【試合詳細】8・26 アイスリボン後楽園ホール大会 【ICE×∞】YuuRIvs星いぶき 【リボンタッグ】星ハム子&真琴vs柳川澄樺&神姫楽ミサvsYappy&AKARI 咲蘭&古川奈苗&南ゆうきvsしのせ愛梨紗&小池真優香&花屋ユウ 弓李&藤滝明日香vsトトロさつき&芦田美歩

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『不思議の国のアイス2023』
日程:2023年8月26日(土)
開始:11:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:504人

▼芦田美歩&藤滝明日香デビュー戦 タッグマッチ 20分1本勝負
弓李/●藤滝明日香
10分42秒 チアガール
トトロさつき/○芦田美歩

▼小池真優香&花屋ユウ&古川奈苗&南ゆうきデビュー戦 6人タッグイリミネーションマッチ 20分勝負
咲蘭/古川奈苗/○南ゆうき
11分23秒 南の風
●しのせ愛梨紗/小池真優香/花屋ユウ

<1人目>
○古川奈苗
4分12秒 人おり
●小池真優香

<2人目>
○古川奈苗
6分46秒 人間4の字
●花屋ユウ

<3人目>
○しのせ愛梨紗
7分46秒 ♡さらんらっぷ♡を切り返してのエビ固め
●咲蘭

<4人目>
○しのせ愛梨紗
9分17秒 腕ひしぎ十字固めを押さえ込んでのエビ固め
●古川奈苗

▼6人タッグマッチ 20分1本勝負
[ひーかほ]清水ひかり(COLOR‘S)/○松下楓歩
13分42秒 変形ブロックバスター・ホールド
キク/●HisokA(JTO)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
○ダーク・シルエタ(CMLL)/海乃月雫
14分47秒 シルエタドライバー→エビ固め
●みなみ飛香(フリー)/ひなた(フリー)

▼インターナショナルリボンタッグ選手権試合 3WAYタッグマッチ 30分1本勝負
【挑戦者/1111】○柳川澄樺(JTO)/神姫楽ミサ(JTO)
20分35秒 マウンテンロックバスター→エビ固め
【挑戦者/ブラックファイヤー】●Yappy/AKARI(PURE-J)
※もう1組は【王者/むこまこ】星ハム子/真琴(フリー)
※第59代王者組が4度目の防衛に失敗。1111が新王者となる。

▼ICE×∞選手権試合 30分1本勝負
【王者】●YuuRI(ガン☆プロ)
21分48秒 いぶning Star
【挑戦者】○星いぶき
※第36代王者が2度目の防衛に失敗。いぶきが新王者となる。

いぶきが5度目の正直でついにICE×∞戴冠!柳川&神姫楽が涙涙のタッグ王座初戴冠!『希望のリング』デビュー組が先輩食いの大暴れ!

オープニング


 所属選手たちが入場式で登場し、いぶきが代表で挨拶。

いぶき「みなさ~ん!こんにちは~!アイスリボンを御覧の皆さんこんにちは~!早速なんですけど、今日初めて見に来たよって方いらっしゃいますか?(※『希望のリング』の黄色いTシャツを着た面々が次々に手を挙げる)おぉ~!黄色い!(笑)皆様の大きな声援、お待ちしておりますので、ぜひ大きな声で声援よろしくお願いします!そして今日、星いぶき絶対にベルトを獲ってアイスリボンの顔になるってことを誓うので、ぜひ自分の応援もよろしくお願いしま~す!はい!では参りましょう!アイスリボン不思議の国のアイス2023、スタート~!」

第1試合


 全員が後楽園デビューの4人によるタッグマッチ。
 4人それぞれ握手を交わしてから弓李と芦田の対面でゴング。
 ロックアップからリストの取り合いとなり、弓李が腰投げでテイクダウンするも芦田がヘッドシザースで抜けてクリーンブレイク。両者タッチ。
 トトロと藤滝の対面となると、ロックアップでの力比べからショルダータックルでぶつかり合いに。藤滝はアイス随一のパワーファイターであるトトロと互角に渡り合うが、最後にトトロが打ち勝ってなぎ倒し芦田にタッチ。

 芦田はヘッドロックで絞り上げるも、藤滝はその圧倒的な腕力で抜け出しハンマーパンチ連打。さらにボディスラムを狙うが、背後に組み付いた芦田がスタンド式の胴締めスリーパー。藤滝がなんとか自軍コーナーに叩きつけると、弓李が芦田の鼻をつまみ上げて恥辱を与える。

 弓李と芦田の対面となると、弓李が芦田の顔面をコーナーに叩きつけていきコーナーでナックル連打。さらに首投げから後頭部をひっぱたいて藤滝にタッチ。

 藤滝は「シャッターチャンスだ!」とフェイスロック式の変形キャメルクラッチで蘆田を絞り上げ、そこへ弓李が顔面への低空ドロップキックで追撃。

 タッチを受けた弓李が芦田の後頭部をガンガンマットに叩きつけてからロープに振るが、芦田がドロップキックで反撃しトトロにタッチ。

 トトロが出てくると弓李&藤滝がダブル攻撃を宣言してコーナーに振っていくが、トトロは藤滝をショルダータックルでふっとばし、その上に弓李をボディスラムで叩きつける。さらに弓李に串刺しラリアットから「潰れろ~っ!」とボディプレス。さらにカミカゼを狙うが、弓李が着地してロープに振り、ドロップダウンで転ばせる。弓李がセントーンから側転式ボディプレスを見舞い、ライトニングスパイラルから藤滝にタッチ。

