新日本プロレス2015年のイッテンヨンで棚橋vs.オカダのIWGP戦が正式決定!11.8大阪では中邑vs.柴田のIC戦、ヨシタツvs.AJなど

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10月14日、都内のテレビ朝日本社で新日本プロレスが2015年1月4日に東京・東京ドームで開催する『WRESTLE KINGDOM 9 in 東京ドーム』の第1弾対戦カード発表会見が行われた。
菅林直樹会長から下記の対戦カードが発表されると共に、今年開催されたイッテンヨン前日(1月3日)のディファ有明でのイベントと、イッテンヨン翌日(1月5日)の東京・後楽園ホール大会を2015年も行われることが発表された。また、今大会はメディアミックスをして大々的なプロモーションが行われるとのこと。

WRESTLE KINGDOM 9 in 東京ドーム
日時:2015年1月4日(日)
開始:16:00
会場:東京・東京ドーム

▼IWGPヘビー級選手権試合
[王 者]棚橋弘至
vs.
[挑戦者]オカダ・カズチカ
※第61代王者の初防衛戦

※全9〜10試合予定

2015-1-4ドーム大会第1弾カード発表会見110.13両国国技館大会でAJスタイルズを下して第61代IWGPヘビー級王者となった棚橋弘至に、『G1 CLIMAX 2014』で優勝して手に入れたドーム大会でのIWGPヘビー級王座への挑戦権を2度防衛したオカダ・カズチカが挑戦する一戦が正式決定。
まず権利書の入ったスーツケースを手に、外道を帯同せずに単身で会見場に現れたオカダが「ちょうど1年前、両国で棚橋さんと完全決着戦やりました。それから棚橋さん、『さらばIWGP』と言ってましたけども、まさかこういう形で再会するとは思わなかったですし、また東京ドームで挑戦するとは思ってもいませんでした。僕は完全にAJだと思っていました。まあ去年、棚橋さんに挑戦して負けていますし、今年のイッテンヨンも僕、チャンピオンでしたけども結局はメインイベントじゃなかったので、しっかり今回はメインの舞台でベルトを獲り返して、くすんだ太陽には沈んでもらいます」と語った。
奪取したばかりのベルトを持って登場した棚橋は「100年に一人の逸材、棚橋弘至です。ありがとうございます。チャンピオンに戻ってきました。オカダにしてみたらAJにベルトを獲られて、そのあと取り返せずにって中できっとね、自分で取り戻したかったと思うんですけど、そうはうまくいかないと。棚橋はしつこいと。いまオカダが言ったように、オカダの中には自分で取り返せなかったこととか、去年メインを奪われたこととか、いろいろ闘う理由はあると。じゃあ俺は何か? ……IWGP、昨日で7回目(の戴冠)、連続最多防衛11回、通算防衛27回……IWGPのすべての記録を俺は塗り替えました。オカダはいいですよ。いいですけど、この数字、そしてこの新日本マット界の現状……俺が言いたいのは今2014年、そして来年2015年、俺がベストです! 以上です」と“IWGPに愛されている男”であることをアピールした。

ーーオカダ選手、棚橋選手は最多戴冠回数、最多連続防衛、そして最多防衛回数。すべてにおいてIWGPの記録を更新しています。IWGPから愛されているという表現もされていますが、その辺りも含めてベルトに対する思いは?
オカダ「今ちょっと気になったのは最多戴冠記録、7回っていうのが気になりまして。ってことは6回負けてるってことですよ。7回目負けますので、しっかりその7回って記録が最後になるのか。まあ最多防衛は軽く僕が抜きますし、通算防衛なんてドンドン僕が防衛していけばいいだけなので、その辺は気にせず僕がしっかり新日本プロレスを照らしていきます」

ーー昨日のリング上で棚橋選手に向けられた「おかえり」であったり、大きな声援が送られていたが、オカダ選手はファンの反応をどう感じましたか?
オカダ「棚橋さんのほうがあったんじゃないですかね、反応が。それは昨日、チャンピオンになってその反応があっただけだと思いますし、ドンドン東京ドームに向かって時間が経つにつれ反応が変わっていくと思うので、まあ皆さん楽しみにしておいてください」

