【会見全文】Sareeeが日本復帰大会でライバルの橋本千紘と一騎打ち!IWGP女子王座に言及し「闘魂を持っている私が一番ふさわしい」

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 25日、東京都・猪木元気工場にて、5月16日に新宿FACEで開催される『Sareee-ISM~~Chapter One~』のカード発表記者会見が行われた。

 Sareeeはジャガー横田や井上京子が所属するディアナの若きエースとして君臨していた選手であり、24歳という若さでWWE入団が決定。2021年にWWE(NXT)でSarray(サレイ)としてスーパースターデビューを果たした。
 今年3月にWWEとの契約を満了して帰国し、5月16日に新宿FACEにて『Sareee-ISM』を開催することを発表していた。

 会見にはSareeeが1人で出席。
 まずは全4試合の対戦カードが発表され、まずはメインイベントでSareeeと対戦が決まった橋本千紘からのビデオメッセージが放映された。


橋本千紘(映像)
「センダイガールズプロレスリングの橋本千紘です。Sareee選手、日本復帰第1戦に選んでいただきありがとうございます。Sareee選手は、私の中で初めてライバルが出来たと思える存在でした。約2年間アメリカで活躍していて、その活躍を見るたびに『私も頑張らなきゃいけないな』と刺激を受けていました。強さを競い合える1人だと思っているので、シングルマッチ、楽しみにしております。ギュンッ!」

 橋本からのメッセージを受け、Sareeeがマイクを取った。


Sareee
「今全カードを発表させていただきました。Sareee-ISMということで、私のコンセプトに合った熱い戦いをしてくれるような、そんな選手を選ばせていただきました。
 第1試合では、若手のシングルマッチなんですけど、しっかりと2人とも団体に所属していて、練習を毎日厳しい練習を道場でしていると思います。そんな2人にフレッシュな第1試合、盛り上げてもらいたいなと思って組ませていただきました。
 そして第2試合なんですけども、見ての通り、中島安里紗選手がいるということで。これは“THE 女子プロレス”が見られる試合だと思います。その中でも、AKARI選手は、日本の女子プロレスに憧れて異国から1人で日本の女子プロレスに飛び込んできた選手で、私がアメリカに渡米する前にシングルマッチをやらせてもらったんですけど、すごく気持ちのいい選手で、一生懸命さが伝わってきて、本当に頑張ってほしいという意味を込めて、今回オファーをさせていただきました。
 そして、セミファイナルなんですけど、伊藤薫選手は私の師匠であり、本当に1から育てていただいて、だからこそ今の私がいます。ジャガー横田選手にも本当にかわいがっていただいて、私の中でとても大きい存在です。奈七永選手も『こんなにキャリアを積んでいて、こんなに熱い思いを持っている選手っているのか』ってくらい、プロレスに対しての情熱が本当に素晴らしいなと。尊敬できる、そんな先輩方を選ばせていただきました。全日本女子プロレス出身の先輩方で、全女のスタイルというものは、私が最後に受け継いでいると思っているので、そんな熱い闘いを是非よろしくお願いします。
 そして、メインイベント。橋本千紘。日本に帰ってくることが決まって、『Sareee-ISM』、大会を開くことになって一番最初に頭に浮かんだのが橋本千紘でした。今の日本の女子プロレス界で一番強いのは橋本千紘選手だと私は思ってます。そんな橋本千紘選手と、私もうずうずしているので、本当に闘いがしたくて仕方がないので、その相手にふさわしいのは橋本千紘しかいないなと思ったので、シンプルに選ばせていただきました。私が日本にいない間のこの2年ちょっとの間で本当に女子プロレスはたくさんの方に知っていただいて、本当にどんどんどんどん知名度も上がってきている中で、新しく女子プロレスを見るようになった方だったり、新しいファンの方もいっぱいいる中で、是非一度このSareeevs橋本千紘は見ていただいたいと思っています。『これを見てから女子プロレスってものを判断してもらいたいな』と思うくらい、本当に闘いを、プロレスの原点は闘いなので、私たちがしっかりを闘いを見せて、『これが女子プロレスだぞ』という代表的な試合になることを誓います。よろしくお願いします」

