エプロンに座り込んだ緑野がスタミナ補給を試みようとするが、これにしのせがクレーム。そのしのせが「あなたもいっしょにどう?」と誘う。しのせは持参したポシェットからドリンクとパンを取り出すと、なんとリング下に2人で椅子を並べ、ランチタイムを始めてしまった。思わずセコンドの藤滝が「もう試合時間がないです!(試合時間は)10分ですよ!」と思わず声を掛ける。残り時間が4分となったところで、慌ててリングに戻った2人。緑野がしのせの腕を取って回転しながら振り回すとタックルを決め、さらにボディスラム。ロープ2段目からのボディプレスを狙うが、これはしのせがかわし、カウンターのクロスボディ。しのせがカバーもカウントは2。しのせがロープに飛んでのクロスボディも緑野が落とし、ボディプレスでカバーもカウントは2。緑野のギロチンドロップをかわしたしのせがクロスボディでカバーもカウントは2。逆エビ固めを狙うしのせだが、緑野を回すことが出来ずに断念。緑野がタックルからのボディプレスでカバーもカウントは2。緑野がギロチンドロップでカバーもカウントは2。エルボーの打ち合いからしのせが横入り式エビ固めもカウントは2。しのせが串刺しボディアタック、タックルからカバーもカウント2。しのせがコーナー2段目からのボディアタックもカバーに入ったところでタイムアップとなり、試合は10分時間切れに終わった。
第3試合
二転三転の末に、いぶきとのはたち~ずでリボンタッグへの挑戦が決まった楓歩。トトロとのタッグで雫&杏ちゃむと対戦した。はたち~ずが10月22日大阪でベルトを獲った場合、次の挑戦者に決まっているのが杏ちゃむとYuuRIのQ.V.。試合は前哨戦の意味合いもある楓歩vs杏ちゃむでスタート。楓歩がタックルを決めれば、杏ちゃむがクロスボディを決める動きの速い攻防から雫、トトロに交代。ロックアップからの力比べでトトロを倒した雫が腕を決めにいく。ロープに逃れたトトロがボディスラムを決め楓歩に交代。楓歩がドロップキック、串刺しエルボー、さらにトトロが入ってのおんぶプレスから楓歩がダイビングボディアタックでカバーもカウントは2。雫がラリアットを決めるも、楓歩がサイドバスターでカバーもカウントは2。雫がラリアットを決め杏ちゃむと交代。杏ちゃむがエルボーからの膝十字固め、フェイスロック。ロープに逃れた楓歩に飛び込みのダブルニーでカバーもカウントは2で楓歩が反転してカバーもカウントは2。楓歩が延髄ハイキックからブレーンバスターでカバーもカウントは2。楓歩が投げ捨てジャーマンを決めれば、すぐに起き上がった杏ちゃむがハイキック。2人がダウン。代わった雫とトトロがラリアット合戦へ。打ち勝ったのはトトロ。ラリアットで雫を倒しエルボーの打ち合いへ。雫がコーナーにトトロを追い込んでの串刺しラリアット。杏ちゃむを呼び込み、杏ちゃむがスワントーンボム。雫がスピアーからカバーも楓歩がカット。雫がダブルアーム・スープレックスを狙うも楓歩がハイキックのアシスト。トトロが飛び込みラリアットでカバーもカウントは2。トトロがコーナー2段目からのセントーンからカバーも杏ちゃむがカット。トトロが飛び込みラリアット2連発でカバーもカウントは2。トトロがラリアットを狙うが、かわした雫がバックに回ってフルネルソン。さらにテイクダウンさせての脇固め。杏ちゃむは楓歩にアームバーを決めてフォロー。さらに雫はトトロの逆サイドに回り込むとフェイスロックから腕を抱える変形オモプラッターを決め、トトロからギブアップを奪った。
第4試合
アイスリボンの今年最大のビックマッチとなる11月3日プリズムホール大会のメインで芦田とのICE×∞王座戦が決定&10月22日大阪大会ではたち~ずでのリボンタッグ王座挑戦が決定と一気にアイスリボンの主役となったいぶき。この日は咲蘭とのタッグでメインに登場。初タッグ結成の弓李&YuuRIと対戦した。試合は弓李&YuuRIの奇襲でスタート。いぶきを捉えてコーナーに振ると弓李が目潰し、YuuRIが串刺しエルボーを決める。YuuRIにタックルを決めたいぶきが咲蘭に交代。咲蘭に低空ドロップキックを決めたYuuRIが弓李に交代。弓李が腕4の字から口を塞ぐが、いつも通り、レフェリーに怒られる。弓李が咲蘭のお株を奪う手の甲へのフットスタンプを狙うが、これをかわした咲蘭がお返しの手の甲へのフットスタンプを決める。さらにロープに飛んでのクロスボディでカバーもカウントは2。代わったいぶきがランニングネックブリーカードロップ。カバーもカウントは2。今度は弓李がヘアーを決めてカバーもカウントは2。いぶきがライトニングスパイラルを狙うが切り返した弓李が丸め込みもカウントは2。弓李が変形のグランドコブラ。反転してカバーもカウントは2。代わったYuuRIがタックル連打でカバーもカウントは2。いぶきがドロップキック。YuuRIがエルボーで反撃もいぶきの逆水平チョップを浴びる。エルボーとチョップの打ち合いからYuuRIがサッカーキック3連発からの側頭部への低空ドロップキックでカバーもカウントは2。いぶきがハイキック、トラースキックのコンビネーションを決め咲蘭に交代。咲蘭がドロップキック4連打でカバーもカウントは2。咲蘭が低空ドロップキック。YuuRIが咲蘭の飛び込みをカニばさみでかわし619を狙うもかわした咲蘭がエプロンに立つフェイントからリングに戻ってのドロップキックを決める。今度はYuuRIがエプロンに立つフェイントからランニングネックブリーカードロップを決めカバーもカウント2。YuuRIが弓李を呼び込み、咲蘭をロープに振るとダブルのハイアングルキックを決めると、2人が背中合わせで咲蘭をアルゼンチン・バックブリーカーに抱え上げてのダブルのバックブリーカードロップを決めYuuRIがカバーもカウントは2。カットに入ったいぶきがYuuRIにニードロップを決め、咲蘭がダイビングボディアタックでカバーもカウントは2。咲蘭がダイビングフットスタンプでカバーもカウントは2。咲蘭がカサドーラを狙うもYuuRIが潰してカバーもカウントは2。YuuRIがトラースキックでカバーもカウントは2。最後はYuuRIがブレーンバスターを決め咲蘭からカウント3を奪った。
試合後、マイクを手にしたYuuRIは「しっかり勝ちましたーっ!シングルのベルト落として、次の挑戦者は誰だって思ったら、咲蘭ちゃんと愛梨紗ちゃんを筆頭にトーナメントが始まって、負けちゃって残念だと思うけど、こうやって咲蘭ちゃんとか、アイスリボンを盛り上げる力、いい流れ作っているんじゃないですか?私はもちろん、アイスリボンのシングルのベルトへの返り咲き、あきらめてませんし、自分がまた獲ったときは咲蘭ちゃん、戦おう。そしてタッグのベルト、Q.V.が狙っていますので、次のチャンピオンが誰でもQ.V.が勝ちますので、Q.V.、そしてYuuRIがアイスリボンを盛り上げてまいりますのでよろしくお願いします!」とベルト獲りへの意欲をアピールし、最後はYuuRIが咲蘭と一緒に「プロレスでハッピー!アイスリボーン!」で大会を締めた。