来年閉館の中野サンプラザで初プロレス!船木誠勝が「30年以上やって初めての経験」

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 8月30日、中野サンプラザにてアニメ監督プロレスラー福士"赤天狗"直也が代表を務める天狗工房主催の興行『爆裂夏祭り2022』が開催。メインイベントでは福士が船木誠勝とシングルマッチを行った。

 福士は『名探偵コナン』シリーズ、『プルーピリオド』などに関わり、多くのアニメ作品の原作、監督、演出、脚本、シナリオ、絵コンテ、CG監督、など幅広いスキルを発揮。2015年にプロレスラーとしてデビューすると、週刊プロレス・プロレスラー選手名鑑にも掲載され『世界で一番はじめにプロレスをやったアニメ監督』として活躍している。
その福士が、爆裂シリーズ初の夏祭りで憧れの船木誠勝とシングルマッチへ。

 試合が始まると福士が組んでいくが、船木がグラウンドに引き込みコントロール。なかなか攻めきれない福士を見て、船木は首投げからサッカーボールキックを叩き込み、強烈なミドルキックを連打。福士が一瞬のすきを付きソバットからブレーンバスターと反撃するも、船木がリストをとってミドルキックから首投げで倒しPK。さらにハイブリッドブラスターで突き刺し3カウントを奪った。


 試合を終えた福士は「そこそこパワーある方だと思ってたんですけど、全部動かせない。厚みが違うというか、これがレジェンド級なんだなと。胸借りた感じではありました。一個一個の技がすごい重みがあって、あっテレビで見てた技くらってるな俺ってところはあったんですけど(苦笑)今までやってきたレスラーさんの中で最大級の厚みだった感じでございました。めちゃくちゃいい経験でした」とコメント。
 これを聞いた船木は「今日はこういう今までやったことがないような空間で試合をして、すごく周り真っ暗だったんで自分たちしかいないような空間で試合できて、これはこれで面白いなと思いました。今声出せないっていうのもあって、余計に闇プロみたいな、闇格闘技、そんな空気感が出たんで、これはこれですごい面白いなと思いましたね。息遣いとかもすごいリアルに聞こえるじゃないですか?これはもう30年以上やって初めての経験です。人はいるんですけどシーンとして、真っ暗でですね、でも見られてるっていうそういう意識はあるんですよ逆に。ほんとになんか怖い。ちゃんと見られてる。下手なことできないなってそういう緊張感でした」と、中野サンプラザでの試合で新境地を開いた。

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