「GHCを名乗る試合を世界に見せつける」潮崎豪が復帰2戦目でGHCヘビー級王者・中嶋勝彦を破り1・1日本武道館での王座奪取に自信!

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 7日、東京都・後楽園ホールにてプロレスリングNOAH『MAN CRUSH 2021』が開催され、潮崎豪が中嶋勝彦から直接3カウントを奪い王座奪取に自信を見せた。

 先月28日の国立代々木競技場第二体育館大会では、GHCヘビー級王者・中嶋勝彦vsGHCナショナル王者・拳王のダブルタイトルマッチが行われ、60分フルタイムドローで両者タイトル移動なしという結果に終わった。
 その後、中嶋がマイクを取って拳王に語りかけようとした瞬間、会場に『ENFONCER』が鳴り響き、今年3月から右肩の手術のため欠場していた潮崎豪が登場。潮崎は12月5日の名古屋大会での復帰宣言し、かつての盟友・中嶋へ「お前にそのベルトは似合わない。そのベルトはな、俺のものなんだよ。元日、日本武道館!GHCヘビー級、次は俺だ!」と挑戦表明を行った。
 今月5日の潮崎の復帰戦として行われた中嶋勝彦&拳王vs潮崎豪&清宮海斗のタッグマッチでは35分10秒に渡る死闘を展開し、“病み上がり”のイメージを払拭していた。

 この日の第6試合では、5日の復帰戦と全く同じカードでのタッグマッチが実施。
 このカードは中嶋vs潮崎のヘビー級王座の前哨戦であったが、5日の試合で拳王に直接勝利した清宮がナショナル王座へ挑戦を表明したことからダブル前哨戦という形に発展。12日の沼津大会ではこの4人を含む6人タッグマッチで、25日の横浜大会ではこの日と同カードが組まれており、より注目度の高いカードになったと言える。

 試合は、互いに意識し合う2人同士による互いのコンディションを測り合うかのようなじっくりとしたクラシカルな攻防が展開。
 中嶋はミドルキックで、潮崎は逆水平チョップで真っ向から撃ち合う展開となり、中嶋は胸の皮膚が裂けて出血。中嶋は拳王とのコンビネーション蹴撃で巻き返しを狙うが、潮崎はラリアットで2人をなぎ倒し場外戦でも圧倒。フィニッシュに向けて首・顔面への集中攻撃を見舞っていく。
 中盤には拳王と清宮がやり合い、バチバチとした蹴撃で攻める拳王に対して清宮はスピード感あふれる三次元的な攻撃で対抗。清宮がストレッチプラム式フェイスロックを決めれば拳王もドラゴン・スープレックスを決めるなど互角の展開から両者タッチ。
 再びミドルキックと逆水平チョップの撃ち合いとなり、中嶋がボディへの強烈な蹴りを連打して優勢に。中嶋はヴァーティカルスパイクでの決着を狙うが、潮崎はこれをゴーフラッシャーで切り返し、潮崎のエルボー+清宮のジャンピングニーの合体攻撃、リミットブレイク、豪腕ラリアットと畳み掛けて3カウントを奪った。

 試合後、潮崎は「前回、名古屋では俺の復帰戦が復帰戦止まりで終わってしまったことが凄い悔しかった。名古屋では出せなかったこそ、この勢いを掴んで、元日武道館は清宮と俺でそれぞれベルトを奪取しますよ。GHCを名乗るベルトということ、その試合を日本に…いや世界に見せつけてやりますよ」と不敵な笑みを浮かべながら王座奪取に向けて自信を見せた。

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