 藤滝がトトロにショルダータックル。自軍コーナーまで吹っ飛んだトトロに芦田がタッチ。

 芦田がドロップキックを見舞いバックを取るが、藤滝がバックを取り返してジャーマンを狙う。芦田はこれをアームホイップで切り返し、怒涛のエルボー連打。藤滝はこれをすべて受けきった上で芦田を突き飛ばして「来い!」と仁王立ち。エルボー合戦となり、藤滝が優勢となるも、芦田がカニバサミで倒してY字バランス式ギロチンドロップ。さらにスタンド式の胴締めスリーパーで仕留めにかかるが、藤滝が勢いよくシットダウンしてチンクラッシャー。弓李が藤滝に飛びつき、藤滝が弓李をボディプレスの形で叩きつける合体攻撃。さらに藤滝がランニング・バックフリップで叩きつける。

 藤滝がロープに飛ぶと、トトロが飛び込んできて追走ラリアット。アシストを受けた芦田がチアガール(※カサドーラからのジャパニーズ・レッグロール・クラッチホールド)で3カウントを奪った。

<試合後コメント>

トトロさつき&芦田美歩
トトロ「やってくれましたよ!芦田美歩!デビュー戦で初勝利ぃ~!やっぱりね、入門というかオーディションで入ってきてからずっと一緒に練習してきた仲なので、こうやって組めるのも嬉しいんですけど、一緒にこうやって勝てたのも嬉しいです。私はいつもすました顔の芦田がメチャクチャボロボロの顔して必死に向かってくところがカッコいいなって思ったんですけど、芦田は今日どうやった?」
芦田「初戦でトトロさんと組ませていただいて、楽しみも大きかったけどプレッシャーも結構あって……絶対迷惑かけられないし。でも出るからには勝てるような試合を見せたいと思ったので、今日こういう結果になって良かったなって思います」
トトロ「今日勝ってくれたんは芦田やから(笑)」

――プロとしてのデビュー戦で上がったリングの感想は
芦田「楽しいだけじゃ全然なくて、苦しくて、痛くて。どこまで自分が頑張れるんだろうって……何回もリングから降りて(入場ゲートの)幕の中に帰りたいと思ったんですけど、『諦めずに頑張れ!』って言われて」

――映画の役のためのデビューだったが、今後のプロレスラーとしてのビジョンは
芦田「この4ヶ月半くらいこのプロレスっていう業界に携わらせていただいて、見てるだけじゃなくてやってみる魅力っていうのはたくさんあって。今日試合に実際に出て勝つっていう快感を知ってしまったので、まだ続けたいって思います」

――トトロ選手、先輩としてのアドバイスは
トトロ「ホントに今日が今まで練習してきた中で一番力出し切れてるなって思ったんで、これからも常自分を超えていくような、100%を超える120%、200%の試合をして行ってほしいなって思います。今日からはライバルなんで!(笑)次対角でやったときは楽しみにしてますよぉ~?(笑)」
芦田「怖い怖い!(笑)」
トトロ「私も負けないように1から鍛え上げたいです!」

弓李&藤滝明日香
――デビュー戦を終えて
藤滝「リング上でお客さんに『明日香!』『藤滝!』って言ってもらって試合すると、どんだけ疲れてても力が出てくるもんだなって、今日リングに上って体感してみて、すごく時間が短く感じました」

――弓李選手、デビュー戦をともにしてどう思ったか
弓李「弓李より堂々としてた気がして。(弓李は)ずーっとデビュー戦下向いちゃってたから、(藤滝は)お客さんの方見れててすごいいいなって。……なんか先輩ぶっちゃったぁ~(笑)」

――戦前のイメージと実際にやってみた感想に差はあったか
藤滝「イメージしてたときは、もっともっと緊張して何も考えられなくなるんじゃないかっていうイメージが結構あったんですけど、意外と、シングルじゃなかったのが結構大きいなって思いまして。タッグパートナーの弓李さんがいてくれて、わ~って行ってくれて、わ~って着いていったりとかも出来たので。そこは本当に心強くて、なんかもっと、デビュー戦って心細かったりするのかなって思ったんですけど、全然そんな事無くて。弓李さんと向かっていったら楽しかったので。メチャクチャ楽しかったです!」
弓李「よかったぁ~」
藤滝「負けちゃったのはホント悔しかったんですけど、気付いたら3終わってて。返したつもりだったけど終わっちゃってて。『えっ?!』って思ってレフェリーの方見たら『3だよ~』って。『はぁ~……』って感じだったんで、心残りというか、もっと出来たかなって気持ちはすごく有るんですけど、それよりもまず楽しかったのがなにより良かったなと自分の中で思います」

――映画の役のためのデビューだったが、今後のプロレスラーとしてのビジョンは
藤滝「一応、自分の中でこの3ヶ月……今25歳なんですけど、25年生きてきた中で一番頑張った時期だったので、それをこの1回で終わらせるのってすごくイヤだなって自分の中で思ってて。水の泡になるとは言わないですけど、3ヶ月半頑張った自分がもったいない気がするので、今後も芸能活動も有るんですけど、スケジュールと調整しながら出れるだけ出るように、事務所とも『試合は出よう!』っていうふうに話は前向きに進めているので、極力試合に出て顔を覚えてもらって、役者としてもレスラーとしても藤滝明日香っていう存在を知ってもらえるように頑張っていこうかなって今は思ってます」
弓李「キューさん、プロレスを続けるって選択を選んでくれただけでもすごく嬉しいので、キューさんを超えるくらいやってください(笑)」
藤滝「頑張ります!」

