5.9アイスリボン10代所属選手によるプロデュース興行のメインを務めた柊くるみと優華に藤本からメッセージ

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5月9日(土)、埼玉・アイスリボン道場で行われた『アイスリボン646』。まず試合開始直前のウォーミングアップで藤田あかねがぎっくり腰となり、動けなくなった為に試合開始が遅れたことが報告されると、この日は10代所属選手によるプロデュース大会ということで、前説にはつくしと柊くるみが登場し、急遽試合順とカード変更となったことを発表。

そしてメインでくるみがダイビング・ボディプレスで優華に勝利したあと、試合を終えた二人に藤本つかさより以下のようなメッセージが贈られた。

シングルマッチを終えた2人に私からメッセージがあります。
くるみやつくしは、子供の頃からプロレスが大好きで、小学生でデビュー、中学校も部活に入らずにプロレスをやることを選びました。

学校へ行きながら、プロとして活動することはすごいことだと思います。

しかし、プロレスをすることで学校行事を休んだり、本来学校生活で学ぶことを犠牲にした事もあったよね。

子供の頃からの夢、プロレスラーにまっしぐらは素敵なことです。
しかし、社会は、世間にはもっとたくさんの職業があり、道があります。
その選択や検討すらなく、あなたたちは進んできました。

だから、くるみが生徒会に立候補したという話を聞いた時は涙が出るほど嬉しかったんだよ。

それに対して優華は、全くプロレスを知りませんでした。

中学生時代は部活のバスケットボールに夢中。
お菓子作りが好きで、将来パティシエになる夢を持って高校に入学しました。
その過程でプロレスと出会い、学校をやめてプロレスを選びました。

優華はプロレス以外のものを経験し、複数の選択肢の中からプロレスを選んだのです。

それは、嫌なものから逃げてプロレスが残ったのではなく、数ある好きなものや可能性を捨てて、プロレスを選んだのです。

フジテレビの取材で学校へ行った番組スタッフさんは「優華さんは、明るくクラスを盛り上げる人気者で中心的な存在」と話してくれました。

勉強が嫌で、学校を辞めたわけではないのだよ。

だから、優華は社会人として、アイスリボンが厳しく指導していきます。

そして、つくしやくるみ、弓李には、もっと学生生活を楽しんで、プロレス以外のことを、たくさん経験をして欲しい。
その結果、もしかしたら職業としてのプロレスを選ばない可能性があったとしても、それはそれでいいと思ってます。

自分たちのたくさんの可能性を見つけ、その中でプロレスを選んでくれたら嬉しいです。

最後に、くるみもつくしも弓李も、そして優華も私にとってアイスリボンにとって、宝物であることを忘れないで下さい。

だから…

みんな仲良くしてね…

はい、握手

メッセージを聞いたくるみは、優華へ握手を求め「闘いを通じて優華の気持ち、覚悟は分かった。またエンジェルナッツを組みましょう」と語った。最後はTeens4人で締めて、無事大会は終了した。

アイスリボン646
日時:2015年5月9日(土)
開場:17:30 開始:18:00
会場:埼玉・アイスリボン道場

▼第1試合 タッグマッチ15分1本勝負
○世羅りさ/雪妃真矢
8分21秒 ダイビングダブルニードロップ→片エビ固め
●235/長浜浩江

▼第2試合 タッグマッチ15分1本勝負
○希月あおい/つくし
11分45秒 旋回式ダイビングボディプレス→片エビ固め
宮城もち/●弓李

▼第3試合 シングルマッチ10分1本勝負
△世羅りさ
時間切れ引き分け
△山下りな

▼第4試合 シングルマッチ20分1本勝負
○柊くるみ
10分14秒 ダイビングボディプレス→片エビ固め
●優華

【記事提供/アイスリボン】

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