女子プロレスマガジン リレーコラムSEASON2 『#10 大空ちえ~北海道から来ました道産子戦士です!~』
- 2023-9-8
- コラム, 女子プロレスマガジン リレーコラムSEASON2
- PURE-J, 大空ちえ
初めまして!
PUREJ女子プロレス所属。
北海道から来ました道産子戦士の大空ちえです。
ごく平凡に生まれ育ち、寒い土地で過ごしてきました。
昔から東京に住みたいという願望があり、思い立って上京しアルバイトをしながら楽しく過ごしていました。
そんなある日、お世話になっているバイト先の方々からの紹介でご縁に恵まれプロレスラーになるきっかけをいただいて今に至りました。
元々格闘技経験もなく、本当に突然にこの世界に飛び込みました。
今だから言えますが練習生の頃は、いつ抜けよう。いつリタイアしよう。
そんな事を考えながら道場に通っていました。
それが、負けたくない。こんな中途半端な自分でいたくない。という気持ちに変わり、
気がついたら本当に今。
常々思うことは、自分に負けたくない。
弱い自分なんかでいたくない。
そんな思いを胸にいつもリングに上がっております。
ですが、頭ではそうは思いつつ体がついてきてくれないことも度々。
私はこれまで網膜剥離やコロナウイルス感染、脱臼など病気や怪我に悩まされる事が何度もありました。その度に欠場をする事に。
そんな自分が初めてチャンピオンベルトをとったのは
キャリア4年以内の選手で争われるPOPのベルト。
海樹リコ選手とのPOP選手権試合にて、なんとか勝利し手にしました。
凄い選手で自慢の同期であると同時に1番負けたくない選手。そんな選手からとった大切なベルトです。愛おしささえ感じる位に。
沢山防衛して1番長い期間持っているんだって、そんな風に毎回思いながら防衛戦を重ねてたのですが、7/30の田中きずな選手とのPOP選手権試合。
試合中に左腕を脱臼してしまい、腕を全く動かせなくなりレフェリーストップとなり、持っていたPOPのベルトは今も本部預かりとなっています。
気持ちが前に進んでも体がついてきてくれない。
腕以外は動くのに。悔しくて仕方なかったです。
こんな悔しい思いは二度としたくはないと思いました。
きずな選手にはまた再戦をお願いし快く承諾していただき、今はその日に向け調整中です。
後ろばかり向かずに前を向いて、なくなったならまた取り戻す。
昨日の自分より今日の自分!
いつか夢を与えられる史上最強のレスラーになりたいです!
PURE-J女子プロレス『王子大会』
日程:2023年9月10日(日)
開始:18:00
会場:東京・BASEMENT MONSTAR王子
▼スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
中森華子/AKARI
vs
真琴(フリー)/小林香萌(フリー)
▼20分1本勝負
Leon
vs
マドレーヌ(ディアナ)
▼20分1本勝負
ライディーン鋼
vs
久令愛
▼20分1本勝負
谷もも
vs
チェリー(フリー)
▼大空ちえ復帰戦 20分1本勝負
KAZUKI
vs
大空ちえ
★女子プロレスマガジンは1~2ヶ月おきに発刊中。日々のニュースはアメブロにて。お取り扱いは試合会場のほか、水道橋・チャンピオン、神保町・書泉グランデ、秋葉原・書泉ブックタワー、書泉オンライン(&楽天市場店)、前橋・リングサーチほか、通信販売も可能です。ただいま次号Vol.59を鋭意制作中!