ーー棚橋選手、ファンから「おかえり」と言われ、あれだけの大声援をもらった感想は?
棚橋「ファンの方が棚橋のプロレスラーという生き方をすごい見ていてくれたんだなぁって思って、本当にグッときました。その2014年っていうのも、もちろんそうなんですけど、俺って結構浮き沈みが(ある)。結果が出なかったりとか、いろんなところで、人生で、レスラー人生で浮き沈みがあって。そういったところでファンの皆さんが自分と人生だったりを重ねて見てくれるというか、プロレスラーとして生きていく中で、そういうとこがスゲー喜びだし、昨日の声援もすごい改めて言いますけど感動しました」

ーーオカダ選手は短い期間でスターダムまで駆け上がった存在だと思いますが、改めてここだけは負けていない・勝っているという部分はどこでしょうか?
棚橋「う〜ん……オカダが凱旋して俺からベルトを獲って、常に高い位置で走り続けている。もちろんファンの期待もあるし、会社の期待もあるだろうし、高い位置でずっと走り続けている。それが普通に出てしまう彼のポテンシャルっていうのもスゲーんですけど……と、長々しゃべりながら勝っているところを考えてたんですけど(苦笑)、これはもう本当にね、諦めずに生きている点だけは負けていないですね。例えば1個1個の能力で負けていたとしても、結果負けるとは限らないってことがきっとあるし、そういう生き方も素敵だなと思っていますから」

2015-1-4ドーム大会第1弾カード発表会見2ーー何度も闘っていると思うが、改めて相手のことをどう捉えていますか?
オカダ「棚橋さんですか? ただの先輩の一人ですね」
棚橋「そういう何かを当てはめて括るにはちょっと年齢が離れすぎているんですよね。10いくつ違うと。うん。僕はこの間、イギリス、ドイツに行ってきていろんな若い選手を見て話して、そういう若い選手に『お前たちは未来だよ』って言ってちょっと先輩風吹かせて話し掛けてきたんですけど、未来は約束されているんですよ。でもその中で同じ時代に生まれて現在進行で生きている。これはもう本当……これから、これからというか、もうどっちが新日本の顔なんだと、ハッキリさせてくれよってところが一番大事なんじゃないかと思います」

ーー昨日、棚橋選手のマイクで「新日本を世界一の会社にする」という発言があったが、そういう意味でドーム大会は大事な大会だと思うが、改めてイッテンヨンをどういう大会と捉えているのか意気込みを
オカダ「まあ正直、ドームに関してはあまりいい思い出がないので、今年はいい東京ドームにして。カードに関しては相手が誰だろうと、僕がいるだけで充分だと思います」
棚橋「昨日リング上でマイクを持ってしゃべろうと思ったら、たまたま目の前に木谷会長が見えたんで。そういうタイミングもあったしね。世界一にしたいっていう気持ちはウソじゃないです。で、来年の東京ドームは何と日曜日開催です! 7年待ちましたから。7年に一度の(日曜開催の)東京ドーム。まあうるう年があるので変わってきますけど、そういう日程にも恵まれていますし、東京ドームこれで5年連続メインなんで(苦笑)。会社からの期待っていうのもきっとあるだろうし、ベルトを持っているタイミングでドームを迎えるっていう俺の運もあるだろうし、そういった中での来年のドームなので、ビジネス、プロレス界ドンドン盛り上がってきてますので、その勢いを止めないようにさらに盛り上げます」

ーーオカダ選手、棚橋選手が5年連続でドームのメインを張っていて、そのうち4回勝って「愛してまーす」で締めているのですが、そこで勝って新しい時代を見せないといけないという使命はありますか?
オカダ「そうですね、しっかり東京ドームで勝って新日本プロレス=オカダというよりも、プロレス=オカダにしたいと思っていますので、しっかり勝って外道さんのマイクで……いや、僕のメイクで締めたいと思います」

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