6.14 COMBO外伝 板橋大会で山本SAN代表とスーパータイガーの対戦がついに実現!シャドウ軍団が暴走
COMBO 外伝V
日時:2015年6月14日(日)
開場:12:00 開始:12:30
会場:東京・板橋グリーンホール
観衆:127 人
▼第1試合 オープニングマッチ ツバイダーズ対ブラックツバイダー軍団
ツバイダーマン/○ツバイダーマンブルー/守護神・筋王/竜胆ゆき
16分20秒 アマゾン→片エビ固め
ブラックツバイダーマン/アイスマン/●ブラックツバイダーマン2号/Aki
▼第2試合 COMBO キックルールタッグマッチ 10分1本勝負
DAI/赤羽秀一/いっはー
9分30秒 ノーコンテスト
中川達彦/シゲKING/丹波鱗
▼第3試合 6人タッグマッチ
ペドロ高石/●SAKURA/夏樹
16分19秒 変形コブラツイスト
○唯我様/YANAGAWA
※試合終了後、クレーン・ユウ様より激励の挨拶
▼第4試合 タッグマッチ 20分1本勝負
松崎和彦/●Angee
13分10秒 スピアー→体固め
戸井克成/○Choco
▼セミファイナル スペシャルタッグマッチ 30分1本勝負
山本SAN/●梅沢菊次郎
16分00秒 チキンウイングアームロック
○スーパータイガー/神楽
【寸評】ギャラではなく闘いに飢えCOMBOと山本SANに熱いモノを感じたからこそ、ついに実現したスーパータイガー(リアルジャパン)のCOMBO参戦! スーパータイガーを迎え撃つのは代表の山本SANと梅沢菊次郎のタッグだ。ゴングが鳴り最初に対峙したのは山本SANと神楽であった。ロックアップからの関節の取り合いが流れるように繰り返される。神楽からのタッチを受けスーパータイガーと山本SANが対峙した瞬間,会場が沸き立った。お互い間合いを掴むかのように回る。蹴りの攻防から、タイガースピン、ボーアンドアローとつなぎ、そ れに対し山本SANは、回し蹴りからフィッシャーマンズ・スープレックスと切り返す。
神楽も『スーパータイガーだけじゃないと!』と山本SANに突っかかるも、体格差から徐々に神楽が捕まる展開に。ケブラータからの延髄蹴りでタッチを受けたスーパータイガーは山本SANを蹴散らし、梅沢へダイビングエルボー、サンセットフリップ、エルボードロップと繋ぐが山本SANのカットにあい、逆に串刺しラリアット梅沢の串刺しスピアー、山本SANのPK、ムーンサルトと動きが止まってしまった。
ここが勝機と梅沢はアルゼンチンブリーカーでスーパータイガーを絞り上げる。決まらないとみると打撃を打ち込む梅沢にスーパータイガーのカウンターのニールキックが炸裂! フォールは返されるも、そのままアームロックからチキンウイングアームロックへ切り替え左腕を絞り上げた。さすがの梅沢もたまらずタップ。ここで勝負がついた。試合後山本SANはマイクを手にスーパータイガーにこう語りかけた。「正直、スーパータイガーは有名だし色々な場所で試合をしているかもしれない。でも腕と体力では負けない覚悟で本気で勝ちに行きました。やっぱり、貴方は強いです。これからもまた闘って下さい。」とスーパータイガーを認めた。「偽物は要らない私は毎日でも闘う覚悟でいます。山本SANや梅沢さんの様な本物の格闘家なら何時でも闘わせて頂きます。」と スーパータイガーは答え、3人厚い握手を交わした。
▼メインイベント COMBO軍 vs シャドウ軍団 タッグマッチ 30分1本勝負
舞牙/○バンジー高田
12分31秒 ラリアット→体固め
●偽ブラックシャドウ/シャドウナイト
【寸評】COMBO軍とブラックシャドウ軍団の単なる抗争ではなかった。去る2014年の王子大会ではタッグを組んでいたバンジー高田とブラックシャドウであった。しかしブラックシャドウの裏切りに遭い、バンジー高田はCOMBO正規軍に合流した。つまり今回の試合はバンジー高田とブラックシャドウの因縁の対決であった。
新たに現れた謎のマスクマン、シャドウナイトと心持前回よりもシルエットが細くなったようなブラックシャ
ドウであるがその凶悪な攻撃は変わっていなかった。リング脇にもよく見るとブラックシャドウがいるのであ
る。一体如何した事か会場はざわめいた。
突如リング場外での乱闘が始まった。不気味に走り寄るシャドウナイトに捕まるバンジー高田。2発鈍い拳が振 り上げられる。その手を高々とあげるとなんとどこから持ってきたのか栓抜きが光っており、立ち上がったバンジー高田の額は真っ赤になっていた。うずくまったバンジー高田を捕らえリングに戻すと容赦ない攻撃を浴びせるブラックシャドウ軍団。
COMBO軍として始めての為か個々としては光るがいまひとつ連携がとりきれていないバンジー高田と舞牙に対 し、ブラックシャドウ軍団の連携は見事であった。持ち直したバンジー高田がタックルしようとした瞬間リング袖で足を掴み妨害するシャドウナイト。倒れた瞬間を狙い負傷している頭部を執拗に攻める偽ブラックシャドウ、何かとリング下から指示をだす本物であろうブラックシャドウ。やりたい放題のブラックシャドウ軍団であったが、舞牙のアシストを受け、一対一の戦いに戻ったバンジー高田と偽ブラックシャドウ。
急所攻撃を食らうも、走りこんだ偽ブラックシャドウにカウンターのラリアットが炸裂しバンジー高田が勝利した。しかし、突如ブラックシャドウ軍団がリング上に上がりバンジー高田。それを止めに入った舞牙をはじめとする選手たちに襲い掛かる。控え室から山本SAN、 松崎和彦が駆けつけるも、満足げにリングを後にしたブラックシ ャドウ軍団。やがて彼らは不穏な笑みを残し会場を去っていった。
メインでさらに遺恨を残してしまったバンジー高田の要望により、次回大会にて本物のブラックシャドウとバンジー高田の再戦を発表した山本SAN代表。
【記事提供/COMBO事務局】