後藤恵介が7・29新木場『Growth10』での“打倒”長井満也を宣言!「一番ほしいのは結果。大物食いする」

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 バリアフリープロレスHEROの運営協力を行うGPSが7月29日、東京・新木場1stRINGで『Growth10』を開催。メインイベントのリングに立つ後藤恵介(フリー)が“打倒”長井満也を宣言した。

「Growth」とは“成長する”との意で、文字通り、若手、中堅、ベテランにかかわらず、成長した姿を体現する大会。2017年7月27日(新木場)に第1回を実施したが、2018年12月19日(新木場)の『Growth5』でいったん休止。2019年12月25日(新木場)での『Growth6』で1年ぶりに再開。以後、1年に1回開催され、今大会で区切りの10回目を迎える。

 メインを託されるのは今回も後藤だ。後藤は『Growth8』(2021年11月20日、東京・浅草花劇場)以降、3大会連続でシングルで「Growth」のメインのリングに上がる。『Growth8』ではスーパー・タイガーに、『Growth9』では土方隆司に敗れたが、今回は“激戦の雄”長井満也(ドラディション)に挑む。

 後藤はWAVEの男子部第1号レスラーとして、2016年10月10日に東京・後楽園ホールでデビュー。2019年からフリーとなり、GPSグループを主戦場に、TTTなど、さまざまな団体で活躍。近年では目覚ましくパワーアップを図り、インディーマットを荒らしまくっている期待のホープだ。今年2月25日の新木場ではHEROの至宝であるWBC(ワールド・バリアフリー・チャンピオンシップ)タッグ王座を友龍(聾レスラー)とのコンビで初戴冠を果たしている。

 リングス、新日本プロレス、全日本プロレスなどでファイトしてきた強豪・長井との対戦に向け、後藤は「近年のGrowthではメインイベントに抜擢していただきながらも、毎回大きな壁を打ち破ることができず、悔しい思いをしています。『良い試合だった』『良くやった』の言葉より、今一番ほしいものは勝利です。この1年で複数のベルトも巻きました。次、何をするかは大物食いです。今回の長井戦では、その一点にかけて挑みます」と長井狩りを誓った。

 一方、後藤のチャレンジを受けて立つ長井は「私のプロレスのキャリアももう終わりに向かってる。だから、プロレス界に恩返ししていかなきゃいけないと考えてます。今まで学んできたことを、このリング、この試合で後藤選手にぶつけていこうと思ってます。大物食いするって言ってるみたいだけど、長井満也は苦くてクセがあって、なかなか食べづらいぞ」とコメント。さらに、シングルのメインを任されたことについて、「GrowthはHEROとは色合いが違うし、シングルでメインを任されたことには重みを感じてますし、何かを期待されてると思います。豊島(修二)会長が集客が厳しいようなことを言ってるけど、だったらだからこそ燃えます。見に来てくれた人に『見に来て良かった』と思ってもらえるような試合を見せて、見に来なかった人に『見に行けば良かった』と思わせるような試合をします!」と意気込んだ。

『Growth10』
日程:7月29日(土)
開始:19:00
場所:東京・新木場1stRING

▼シングルマッチ
ガッツ石島(TTT)
vs
清水来人(Team Motion)


 TTT総帥で、TTT認定インディー統一無差別級を奪取して勢いに乗るガッツ石島が2大会ぶりに参戦し、清水来人と激突する。この一戦は2年前に組まれていたが、清水の体調不良で流れた幻のカード。
 両者ともに体もデカく、パワーファイター同士の一戦となる。ガッツは勝って、WBCタッグ王座奪回の足掛かりにしたいところ。かたや、清水は金星を挙げて、GPSグループのレギュラーに加わりたいところで、2人の意地のぶつかり合いに期待大だ。

▼シングルマッチ
真琴(フリー)
vs
鶴姫花(愛媛プロレス)


 抜群の実力、実績を兼ね揃える真琴に挑むのは、愛媛プロレスの鶴姫花だ。鶴姫花は中央ではまだ名前があまり知られてないが、将来有望な選手。女子プロレス界ではトップクラスの真琴を相手に、鶴姫花がどこまで食らいつくことができるか注目だ。

▼シングルマッチ
ワイルド・ベアー
vs
こゆき(フリー)


 当初、ベアーは「豊島会長還暦記念試合」として豊島会長と一騎打ちを行う予定だったが、豊島会長の体調不良により、試合は延期に。代わりに抜擢を受けたのが、Hプロダクションを退団してフリーになったばかりのこゆき。こゆきは身長180センチの大型戦士。ベアーは3年前、デビューしたばかりのこゆきと対戦しており、その成長ぶりを確かめる一戦になる。

▼セミファイナル シングルマッチ
伊藤崇文(パンクラスMISSION)
vs
海和択弥


 セミも若手vsベテランのチャレンジマッチ。『Growth6』でデビューした海和にとって、「Growth」は思い入れ深いリング。『Growth9』(2022年9月28日、浅草花劇場)では八須拳太郎(P.P.P TOKYO)を破って、悲願のシングル初勝利を挙げた。その大会で、豊島会長から「次はどのくらい成長したか、メチャクチャ強い相手をぶつける」と言われていたが、対戦相手は伊藤崇文だ。
 海和はデビュー2戦目(2020年2月23日、新木場での「HERO25」)で伊藤と6人タッグマッチ(伊藤&佐山駿介&ブラック・アバロンvs田中稔&後藤&海和)で対戦し、チキンウイング・アームロックで完敗を喫している。

 海和は「デビュー2戦目で当たって何もできなかった相手。あの時の悔しさと、あれからの成長をGrowthという大会で思いっきりぶつけていきたい」と意欲。対する伊藤は「3年経ったとは言え、勝つために必要なものすべてに、まだまだ大きな差があることを見せつける」と返り討ちの構えだ。

▼メインイベント シングルマッチ
長井満也(ドラディション)
vs
後藤恵介(フリー)

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