――そのためには(弓李と同じ)10年は頑張る必要がある
藤滝「そうですね!10年頑張りたいです!(笑)」
弓李「大丈夫。2年いなかったから」
藤滝「(笑)」
弓李「25なの?同い年!」
藤滝「あっ、来週26になります!」
弓李「……いっこうえ?」
藤滝「あっ、そうなります」
弓李「みんなわかいんだなぁ~」

第2試合


 花屋と古川でゴングが鳴ると、互いにアップライトで構えながらローキックで牽制。花屋のミドルキックをキャッチした古川がバックを取ってジャーマンを狙うが、花屋が着地してロープに飛ぶ。古川はドロップダウンしてかわしアームホイップ。両者タッチ。

 咲蘭と小池の対面となると、リストの取り合いから小池がドロップキックを発射。これをかわした咲蘭が指へのフットスタンプを見舞っていき、古川にタッチ。

 古川が引き起こしていくと、小池がガットショットからフェイスクラッシャー。さらにしのせ、花屋とともにアイストレイン。その後は古川と小池のエルボー合戦となり、古川が連打で打ち勝つも小池がランニング・クロスボディ2連発。さらにコーナーに上って行くが、咲蘭が足を掴んで妨害しエプロンに落とす。

 古川がOTRを狙って前蹴りを連打していくが、小池がこれをかわしてスクールボーイ。古川はキックアウトする際に腕を取って人おり(※ダブルアームバー)で捕らえてギブアップを奪った。

 小池のかたきを討つべく花屋が吶喊。古川の援護に来た南も合わせてコーナーに振り串刺しジャンピングニーを連打。咲蘭がカットに来るも、花屋は咲蘭のエルボーを側転でかわしてドロップキック。さらに古川にミドルキックを放っていくが、古川がキャッチして引き倒し、スピニング・トゥーホールド。さらにヒザ十字に入ろうとするもしのせがカット。


 花屋は古川との熾烈なバックの取り合いを制してサーフボードストレッチに捕らえ、そのままカーブストンプ。強気に踏みつけフォールに捕らえるが、下から足を取った古川が人間4の字(※変形足4の字固め)でギブアップを奪った。

 残り1人となってしまったしのせは奮起。咲蘭をショルダータックルでふっ飛ばしてダイビング・クロスボディを発射も、これをかわした咲蘭がフットスタンプ。さらに♡さらんらっぷ♡で丸め込むも、しのせがひっくり返してエビ固めで3カウント。

 デビュー後初の3カウント勝利に大喜びのしのせの背後から古川が急襲。首投げからサンセットフリップを見舞い、南と2人でトレイン攻撃。さらにダブルのSTOで叩きつけて古川が腕十字に捕らえるが、しのせが上から潰してエビ固めでカウント3。


 南がカワイイアピールからの顔面ウォッシュを見舞い、ドロップキック3連打からグラビアポーズ式体固め。これをキックアウトしたしのせがコーナーに振って串刺しスプラッシュからショルダータックル。エルボー連打からロープに振ろうとするが、南が振り返し際に南の風(※変形回転腕十字の形から入るグラビアポーズ式エビ固め)で3カウントを奪った。 

<試合後コメント>
咲蘭&古川奈苗&南ゆうき
古川「(※号泣しながら)本当に無事この日が、みんなで迎えられて……ホントに、よがったぁ……!ホントにありがとうございました!」
南「私は勝っても負けても泣かない性格なので!泣かないんですけど、思った以上に動かなくて、身体が。声も通らなくて。後楽園の会場なのか、自分がデビュー戦っていうのがあるのか。でもいっちょ前に楽しもうって出来たので、楽しかったし、勝ちましたっ♪」

――最後のあの技は狙っていた?
南「あれはどこかで、シュートロープが来たら、落ち着いたらきっとそれが出来ると思ってたので。シュートロープのタイミングを」

――2人とも一気にスターに駆け上りそうな勝ち方だった
古川「ありがとね(※南のヒザを叩く)」
南「ありがとうございます!(※古川&咲蘭に頭を下げる)」
古川「精神的支柱がぁ、ホントに、(咲蘭と)22も歳が違うもんで……22歳差。ホント、昭和、平成、令和みたいな。ホント、でも……(※それぞれのコスチュームを指して)いい色合いのチームですね。またなんかあったら組ませてください」
南「組ませてください!」

――映画の役のためのデビューだったが、今後のプロレスラーとしてのビジョンは
古川「自分の俳優の活動と並行しながらなんですけど、やっぱり今日立ってみて、プロレス楽しかったので、また立ちたいです」
南「私もすごいプロレス今日やってみて、あんなにたくさんの人に見守られながらリングに立つってすごい楽しい気持ちになった反面、練習のときには『私は向いてないんじゃないか』とか、『自分に出来るのかな』って考えたんですけど、厳しいというか、私にとって難しい練習を耐えて頑張っていきたいと思ってます」

