鷹木信悟がエル・ファンタズモを赤ちゃん化!激怒した赤子がトロフィーを粉砕

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 10日、東京都・両国国技館にて新日本プロレス『超実力派宣言』が開催され、鷹木信悟がエル・ファンタズモからKOPWを防衛した。

 ファンタズモがG1 CLIMAXで鷹木を破り、その後は鷹木を赤ちゃん扱いして「俺はお前のダディだ」などと挑発を繰り返してきた。鷹木は「なんで年下のELPがパパで俺が子供なんだよ。100歩譲ってパパは俺のほうだろ!」と反論し、「アイム・ダディ!ユー・ベイビー!」と自分こそがダディであると主張。どちらが本物のダディであるかを決めるためにKOPWをかけて争うこととなった。

 この試合は、敗者がリング上で「あなたがダディです」とマイクで勝者へ言わなければならない“Who's Your Daddy Match”として実施。(※試合自体は通常ルール)

 この日の鷹木は、ファンタズモの“ELP is my DADDY”Tシャツに対抗した“SHINGO is my DADDY”Tシャツを着て登場。これに逆上したファンタズモが殴りかかり試合開始。
 互いに「You BABY!」と罵り合いながらショルダータックルでぶつかり合ったり、互いが互いの持つ技を繰り出し合ったりと序盤はコミカルな展開が見られたが、後半は実力者同士の高度な攻防が展開。
 ファンタズモがウルトラ・ウラカン・ラナ、サンダーキス'86、CRIIと畳み掛けるもカウントは2。ならばと奥の手のCRIIIを狙ったところを鷹木がMADE IN JAPANで切り返し、“鷹木式CRII”とも呼べる形の変形ドライバー。さらにコブラツイストで固めながら「Who is DADDY!」と問いかけながら卍固め。そのままグラウンド卍固めに持ち込みギブアップを奪った。

 見事勝利を収めた鷹木は「誰がダディだ?!アイム・ダディ!散々馬鹿にしやがってこの野郎!今更謝っても遅い!しっかり言えよ!ベイビー・ファンタズモ!ルールの通り、SAY!Who is DADDY?!」と勝ち誇る。

 ファンタズモは消え入るような小さな声で「SHINGO is my DADDY」とつぶやいて済ませようとしたり、喉が痛くて喋れない旨のアピールをしたりと悪あがきを行うも、最後は観念。苦虫を噛み潰したような顔で「シンゴは、ワタシの、ダディ。SHINGO is my DADDY……」と宣言した。

 これに満足した鷹木が“SHINGO is my DADDY”Tシャツをファンタズモに着せ、「これも付けなさい」とおしゃぶりを咥えさせて記念撮影を行うとファンタズモは鬼の形相。

 その直後にファンタズモが「パパ、パパ、ハグ」と抱擁を求めると、ダディたる鷹木は父性を以てしっかり抱きしめてやるが、ファンタズモは鷹木の急所に右ストレート。腹いせにKOPWのトロフィーをフットスタンプで破壊して清々したように去っていった。

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