――橋本選手のどこに強さ、優れたところを感じるか
「見るからに強いじゃないですか、もう。ですし、橋本千紘に敵う人っているのかなって、ずーっと思って、アメリカにいるときから橋本千紘選手は私のライバルですのでずっと見てきましたし、今の女子プロ界の中で橋本千紘が一番強いと思うんですけど、私が日本に戻ってきたということで、その座は譲れないので、橋本千紘にしっかり勝って、3カウント獲って、私が橋本千紘より強いっていう、『これからの女子プロレスを背負っていくのはSareeeだぞ!』ってところをしっかりと、橋本千紘にも感じてもらいたいですし、ファンの皆様にもしっかりとお伝えしなければいけないと思ってます」

――セミのXについて。テーマ的にベテラン選手が出てくる?
「ここはちょっと、Xなので、言えないんですけど、当日のお楽しみで」

――橋本選手は、先日のスターダム横浜アリーナ大会で“女子プロレス最強決定戦”と銘打たれた試合で朱里選手に敗れた。この結果を受けての感想は
「正直、ちょっとビックリしましたね。橋本がまさか負けると思ってなかったので、ちょっと……『えっ』ていう感じはあるんですけども、あの試合って、100%プロレスルールじゃないじゃないですか。なので、『まあプロレスでやってたら橋本千紘が強いでしょ』って思うので、あまりそこは気にしないようにします。そういう難しいルールは関係なく、プロレスなので、しっかりとプロレスをします」

――以前言及していたIWGP女子のベルトに動きがあったことについて
「すごい『早いな~』って感じがしますね。ベルトの動きが早いので、どこで行こうかってタイミングも掴みづらいですよね」

――IWGPを狙う気持ちは変わらず?
「もちろん。IWGPのベルトは猪木さんが創られたベルトですし、私が一番相応しいんじゃないかなと。闘う魂、闘魂を持っている選手が巻くべきだと思うので、それは狙っていきたいですけど、タイミングがまだかなという感じはあります」

――この大会で魅せたいものは
「この私の闘いのコンセプトに合った選手にオファーさせていただいたつもりなので、そこは信じてますね」

――今回の大会名に『Chapter One』と銘打たれているが、Two、Threeと定期的に開催していく予定はあるか
「定期的に開催したいとは思ってるんですけど、まだちょっと先は決まってはいないんですけども、今後も続けていきたいなと。私がやりたい闘いを見せるためにも、フリーなので、こういう場がなければなかなか難しいと思うので。自由にできるこの『Sareee-ISM』、私の闘い、私が自由にできる大会だと思っているので、今後も続けていきたいと思っております」

――日本復帰を発表してからのファンの反応はどうだったか
「本当に皆さん温かく迎えてくださって、『待ってたよ!』とか、本当に温かい声ばかりいただいていますね。あとはやっぱり、海外のファンの方が圧倒的に増えたなという感じはしますね。コメントだったりもそうですし、すごく海外のファンの方が多いので、その方たちにも届くように、生配信もそうですし、していきたいと思いますね」

――生配信は海外ファン向けの側面も大きい?
「そうですね。遠くて見に来られないので、私の闘いを応援してくださっている全世界の方に私の闘いを届けたいという思いはあります」

――『世界のファンが増えた』ということで、今後オファーがあれば国外のリングにも上がっていく?
「もちろん。全世界で私の闘いを見せていきたいので、オファーがあればどんどん世界にも出ていきたいと思います」


『Sareee-ISM』
日程:2023年5月16日(火)
開始:19:00
会場:東京都・新宿FACE

▼シングルマッチ 10分1本勝負
海樹リコ(SEAdLINNNG)
vs
岡優里佳(センダイガールズ)

▼タッグマッチ 20分1本勝負
AKARI(PURE-J)/中島安里紗(SEAdLINNNG)
vs
星いぶき(アイスリボン)/高瀬みゆき(フリー)

▼タッグマッチ 30分1本勝負
ジャガー横田(ディアナ)/高橋奈七永(フリー)
vs
伊藤薫(伊藤道場)/X

▼スペシャルシングルマッチ 30分1本勝負
Sareee
vs
橋本千紘(センダイガールズ)

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