――咲蘭選手、先輩としてそんな2人にエールを
咲蘭「4ヶ月くらいでここまで出来るのってホントにすごいなあって」
(※古川が感極まって泣き出し、咲蘭がうろたえる)
南「大丈夫です!大丈夫です!(笑)」
古川「んもう、親心……ずっと練習見てくれてて、親心ですね」
咲蘭「(※もらい泣きしながら)でも、良かったなあって思います。この中で自分が一番キャリアが上ってなって、自分も不安だったし、自分がホントに引っ張れるのかなって、そういう不安でしかなかったし、結局自分が一番最初に負けたんですけど、ホントにすごいなって思いました。最後の技だって、ホントにきれいな技ですよね!」
古川「南の風って言うんですよ。いい名前だあって思います」
咲蘭「これからも頑張っていってください」
古川「頑張って生きていきます」

しのせ愛梨紗&小池真優香&花屋ユウ
――デビュー戦を終えて
小池「この3ヶ月、筋トレから始まって、ホントにキツいし、痛いし、つらいしで挫折しそうになることもあったんですけど、みんなや先輩のおかげで今日ここに立つ事ができて、結果がどうであれ1つ形を残せたなってことですごく熱い想いです」
花屋「結果は負けてしまったんですけど、自分のデビュー戦というのが終わって、気持ちがいっぱいっていうのがあるんですけど、それより愛梨紗さんを勝利に導けなかったのが悔しいなあって思って。今後もきっとこういうことたくさんあるんだろうなって思うとまだまだこれからだって気持ちもあったり。でもデビュー戦で勝ちたかったって思いも大きいので、すごく今日は悔しいなあと、思いますね。これをバネにこれから頑張っていきたいです」

――映画の役のためのデビューだったが、今後のプロレスラーとしてのビジョンは
小池「これからまた映画のオーディションが始まって、プロレスの練習をすることもありますし、また先輩たちに教えていただければと言うのはあります」
花屋「私は女優として生きていく上で自分の武器になるものが絶対に必要だったので、プロレスに出会って、プロレスが今私の武器になる候補ナンバーワンだと思っているので、このままプロレスも続けて、私はプロレスでも女優でもしっかり名を馳せられるような人になりたいなと思ってます」

――しのせ選手、デビュー戦をともに戦っての感想は
しのせ「勝たせてあげたかったなって。最初の方に2人とも落ちちゃったんですけど。私自身も勝ちたかったし、2人のデビュー戦を勝ちにしてあげたかったなって(※涙ぐんでうつむいた後に明るい表情を作って)ごめ~~ん!(笑)」
(※2人も泣きながら「そんなことないです!」としのせに寄り添う)

――今日デビューの南選手に敗れたことで刺激を受けた?
しのせ「元々ライバル意識はあったので、負けて、さらに増しました。絶対に次は負けたくないです。もちろん2人にも負けたくないですし、奈苗さんにも1回勝ったからといって油断できないので。試合してない2人にも負けたくないです」

第3試合


 キクと松下の対面でゴングが鳴るも、HisokAが松下を背後から急襲し2人で攻撃を狙う。しかし、すぐに清水が飛び込んできてひーかほのダブルドロップキックが炸裂。松下がキクを引き起こしにかかるが、キクが足を刈ってなぎ倒しHisokAとトレイン攻撃、キクが愛用のフライパンをリングにセットし、HisokAがその上にフェイスクラッシャー。キクが連携攻撃を狙ってロープに飛ぶが、HisokAがキクに足払い。結果的にキクが松下にボディプレスを見舞う形になる。

 松下とHisokAの対面となり、HisokAがロープに飛ぶも松下がショルダータックルで迎撃。清水にタッチ。

 清水はコーナーに振ってジャンピング・ハイキック。さらにヒップドロップから足4の字固めに捕らえる。HisokAが上下をひっくり返すも、松下が転がして元に戻していくため中々脱出できない。なんとか自力でロープブレイクしたHisokAは、追撃を狙う清水のヒザに低空ドロップキックを見舞い、さらに顔面への低空ドロップキック。キクにタッチ。

 キクは清水にドロップキックを発射も、清水がかわして自爆させビッグブート。さらにロープに飛ぶが、キクがカニバサミでロープに倒して串刺しドロップキック。さらにキクがサッカーボールキックを放つと、清水もサッカーボールキックでお返し。清水は自ら座り込んで「来いよ!」とサッカーボールキックでの意地の張り合いを求める。互いに打ち合う中でキクが連打してロープに飛ぶが、清水がかわしてスクールボーイ。キクの起き上がり際にミドルキックを叩き込み、松下にタッチ。

 松下はダブル攻撃を宣言。松下がスライディングキックを見舞い、清水がフットスタンプで追撃。さらにサンドイッチ式サッカーボールキックから松下がロープに飛ぶ。リング外からHisokAが足を引いて松下を倒すと、キクがフライパンで松下のお尻をぺんぺん。さらにロープに振ってフライパン攻撃を狙うも、松下がかわしてスクールボーイ。そのまま足を取って逆片エビ固めに捕らえるもキクがブレイク。松下のミドルキックをキャッチしてキクロックに捕らえるも清水がサッカーボールキックで豪快なカット。キクはニークラッシャーからランニングミドルを叩き込み、HisokAにタッチ。

 HisokAは松下のエルボーをかわしながら走りコルバタ。さらに飛びついていくが、松下がキャッチしてボディスラム。すかさず清水が松下を馬跳びで飛び越えながらのフットスタンプで追撃し、松下がサッカーボールキック。

