約10年ぶりにアイスリボンOGの優華&あきば栞が弓李周年記念試合で集結!「アイスってそうこんなだったってワクワクした!」

24日、後楽園ホールにてアイスリボン『不思議の国のアイス2025』が開催。第4試合では弓李デビュー12周年記念試合として弓李(フリー)&あきば栞(SECRET BASE)&柳川澄樺(フリー)with優華vs真琴(フリー)&咲蘭(WAVE)&キク(hotシュシュ)が行われた。
2013年に15歳でアイスリボンでデビューした弓李(きゅうり)の周年記念となり、2019年に引退した同期の優華(ゆうか)がセコンドにつくことが決定。さらに2014年にアイスリボンでデビューしたあきば栞(あきばしおり)が11年ぶりに古巣へ参戦することに。柳川澄樺(やながわすみか)以外は元アイスリボンOGという特殊な試合となった。

試合前に弓李が「今日はきゅーさん12周年記念試合。はいおめでとー」と観客からコールを煽るが、真琴が蹴り飛ばして「元アイスリボントレイン」と優華も交えて弓李に攻撃していくが、弓李は柳川がOGじゃないと指摘すると、全員で柳川を蹴りつけてトレイン攻撃。怒った柳川が正面ロープに弓李をくくると、優華が12発のお祝いエルボーを打ち込んでいく。
あきばがルチャ殺法で攻めれば、キクが田村欣子直伝のエース・クラッシャーなどで攻め立て、16歳の咲蘭が暴言を吐きながら試合を続けると弓李が口をふさいだ腕固めと無邪気に殺しにかかる。弓李は真琴の口もおさえていきジャベで捕らえるが、真琴は逃れると容赦ないダブルニードロップ。さらにスピアーからフォールも優華がカットし、動揺する真琴の顔面に弓李がコールドスプレー攻撃から首固めも2。弓李はライトニングスパイラルからソル・ナシエンテを狙うが、真琴はスリーパーで捕らえると連環の計で絞り上げ、これで弓李がギブアップした。

試合を終えた弓李は「今日記念試合なのに、なんか一番『優華~!』って言われてたのがちょっと納得いかない」とげんなりした様子を見せるが、優華は相変わらずのハイテンションにマイペースで「久しぶり。おめでとう。愛情。同期、ハート」と指でハートを作り、あきばも「同期じゃないけどハート」と、同じ女子プロレスサークルで学んだ同士としてハートをあわせようとするが弓李は応じない。
弓李は優華に「もし私出る事になったらできるかなぁ~って言ってたのに上がってきたね」と指摘すると、優華は「やっぱり私セコンドついちゃいけない。勝手に上がってきちゃうから(笑)でも前転できてよかったー!」と笑顔を見せるも、弓李がアイスリボン所属でないことに気づくと「なんでアイスじゃないの~!?」と絶叫する。
これを機会に優華に復帰の意思を確認するが、優華は「夢の中では試合してます。もう前転後転もできない。動けないんだもん!ほんとに、食べると寝ることしかできないの」と崩れ落ちる。
あきばも「約10年ぶりだったので、アイスの雰囲気に帰ってきて、アイスってそうこんなだったってワクワクした」と笑顔を見せ、改めてテンションの高い2人に圧倒される弓李を左右からお祝いした。
優華とあきばは弓李がアイスリボンに参戦する時は勝手についてくると宣言し、今後もOGたちがアイスリボンを盛り上げてくれそうだ。