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ダブプロレスの谷嵜なおきです。

プロレスの教科書、プロレスの神様等の言葉はファンの皆様も耳にした事があるかと思います。

再開後初後楽園の天龍プロジェクトのリングはいつもと変わらず緊張感と剥き出しの闘いがありました。
しかし、その余韻を感じる事も出来ない状況となってしまいました。
どの分野でもそうだと思うけど、レスラー、格闘家、ボクサー、キックボクサーにはリングに。
お相撲さんなら土俵に。柔道家、空手家なら畳に。
スポーツ、武道ならグラウンドやコート等々に。
その闘うフィールドには夢も希望も栄光も挫折もそこに懸ける人生の全てが詰まってて、埋まってると思ってます。
そんな場所も時には
魔物も潜んでる。
それはいきなりやってきて久しぶりにその魔物にやられてしまいました。
左脚太もも裏の肉離れをしてしまいました。
しっかりとウォーミングアップして入念にストレッチをして試合に備えていても、何でもないところで不意に魔物に隙を付かれた感じです。
試合終わって会場を出る時には、スーツケースを杖代わりに支えにしないとまともに歩けない状態に。
食事やホテルに着いて洗濯してそれを干すまでかなり時間がかかってしまうくらい。
こんな時は自分に憤りを感じてどこにそれを吐き出して良いのか分からない感情になりました。
考えていても明日はやってくるし、その明日にはダブプロレス広島公演でのインディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級のタイトルマッチが控えてました。
タイトルマッチのリングアナウンサーは昔昔このベルトが
みちのくプロレス、ザ・グレートサスケさんが持っていた頃にコールをしていた篠塚誠一郎さん。
巡り巡って時空を越えた気がします。

リングに潜む魔物にやられても
プロレスの神様はさらに試練を与えてくれます。
左足が使えない。歩行困難な状況。機動力は皆無。それでも決まっているタイトルマッチははずせない。
内容も結果も。
しかし、その事で更に頭を使って向き合う事が出来たのかも知れません。
機動力と言う自分にとっての一番の武器が奪われても気力と戦術を最大限駆使してなんとか勝つ事が出来ました。負傷箇所でウィークポイントの左脚を餌に強引に押さえ込んでの勝ちです。諸刃の剣のような感覚でした。
プロレスの神様はリアルを教えてくれて結果的に何かまたひとつ掴めた気がしました。
このキャリアになってもまだまだチャンピオンベルトに成長させてもらっております。
インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級の防衛戦の中でも印象深すぎる闘いになりました。
手負いの自分相手に紳士に真っ向から闘ってくれた岡田選手にもありがとうと言う気持ちでいっぱいです。
なんとか5回目の防衛に成功。
今回はリングに潜む魔物とプロレスの神様に改めてプロレスについて考える事、リングで闘うと言う事を強く深く教えて貰えたような気がします。
転んでもただでは起きない精神で、負傷も糧にしたいですね。

インディペンデントワールド世界ジュニアヘビー級のベルトはFMWで生まれました。当時のままの姿のそれは今でもベルトにFMWの文字が刻まれており、歴史を感じます。
そしてそのインディージュニアが生まれた団体の創始者である大仁田さんともお会いする事が出来ましたよ！

11月3日(木祝)19時開始
@王子BASEMENTMONSTER
入場料
前売り
指定A　7500円（1列目）
指定B　6000円　当日各＋1000円

出場予定選手
谷嵜なおき　"brother"YASSHI　グンソ　レイパロマ
近野剣心　青木魔太郎　木下亨平伊東優作　椎葉おうじ　火野裕士

「Road to Bump Bump Revolution 2022」大阪公演
11.22(火・祝前日)梅田TRAD
19:30開始
入場料
前売りスタンディング￥6000
当日￥7500
※状況により　収容人数の変更、また椅子席への変更もあり得ます。
　その場合はご予約順でのご案内になります。

出場予定選手
谷嵜なおき
"brother"YASSHI
木下亨平
近野剣心
レイパロマ
グンソ
伊東優作
青木魔太郎
カブキキッド

ダブプロレス
12月24日(土）
「Bump Bump Revolution18」
広島マリーナホップ

2023年
ダブプロレス
1月3日(火)
大阪梅田TRAD昼下がり頃開始予定

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