 松下がコーナーに上っていくが、HisokAがデッドリードライブ。キクが低空ドロップキックで追撃し、HisokAが脇固めに捕らえるも松下は自力でロープブレイク。HisokAがダイビング・クロスボディ、キクがスイングネックブリーカー、HisokAがフィッシャーマンズ・スクリューと連撃を決めてロープに飛ぶが、清水が飛び込んできてHisokAの顎先へトラースキック。松下が変形STOで追撃する。

 松下がファンファーレを狙うも、HisokAが回転エビ固めで切り返し、さらに関節蹴りからのオクラホマロール、首固めと猛攻をかけるが松下が延髄斬り。さらにブレーンバスターで叩きつけるもキクがカット。

 ひーかほはキクにコンビネーションキックからダブルのトラースキック。清水がHisokAの側頭部にハイキックをクリーンヒットさせ、松下が変形ブロックバスター・ホールドで3カウントを奪った。

第4試合


 試合はいきなりの場外戦に始まり、海乃&シルエタが大暴れ。

 しかし飛香が口に含んだ水を海乃の顔面に噴射して隙を作り、ひなたと2人でシルエタの腕を固めながら顔面を踏みつける。

 海乃が戻ってきてシルエタとともに飛香&ひなたをリング中央でぶつけようとするが、2人は側転で誤爆を避けつつそのままスペースローリングエルボーの競演。2人でロープに飛ぶも、海乃&シルエタがガットショットで動きを止め、首投げから顔面を歪める形でのフェイスロックでシャッターチャンスを作り恥辱を与える。

 海乃&シルエタがイスをリングに持ち込み、ひなたにサンドイッチ攻撃。さらに海乃がひなたをイスでいたぶっていき、シルエタにタッチ。

 シルエタはひなたの髪を掴んでリング内を引き回し、ダブルアームバー。ひなたはこれを丸め込んで切り返し、ドロップキックで追撃して飛香にタッチ。

 飛香がドロップキックを発射も、これをかわしたシルエタが逆にドロップキックを見舞って海乃にタッチ。

 海乃は飛香のエルボーをかわしながら走りドロップキック。さらにクロスフェイスで絞り上げ、ロープを使ったチンクラッシャーから場外を駆けて地対空ドロップキック。
 海乃がロープに飛ぶも、飛香ははりきりキックで迎撃し、カミカゼで追撃してひなたにタッチ。

 ひなたはドロップキックからボディスラム。さらに担ぎ上げていくが、着地した海乃がイスを持ち込んで顔面に一撃。さらに脳天へと振り下ろすが、ひなたがこれをキャッチ。シルエタ、飛香も加わって押し合いになるも、海乃が急に手を離したため飛香&ひなたが吹っ飛ぶ。

 海乃、シルエタがそれぞれひなたに串刺しドロップキックを見舞い、海乃がDDT。さらにエルボー合戦に発展しひなたが猛連打で打ち勝ったところへ飛香がはりきりキック。ひなたがミサイルキックから投げようとするが、バックを取った海乃がレッグロック・スープレックス。両者タッチ。

 突っ込んでくるシルエタに対し、飛香がダイビング・クロスボディで迎撃。シルエタがコーナーに振ると、飛香がひょいとコーナーに飛び乗ってブーメランアタック。さらにダイビングはりきりキックを叩き込んで投げようとするが、シルエタがロープに叩きつけ、ロープにもたれかかる形になった飛香へミサイルキック。さらにハングマン式バッククラッカーからロープに振るが、飛香がスライディングで場外へと脱出。

 ひなたがシルエタをボディスラムで叩きつけ、飛香がスワンダイブ式の攻撃を狙うが1回失敗すると「あっ!ダメだ!」と即座に切り替えてコーナーに上がりダイビング・ボディプレス。飛香とひなたははりきりキック&サッカーボールキックのサンドイッチ攻撃を狙うが、中々タイミングが合わず単発の攻撃が続く。

 飛香が伝家の宝刀たるブロックバスター・ホールドを放つも、自身のアゴ先にシルエタの身体がガッツリと乗っかる形で叩きつけてしまう。半死半生となった飛香をシルエタがシルエタドライバーで突き刺して3カウント。
 自力で起き上がれない飛香をセコンド陣が総出で丁重に運び出していった。
 

第5試合


 ハム子、神姫楽、Yappyの対面でゴングが鳴ると3人で向かい合って手4つ。しかしすぐに神姫楽&Yappyが結託してハム子に攻撃。2人でロープに振ってハム子をショルダータックルでなぎ倒し、2人で腰投げの応酬。その様子をハム子がセクシーポーズを取りながら眺める緊迫した三つ巴から全員タッチへ。

 真琴、柳川、AKARIの対面となると、やはり王座を持つ真琴に集中攻撃。真琴は2人の攻撃をひらりひらりと捌いていくが、AKARIが柳川を踏み台にして真琴にアームホイップ。続けて柳川、真琴に連続でアームホイップを見舞ってロープ際に並べ2人へまとめて低空ドロップキック。

 ブラックファイヤーがダブルを宣言し、AKARIの低空ドロップキックからYappyのギロチンドロップ。2人で腕を組みながらのエルボードロップと連撃。

 1111が入ってきてブラックファイヤーにトレイン攻撃を見舞い、「ベルト獲るぞ~!」と叫びながら1111ポーズ。背後からむこまこが入ってきてカットし、ハム子&真琴がそれぞれコーナーに詰めて「お・し・り・だー!」の競演。ポーズを決めたところでブラックファイヤーがむこまこを排除。

