朱里率いる新ユニット“God‘s Eye”が初戦でDDMに激勝!ジュリアは「誰だって負けから始まるんだ」と抗争継続に意欲!

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 9日、愛媛県・アイテムえひめにて『STARDOM愛媛・松山大会』が開催。God’s EyeとDonna Del Mondoの初対決が行われ、God’s Eyeがユニット始動初戦で勝利を飾った。

 朱里は2020年1月にジュリアが結成したユニット“Donna Del Mondo”の新メンバーとしてスターダムに参戦。ユニットとして6人タッグ王座の戴冠やジュリアとのタッグ“Alto livello KABALIWAN(通称:アリカバ)”でのタッグ王座戴冠、昨年12月29日には悲願の赤いベルト(※ワールド・オブ・スターダム王座)を戴冠するなどわずか2年あまりでスターダムになくてはならない中心選手となっていった。

 朱里とジュリアの絆は永遠かと思われていたが、先月26日の両国国技館大会にて朱里の持つ赤いベルトへジュリアの挑戦が決まると、ジュリアの古巣であるアイスリボン出身の“プロミネンス”の面々との抗争の影響もあり2人の気持ちがすれ違うことも増えていった。同月21日のアリカバメモリアルマッチではジュリアが「お互いの未来のために、そしてスターダムの未来のために離れるべきときが来た」とアリカバの解散を宣言し、朱里も新ユニットの結成をほのめかした。

 そして朱里は今月3日の立川大会から朱里&壮麗亜美(三浦亜美)&MIRAIの3人による新ユニット“God‘s Eye(ごっずあい)”を結成。DDMからMIRAIが電撃加入したこともあり一時は不和が生じた。

 この日はGod’s Eye結成から初めての試合として、朱里&壮麗亜美&MIRAIvsジュリア&テクラ&桜井まいの6人タッグマッチが実施。
 ジュリアは戦前「道が分かれて、今までの気持ちはどっかに捨てて来た。絶対王者とか神に選ばれたとか…いちいち壮大で気に食わねえ。何もかも邪魔してやるよ」と闘志をみなぎらせていた。

 試合はジュリアと朱里のじっくりとした高度なグラウンドレスリングに始まるが、中盤から中心となっていったのは桜井とMIRAIのマッチアップ。
 2人はDDMの中でともに高め合うことを誓い公私共に仲が良かっただけにたもとを分かった2人の感情は昂ぶっており、桜井は雄叫びを上げながらの強烈なビッグブートを連打。MIRAIもあえてこれを正面から受け止めつつラリアットで返す壮絶な肉弾戦に。桜井は手数では勝るも威力で打ち負けて劣勢に追い込まれ、God’s Eyeの集中砲火を浴びてしまう。
 ジュリア&テクラは桜井の気持ちを汲んで過度な救援には入らず、幾度もピンチを救いながら桜井とMIRAIの一騎打ちをアシスト。桜井はリストクラッチ式ノーザンライト・スープレックス・ホールドからのストレッチプラム式フェイスロックと新技を解禁して攻め込み、MIRAIのミラマーレ・ショック(※旋回式ハリケーンドライバー)を切り返しての変形十字架固めであわやの場面を作り出すものの、最後はMIRAIのミラマーレ(※変形チキンウイングアームロック)で無念のギブアップ。

 試合後、マイクを取ったMIRAIは、悔しそうに表情を歪める桜井を見下ろし「これからもDDMとの闘いは、もっともっとずっと続いていくことでしょう。今日はまだ最初のスタートです」と語りかける。


 そして朱里はジュリアと額を突き合わせてにらみ合いながら「ジュリア。これから正々堂々!潰し合おうぜ!覚悟しとけよ」と宣戦布告。ジュリアも「ふふっ、やってやろうじゃねえの、朱里!」と不敵な笑みを浮かべ、両者これから始まる抗争が楽しみとばかりに笑顔で去っていった。

 試合後にコメントを求められた朱里は「愛媛でGod’s Eyeがスタートしました。Donna Del Mondoと初日からスタートしました。これからGod’s EyeとDonna Del Mondo、全面戦争。潰し合います。潰してやる、覚悟しとけ」とギラギラした闘志を見せる。

 対するDDM側は、「ごめんなさい。自分がまだまだ強い相手に勝てないことが悔しいです」と涙目で落ち込む桜井をジュリアが「別に負けて謝る必要なんて無いんだ。誰だって負けから始まるんだからさ。桜井はたくさん負けることも悔しい思いをすることもあると思うけど、負けて強くなればいいんじゃないの?」と鼓舞。そして「God’s Eye、向こうもバチバチやれる相手がいないとつまんないでしょ。しっかり貴女たちの邪魔をして、潰し合い、やってやりましょう」とGod’s Eyeとの抗争に向けて気炎を上げた。

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