「BreakingDownのブラジル版も実現させたい」超RIZINで勝利したパトリッキー・ピットブルが朝倉未来とビジネス宣言!
30日、さいたまスーパーアリーナにて『超RIZIN.2 powered by U-NEXT』が開催。BELLATORパートメインイベントではパトリッキー・ピットブルvs.ホベルト・サトシ・ソウザが行われた。
AJマッキーが黄色ブドウ球菌感染症により急遽欠場に。これを受けて大会4日前にRIZINライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザが緊急出場することとなった。
パトリッキーはRIZINパート第5試合で鈴木千裕と戦うパトリシオ・ピットブルの兄。RIZINでは川尻達也、ルイス・グスタボから1RKO勝利を奪っている。
試合が始まると常にパトリッキーがプレッシャーを掛け、サトシがトリッキーに飛び膝を打てばパトリッキーも飛び膝で返し会場を沸かせる。リングを回って距離をとるサトシにパトリッキーは的確にカーフキックを打ち込んでいき、3Rに再度カーフキックを打ち込むとサトシはそのまま崩れ落ちる。立ち上がることができないサトシにパトリッキーが追撃を狙うが、レフェリーが割って入り試合を止めた。
サトシはノーコメントで会場をあとに。意気揚々とバックステージに現れたパトリッキーは「今夜は完璧な夜として終えることが出来る。今回は非常にバイブスが素晴らしかった。そういったことを日本のファンから感じられたのはとても嬉しいことだ。今回は急遽対戦相手が変わったが、自分としては試合5分前に対戦相手が変わっても構わない」と余裕を見せる。
そして朝倉未来との関係について聞かれると「この友人関係は当然これからも継続していきたいし、ビジネス面でも発展させていきたい。BreakingDownのブラジル版も是非実現させたいと思っている。ただ、日本は遠い。もっと近ければ何度も来ている国になっていると思う。これを機に日本とブラジルの国の関係も少しでも近づけばいいと思う。未来はアサシン(暗殺者)のような目をしているピットブルだ。彼は非常に冷静で冷淡な一面も見える。そういった選手は大好きなので素晴らしいことだと思う。人によってはそれを良くないと批判することもあるが、そういったことを言う人間は弱虫なだけだ。(メインで戦う未来に)アグレッシブに行って、アサシンとしての本能で、自分を信じて闘ってほしい。ガンバレ!」とメッセージを送った。