 ブラックファイヤーと1111の対面。YappyとAKARIがそれぞれコーナーに上がりながら1111の2人をクロスアームスリーパー。AKARIが神姫楽にドロップキック、Yappyが柳川にヒップアタックを見舞って場外に叩き出し、南側客席までなだれ込む場外戦へ。南側客席中段でブラックファイヤー&1111を挟み撃ちにしたむこまこがむこまこバーガーを決める。

 リングに戻り、真琴が神姫楽を、AKARIが柳川を首4の字固めに捕らえる。Yappyが神姫楽&真琴を、ハム子がAKARI&柳川を2人まとめて逆エビ固め。ハム子とYappyが互いに離すよう言い争いを始め、ハム子が「せーので離そ?」と提案。「せーの!」で離したのはYappyのみ。高笑いするハム子に対し、Yappyがコーナーに叩きつけて串刺しヒップアタック、串刺しボディスプラッシュ、ヒップアタックと連撃。さらにロープに飛ぶも、エプロンから神姫楽が捕獲。ハム子もエプロンから真琴がキャッチして再び睨み合いに。またも「せーの!」で離すことになるも、今度はYappyだけが開放されハム子にラリアットを発射。しかし、ハム子が攻撃をかわし、ハム子のラリアット&真琴のハイキックのサンドイッチ攻撃が炸裂。むこまこがYappyをロープに振るも、Yappyがダブルラリアットでなぎ倒す。
 Yappyが雄叫びを上げると、1111の2人が飛び込んできてダブルのドロップキック。カットに来たAKARIにもダブルのビッグブートを見舞って倒し、神姫楽が柳川をボディスラムで投げてAKARIに叩きつける。さらに1111がAKARIに集中攻撃を見舞っていくが、AKARIは柳川にドロップキックを見舞いつつ神姫楽をアームホイップで投げ捨てるテクニカルな動きを見せる。
 真琴が飛び込んできてAKARIと対面。真琴がはりきりキックを連打してダブルアーム・スープレックス、踵落としと連撃しコーナーに振る。AKARIはジャンピング・ハイキックで迎撃し、ソバット、バイシクルキック、コーナー上に寝かせての地対空フロントキックと連撃。さらに619からYappyのボディプレスが炸裂。

 AKARIがコーナーに上っていくと、ハム子が足を掴んで妨害。真琴がAKARIの迎撃に向かうが、柳川が背後から忍び寄ってスクールボーイ。その柳川をさらにAKARIが丸め込んでいくが、返した柳川がバッククラッカーから鎌固め。これをブレイクされると貫通ランニングニー連発で追撃し、フックキックをヒットさせるもAKARIが倒れずラリアット。カットに来た神姫楽をYappyがヒップアタックで迎撃し、神姫楽の上に柳川をフェイスクラッシャーで叩きつける。
 Yappyが神姫楽にヒップドロップを狙うと、柳川がドロップキックでカット。2人でYappyをダブルブレーンバスターで投げようとするが、AKARIが加わってブラックファイヤーが1111をダブルブレーンバスター。

 隙が生まれたブラックファイヤーにむこまこがむこまこバーガー。むこまこに1111がドロップキックの編隊飛行。神姫楽がラリアットを放つも、ハム子がお腹攻撃で迎撃し、続けてシャイニング腹ザード。

 ハム子がスパインボムで叩きつけると、神姫楽もお返しのスパインボム。さらにラリアットを発射も、ハム子がラリアットで迎撃。神姫楽が即座に起き上がってラリアットを叩き込み、柳川と2人でダブルブレーンバスター。

 Yappyが入ってきてハム子を旋回式フロントフリップで叩きつけ、カットに来た1111を真琴がスピアーで2人まとめてなぎ倒し、神姫楽にスピアー。さらにハム子のラリアット&真琴のスピアーの同時攻撃。

 ハム子が神姫楽にバックフリップを見舞い、真琴がバズソーキック。ハム子がトドメのダイビング・ボディプレスを発射も、神姫楽が回避して自爆させる。柳川が丸め込んでいくが真琴がカット。AKARIが真琴へスタンド式のシャイニング・ウィザード。Yappyがハム子にパンプハンドル式ブルーサンダーボムで叩きつけ、コーナー下にハム子をセット。

 AKARIがダイビング・エルボードロップを見舞い、続けてYappyがコーナーに上っていくと、場外から真琴がハム子を引っ張り出して救出。そこへ神姫楽がAKARIをコーナー下にパワースラムでセット。Yappyは気付かず旋回式ダイビング・ボディプレスを発射してしまい、これがAKARIに誤爆。

 うろたえるYappyに対し、1111がマウンテンロックバスター(※神姫楽のスパインボム+柳川の1010)を決めて3カウント。柳川、神姫楽ともに初のタイトル戴冠となった。

 試合後、ベルトを巻いた2人はすぐにYuuRIの応援へと向かった。

第6試合


 ICE×∞王座を巻いた元JTOのYuuRIの横に、新王者となった柳川&神姫楽が並び立つJTOファンには胸が熱くなる入場シーンが展開。

 しっかり握手を交わしてからゴングが鳴ると、ロックアップでの力比べから互いにロープに飛び、いぶきがショルダータックル。いぶきがコーナースプラッシュからドロップキックを見舞い、顔面ウォッシュ。さらにロープに飛ぶも、YuuRIがショルダータックルで迎撃し、お返しの顔面ウォッシュ。

