KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が挑戦者・上野勇希を一刀両断!「オマエがあんまり情けないと代打で透明人間と防衛戦」

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 DDTプロレスが4月1日、神奈川・横浜ラジアントホールで「April Fool 2022 TOUR in YOKOHAMA」を開催。KO-D無差別級王者・遠藤哲哉が同団体として初進出となる横浜武道館大会(5月1日)での初V戦に向け、挑戦者・上野勇希を一刀両断にした。

 3月27日の東京・後楽園ホール大会で王座戦が決まった2人は、この日のメインイベントで初の前哨戦(遠藤、秋山準、岡田佑介組VS上野、勝俣瞬馬、小嶋斗偉組)に臨んだ。

 遠藤率いるバーニングは小嶋の左腕に集中砲火を浴びせ、試合を優勢に進めた。遠藤と上野は激しいエルボー合戦を繰り広げ、上野がブリザード・スープレックス、顔面へのドロップキックをたたき込めば、遠藤は二段階式ジャーマンで反撃。20分過ぎ、小嶋を捕獲した遠藤はハンドスプリング式オーバーヘッドキックから旋回式トーチャーラックボムを決めて3カウントを奪取し、サウナカミーナに快勝した。

 試合後、遠藤は「上野! 小嶋の今の様子、ボロボロじゃねぇか。自分のユニットの仲間も守れないヤツがDDTのトップに立つ? 笑わせんじゃねぇよ。俺はオマエと背負ってる覚悟が違うんだ。オマエがあんまり情けないと、5月1日、横浜、代打で透明人間とKO-D無差別級戦。俺はそれくらいの覚悟できてるぞ。いい意味でここにいる全員の期待を裏切ってみろ!」とバッサリ。

 同王座への挑戦が決まったばかりの上野は3月28日に体調を崩し、胃腸炎のため、「まっする」の3月29日、30日(北沢タウンホール)の公演を欠場した。その代役で登場したのが透明人間で、遠藤は挑戦者変更すら辞さぬ固い意思を示した。

 さらに、遠藤は「5・1横浜武道館。KO-D無差別級王者・遠藤哲哉VS挑戦者・上野勇希になるかどうかは、これからのアイツの頑張り次第です。ただ、これだけは約束する。相手が上野勇希だろうが、透明人間だろうが、この俺が必ず防衛する」とキッパリ言い切った。

 バックステージで遠藤は「残りの1ヵ月、上野はもっと頑張らないと。俺は本当に透明人間とやるつもりでいるから。見に来る人がどっちを見たいか? 圧倒的に(透明人間より)上野じゃないとタイトル戦やる意味ない」と辛らつ発言。

 上野は「5・1でベルト獲って、DDTを背負って。強い楽しいDDTを見せていきたい気持ちは変わらない。タケが米国に行って頑張って、すごい名前を広めるだろうから。DDTを見たときに僕がチャンピオンで、戻って僕に挑戦したいと思わせたいんで。(遠藤が)すごい選手なのは分かってるんで。獲りたい相手として見ています。体調はもう絶好調です」と動揺は見せなかった。

また、JUST TAP OUTを退団したKANONが来場し、「新しい闘いの場を探すなかで、自分と同じ世代の選手がたくさんいるこのリングをずっと見てました。同世代の選手も、強い選手もたくさんいます。そんなリングで自分の可能性を試していきたいと感じました」とDDTへの参戦を熱望。KANONは4月10日の後楽園で石田有輝とシングルマッチを行う。

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