大仁田厚プロデュースで振付師・ラッキィ池田がマスクマンでプロレスデビュー!12・2新木場で大仁田軍とデスマッチ対決!
プロレスとアイドルを融合させた新団体スターダム★アイドルズの旗揚げ戦(12月2日、東京・新木場1stRING)において、振付師でタレントのラッキィ池田(59)がマスクマンとしてプロレスデビューし、大仁田厚軍団とデスマッチで対戦することが決まった。
同団体は22日、東京・豊島区のプロレスショップ闘道館で記者会見を開き、ターザン山本軍の応援団に就任した、アイドルズメンバーの末吉桃子が山本氏(週刊プロレス元編集長)の代理で出席。末吉は、アイドルズの歌の振付を担当するラッキィを呼び入れた。
ラッキィは冒頭、「アイドルがプロレスをやることはあるけど、アイドルをやりながらプロレスもやるというのはおもしろい企画。半年くらい前にGMの中野たむさんから『手伝ってほしい』と言われた。プロレスのプロデューサーを担当する大仁田厚さんから、ご指名を受けたと聞きました。ボクが大仁田さんと出会ったのは35年前。『11PM』(日本テレビ系)で、大仁田さんがウイスキーの生CMをやってた頃。ボクはまだ本名の池田新一の名で、番組カバーガールの振付をしていました」と、大仁田との関係を説明。
続けて、ラッキィは「大仁田さんには熱いものがあって、『復活するから、オマエも命懸けでやれ! 復活して、12月2日、新木場でデスマッチの試合をするから、オマエも参戦しろ! 死ぬかもしれないけど』とプロレス参戦を呼び掛けられたという。
ラッキィは「何でだろ? と、しばらく考えました。『これだな』と思ったのは、彼がスローガンに掲げている『いじめ撲滅』でした。彼の本質はマジメ。ボクも、今回楽曲提供するヒャダインもアイドルに長くかかわってるけど、人気商売だから、メンバー間でねたみがある。このアイドルズでは、そんなことはないようにしたい。戦うことでセンターの座を争い、ふだんのフラストレーションを発散してほしい。大仁田さんと切磋琢磨して、アイドル戦国時代を勝ち抜きたい」とプロレス参戦を決断した経緯を話した。
「だったら、どっち側に付くんだ?ということになるけど、ボクはターザン山本側に付いて、大仁田の兄貴と死闘を繰り広げて、何が得られるのか。体をもって感じたい。山本軍に加わって、大仁田軍を倒す」(ラッキィ)とキッパリ。
そして、ラッキィは「ラッキィ池田じゃ弱い。邪悪な部分を出して、悪のラッキィ池田に変身していく」と言うや、会見場から一時退場。
パンダの覆面を被り、リングコスチュームを身にまとって現れたラッキィは「(試合のときは)プロレス大好きの『プパンダ』としてやります。パンダ大好きの中野たむの妄想から生まれたパンダです。これで大仁田の兄貴のクビをへし折ってやる!」と息巻いた。
当初、大仁田軍と山本軍の一戦は6人タッグマッチとされていたが、ラッキィの参戦により、大仁田、橋本友彦、HASEGAWA、X組VS山本、X、X、X、プパンダ組による「復活!ストリートファイト有刺鉄線ボード・バンクハウス4VS5ハンディキャップデスマッチ」と変更された。山本軍は大物レスラーの獲得に成功したとの情報もあり、出場メンバーが最終決定するまでは、どちらが有利か、まったく予測不可能な状況だ。
なお、ラッキィはプロレス参戦を「1日限定」と明言したが、大仁田の仕掛け次第では、その先があるかもしれない。