 YuuRIはサッカーボールキックを連打し、PKのフェイントから側頭部への低空ドロップキック。場外に逃れたいぶきに対し、YuuRIはエプロンからのウルトラタイガードロップで追撃し、いぶきの顔面を踏みつけながら観衆を煽る。

 YuuRIはコーナーに上って場外のいぶきへのダイビング攻撃を狙うが、いぶきが追いすがって奈落式の首投げ。場外に落下したYuuRIへコーナートップからのプランチャを見舞う。

 いぶきはYuuRIをリングに戻してダイビング・クロスボディ。YuuRIはエルボー、いぶきは逆水平チョップで打ち合っていくが威力でいぶきが勝る。しばらくうずくまっていたYuuRIだったが、「痛くない!きもちーよ!」と強がってさらに打ち合っていく。
 いぶきがなぎ倒してマウントを取りながらのダブルチョップ連打。YuuRIがひっくり返してマウントエルボー連打と壮絶な殴り合いが展開。YuuRIがロープに飛ぶも、いぶきがコードブレイカーで迎撃し、ライトニングスパイラル。

 いぶきはロープに飛ぶも、YuuRIはスリングブレイドのような形で飛びつきそのままグラウンドでの胴締めスリーパー。さらにドラゴンスリーパーへと移行も、いぶきがロープに足をかけてブレイク。
 YuuRIはミサイルキックで追撃してロープに飛ぶが、いぶきがカウンターのダブルチョップ。さらに延髄斬りを発射も、YuuRIがかわしてバックドロップ。いぶきも即座に起き上がってジャーマン・スープレックス。2人同時に起き上がってハイキックを発射も、これが相打ちとなりダブルダウン。

 ふらふらと起き上がった2人が足を止めてのエルボー合戦を展開していき、YuuRIがゴツリと鈍い音が響くヘッドバッドを見舞って根性を見せる。ロープに飛ぶも、いぶきが追走ランニングニーを連撃していくも、YuuRIは足を取りながらの変形河津掛け。さらにロープに飛んでランニングネックブリーカードロップからフィッシャーマン・バスター。さらにトラースキック、ミドルキック、619、スライディングDDTと連撃してコーナーに上げていき、ジャンピング・ハイキックから肩車式バックドロップ。


 YuuRIはブレーンバスターでセットして必殺のスワントーンボムを発射も、いぶきが回避して自爆させる。すぐに追撃に移れないいぶきに対し、YuuRIがトラースキックからバズソーキックを発射。これをかわしたいぶきがグッド・いぶニングを放つもYuuRIがさらに丸め込んでレッグロールクラッチ。これを返したいぶきが延髄斬りを叩き込むも、YuuRIは倒れず耐えてトラースキック。いぶきも耐えてグッド・いぶニングから顔面にトラースキックをクリーンヒット。さらに側頭部への低空トラースキック、バズソーキック、ランニング・ダブルニーアタック、いぶning Starと猛攻をかけて3カウントを奪った。

いぶき「念願の、ICE×∞のベルト、獲ったぞ~!自分は、このベルト、何度も何度も何度も挑戦してきて1回も巻いたことがなくて、もうこのベルトに挑戦するのを諦めました。でも、藤本つかさがいないこのアイスリボンで、誰がアイスリボンの顔になるかって言ったら、この星いぶきしかいないと思って今回挑戦表明して、やっと獲ったぁ~!YuuRIがICE×∞のベルトを獲ってから、アイスリボンのことを大事にしてくれてありがとうございました!YuuRI、YuuRIはまだこれで終わりじゃない。ずっとずっとずっと、アイスリボンのスーパーヒーローでいてください!お客さんもそうですよね?!(※大喝采が起きる)アイスリボンのスーパーヒーロー、今日はありがとうございました!」

YuuRI「(※マイクを使わず地声で)ありがとうございましたぁ!歴史あるアイスリボンのベルトを巻けて幸せでした!いぶきさんと闘えて幸せでした!これからもアイスリボンのレギュラーとしてアイスリボンのスーパーヒーローとして、これからも参戦よろしくお願いします!」

いぶき「多分それは社長が決めることだと思うけど、星いぶきが決めてやる!引退するまでずっとアイスリボンに出てください!」
YuuRI「おねがいしまあああああす!!失礼します!このあと夜のガン☆プロ行ってきます!」
(※YuuRIが退場)

いぶき「1つだけ、改めて言わせてください。アイスリボンの顔は星いぶきだぁ~っ!!そして、2023年、下半期はこの星いぶきの名前のように輝いて輝いて輝いて見せるので、まだまだ星いぶきの応援をよろしくお願いします!それでは今日参戦した選手が皆さんのもとへ握手へ参りますので、暖かくぎゅっとぎゅっとぎゅっと握りしめてください!ミュージックスタート!」

(※音楽が終わるとともに選手たちがリングに集合)

いぶき「12月31日、後楽園ホール大会は、この全部席を埋めたいと思うので、皆さん宣伝してください!お願いします!」
トトロ「私たちもやるんだよぉ!(笑)」
いぶき「皆さんにかかってますからね、アイスリボン!頼みますよ!それでは、私たちが『プロレスでハッピー』と言うので、大きな声で『アイスリボン!』とお願いします!行きますよ!プロレスでハッピー!アイスリボ~~ン!!」

