美しきNEO美威獅鬼軍が王座陥落!魔法少女対決を制したマジカルシュガーラビッツが王座を奪還!

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 9日、東京都・大田区総合体育館にて東京女子プロレスが『WRESTLE PRINCESS II』を開催し、NEO美威獅鬼軍の沙希様&メイ・サン=ミッシェルがプリンセスタッグ王座から陥落した。

 NEO美威獅鬼軍は(以下、美軍)、東京女子に美をもたらすためにやってきたパリジェンヌである沙希様によって結成された軍団。2015年に初登場後は、東京女子を席巻しては度々ご家族の都合などで帰国し消息を絶つことも多く、沙希様が来日されるたびに会場が往年の少女漫画のように彩り溢れる空間となる。
 DDTの赤井沙希によく似ていると噂されるモデルのような沙希様は、今年1月からある日森の中出会ったという我闘雲舞の駿河メイによく似たメイド見習いのメイ・サン=ミッシェルを伴って東京女子に参戦し、今年4月には2人でプリンセスタッグ王座を戴冠あそばされた。

 今回沙希様&メイ・サンに挑戦したのは、東京女子最強の呼び声も高い“マジカルシュガーラビッツ”坂崎ユカ&瑞希。
 瑞希をお気に召された沙希様は美軍へ瑞希を勧誘されたものの、瑞希はこれをキッパリと拒否して盟友・坂崎とともに美軍と闘うことを選択。坂崎は「この人たちを倒さないと私たちの世界平和は来ないので。マジラビワールドでこれからも楽しく東京女子を盛り上げていくために絶対にベルトを獲ります」と世界平和のための美軍討伐を宣言していた。

 マジラビの奇襲でゴングが鳴るも、沙希様が即座に対応しメイ・サンとダンスを踊りながらの連携で華麗にかわす。しかし、マジラビはそのアンクロワイヤーブルな世界観に付き合わずメイ・サンに集中攻撃を見舞い、メイ・サンから奪ったおぼんに沙希様とメイ・サンを乗せてグルグル回すといった奇想天外な攻撃で自らの世界観に引きずり込む。
 マジラビは息の合った連携でメイ・サンを追い込んでいくが、沙希様は長いおみ足での多彩なキックで救出しメイ・サンを鼓舞。沙希様が攻勢に出るとメイ・サンはおぼん攻撃で的確なアシストを見せ、終盤には沙希様とメイ・サンがタルト・タタン(※合体アサイDDT)や合体ウラカン・ラナを決めるなど躍動。さらにメイ・サンがモップにまたがって空を飛びながらの魔法少女ダイビングダブルニードロップを見舞うというとっておきも繰り出していく。
 終盤には瑞希が集中砲火を浴びる展開となるも、坂崎は必死に瑞希をアシストして沙希様を押さえて瑞希とメイ・サンの一騎打ちの場面を作り出す。メイ・サンはサン=ミッシェル(※腕極め変形逆片エビ固め)で勝負を決めに行くが、これを耐えきった瑞希がプロペラクラッチを切り返してのキューティースペシャルを炸裂させて試合を決めた。
 この日が誕生日だったメイ・サンは沙希様と獲ったベルトを落としたことにひどく落ち込むが、沙希様は自らの帽子をかぶせながら頭をお撫でになりメイ・サンをねぎらった。


 バックステージに戻った沙希様は、号泣しながら倒れ込むメイ・サンを慰め「メイ・サンはこないだ一人前のメイドになったばかりなの。あの修業の日々を思い出しなさい?雨の日もやったわね(※メイ・サンがランニングのジェスチャー)。風の日もやったわ(※メイ・サンが崖の上を綱渡りするジェスチャー)。熱い日も修行したわね(※メイ・サンが焼けた鉄の中に手刀を抜き差しするジェスチャー)。寒い日も修行したわ(※メイ・サンが滝行のジェスチャー)。みなさん、分かる?こんなに頑張っているの。メイ・サンを責めないで頂戴。私達の入場を見れただけでも感謝しなさい。メイ・サン、行くわよ」と去っていった。

 一方のマジラビは大はしゃぎでコメントブースに現れ、坂崎は「川に放牧したら海に帰ってくるんですよ。戻り戻って旅をしてまた私達のもとに大きくなって帰ってきました。最初に持ってた頃よりウチらすごい強くなってるね。マジラビが一番大好き!」と喜びを表現。瑞希は「絶対手放さんとこーな」とベルトを抱きしめた。

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