DDT UNIVESAL王者・佐々木大輔、1・30後楽園での藤田ミノルとの防衛戦に暗雲!挑戦者の口撃、金的蹴りにたじたじ!

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 DDTプロレスが1月24日、東京・渋谷区のAbemaTowersで記者会見を開いたが、同30日の東京・後楽園ホール大会で挑戦者・藤田ミノルを迎え、DDT UNIVERSAL王座の防衛戦を行う佐々木大輔に暗雲が立ち込めてしまった。

 王者の佐々木は昨年7月26日、東京・新宿FACEでのシングル戦で藤田に敗退。雪辱を期し、同10月12日の後楽園で同王座を懸けて対戦する予定だったが、藤田の体調不良により流れてしまった。紆余曲折を経て、今回ようやくタイトル戦が実現すことになったが、2度のタッグでの前哨戦はいずれも藤田組の勝利。しかも、1月22日の横浜ラジアントホールでは藤田が佐々木から直接ピンフォールを奪うなど、ここまでは挑戦者の絶対的な優勢が続いている。

 会見に臨んだ藤田は「私のような場末のインディーレスラーには全く用がない渋谷に呼んでいただいて、うれしく思っております。前哨戦では完全に圧倒してますので、あとはタイトルマッチで勝つだけ。後楽園にファンの皆さんも足を運んでいただきたいと思います」と余裕たっぷりに語った。

 この日も、缶ビールをあおりながらの出席となった佐々木は「前哨戦では完全に藤田ミノルの手玉に取られてしまってると言っても過言ではないと思います。ここで私は重大なことに気付いた。ずっと肺がどうとか言って、こちらを油断させようとしていますが、もうそれすらウソである。入院している動画、私も拝見しましたが、あれは完全にセットです」と発言。

 藤田は「本当に入院してたんだよ。(10・12)後楽園での木高イサミ戦、病院で見てたからな。ウソではございません。私は感染症を患っておりました。本当です。信じてください」と全面否定。

 佐々木が「もうだまされません。このいい加減な男・藤田ミノルをぶっ潰して・・・」と言いかけると、藤田は「いい加減はどっちだ。こっちは飲まず食わずで記者会見に挑んでるのに、なんでビール飲んでるんだ!」と口撃を加え、その後も佐々木が発言しようとすると、藤田が完全にシャットアウト。

 ベルトを奪取すれば、DDT侵攻の道も切り拓かれると思われるが、藤田は「素行の悪い方もいますし。ダムネーションT.Aでしたっけ? 新しい軍団も藤田プロレススクールの傘下に収めて構成しようかなと思っております」と不敵に話した。

 佐々木が「私の作戦通り。前哨戦ですべてを出させて、すべてを見切って。これ以上の技は藤田ミノルにはない」と言うや、藤田は「佐々木大輔はプロレスのことをあまりわかってない。私のプロレスをたたき込みます。藤田プロレススクールの校長であるディック東郷(佐々木の師匠)も、この佐々木の行く末を案じております。ここで私がベルトを獲って、校長に“勝ちましたよ”と、“弟子をコテンパンにしてやりました”と報告します」とキッパリ。

 会見は終始、藤田のペースで終わり、フォトセッションの後に、藤田が「30日、正々堂々とやろう!」と差し出した左手を佐々木が握り返した。すると、藤田が金的蹴りを見舞い、佐々木は悶絶。ベルトを手にした藤田は佐々木を挑発して退場した。ふだんなら、対戦相手をまんまと自身の掌で転がす佐々木だが、今回ばかりは藤田相手にまるで形なしとなってしまった。これも佐々木の陽動作戦ならいいのだが・・・。

 また、元DDT EXTREME、KO-D10人タッグ王者でタレントのLiLiCoから「皆さんに伝えたいことがありますので、1月30日、後楽園ホールにおジャマさせていただきます」とのビデオメッセージが寄せられた。

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