<試合後コメント>

星いぶき
――ついにICE×∞王座を戴冠した
「メッチャ!ホント、アイスリボンの醍醐味である“プロレスでハッピー!”のハッピーを今、100%感じられてると思います。もう自分はずっとずっとこのベルト、後楽園ホールのメインとか色んなところで挑戦してきて獲れなかったベルトが、やっと、6年かかったけど獲得できて嬉しいです!」

――5度目の正直で戴冠できた原動力は何だったと思うか
「みんなの言葉ですかね。Twitter見てくれたら分かると思うんですけど、安納サオリとか、藤本つかさとか、そして利府大会でアジャコングが『ピンチはチャンスに変えるんだよ』って言ってくれたその言葉のお陰で自信を持って出来たんじゃないかと思います」

――マイクで『後楽園ホールを埋めたい』と言っていたが、どのためにどうしていくか
「最近のこのアイスリボンの防衛戦は自団体ばっか。そしていつもレギュラーで出てくれてる他団体の子ばっかだと思うんですけど、いつも参戦していないような選手と防衛戦をしたいなっていう思いがあります」

――そのためには待っているだけでは望むような相手は来ない。今具体的に挙げられる防衛戦相手の候補はいるか
「安納サオリとは絶対にベルトをかけてシングルしたい。前に『ベルトをかけてシングルしよう』って言ったときには安納サオリがベルトを落として、普通のシングルマッチになっちゃったので、今度こそは夢を叶えて安納サオリとシングルマッチしたいと思います」

――母である星ハム子選手は『いぶきがベルトを獲ったらいの一番に挑戦する』と言っていた
「いや、もう1番に来てくれても構わないんですけど、自分はもっともっとこのベルトと仲良くなりたいので、星ハム子はまだ。まだ!うん。大事なときに、デカい会場でやりたいです。まあ、これ(後楽園)以上の大会とかは全然OKするんですけど、これ以下の大会は絶対自分は挑戦表明受け取らないので、覚悟しとけよって感じです」

――今日は6人がデビューし、リボンタッグで新チャンピオンも誕生した。これを機にアイスリボンを変えていかなければという思いはあるか
「そうですね。今までは、藤本つかさが創ってくれたこのアイスリボンの景色を、次は星いぶきが受け継いで、アイスリボンの新しい景色を見せたいと思います」

――見せられそうと思うか
「見せます!見せられなかったら、土下座します!でもベルトは渡しません!見せます!頑張ります!」


柳川澄樺&神姫楽ミサ
柳川「やっと!私たちの念願だった、今年の目標だったベルトをミサと巻くことが出来てメチャクチャ嬉しいです!ミサ、ありがとう!」
神姫楽「ありがとう~!なんか、今、試合終わってバタバタして、こうやって今改めてこうやってみたら、『ホントにベルト巻いたんだ』って実感がすごい」
柳川「湧いてきたね!今やっとね!(笑)」
神姫楽「湧いてきました。私はTwitterとか色んなところで発言してきたんですけど、去年、私たちJTOはそんなに自分の団体の試合数が多くなくて、アイスリボンさんの道場マッチへの定期参戦をきっかけにたくさんのプロレスのリングに上がらせてもらって、ホントにアイスリボンが無かったらこんなにたくさんの経験をさせてもらって、こんなにプロレスを好きに……好きだったんですけど、もっともっとプロレスのリングで叶えたい夢を私たち2人で見つけてきて、そのきっかけになってくれたアイスリボンにすごく感謝しているので、こうやって2人で巻いたアイスリボンのタッグのベルト、私たち巻けて、ホントに嬉しいです!」
柳川「私もホントにミサと同様で、本当に私たちはデビュー当初からポンコツで、代表に『なにも出来ない!』って怒られてた私たちで。その代表にまず見せつけたいです!(笑)多分代表が一番ビックリすると思うんですけど(笑)」
神姫楽「1111もね、勝手に作ったユニットだもんね」
柳川「そうなんです(笑)勝手にやりだしたタッグだったので、ここまで来てやっと証、形として残る結果を出したのが初めてだったので、本当に本当に嬉しいです!ファンの皆さんにもようやく笑顔で報告ができるのが今から楽しみです!」
神姫楽「……へへっ、へへへへ、なんか実感が湧いてきた」
柳川「湧いてきた?私まだ結構ふわふわしてる」
神姫楽「(※腰に巻いたベルトを外して手に取る)こうやってると見えないから外させてもらって」
柳川「でもこれが終わりじゃないので。ゴールじゃないんで、ミサ」
神姫楽「ベルトを取ることが目標みたいになってたんですけど、ベルトを獲ったあとがホントにここからだなって」
柳川「ここからが勝負!」
神姫楽「(※ベルトを腰に巻き直しながら)冷静になったらちょっと、私たちはYuuRIを間近で見てきたので、ベルトを巻いたあとのYuuRIを見てたら……」
柳川「そうだね。プレッシャーとかそういうものに耐え抜きながらやってる姿を凄い見てきたので」
神姫楽「皆さんの期待を、期待してもらった私たちがやっとベルトを獲れて、その期待を裏切らないかどうかってこれからの私たちにかかってると思うので、私たちはここから新しい気持ちで」
柳川「この防衛ロードをね突き進みましょう」
神姫楽「突き進んでいきましょう!」
2人「「フォーワン!イエィ♪」」

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