メキシコの地で“新ドロップキッカーズ”藤本&つくし&向後がアレナメヒコに続いて連勝を飾る!

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10月1日、アレナメヒコにて幸先の良いスタートを切った藤本&つくし&向後。
CMLLでの第2戦は、アレナプエブラにて、ダリス&ジュビア&ハロチータ。9月29日には、ネグロカサスが間を取って、ダリス&日本人3選手の多国籍軍練習を行ない、一時的に休戦ということで握手を交わしたはずの藤本とダリスだったが…。
つくしの入場時にはダリスがにらみを利かせ、コーナーに立って国旗をなびかせようとしたつくしを引っ張る。続く藤本の入場では、にらみを利かせ完全なる戦闘モード。どうやら先日、握手を交わしたのは、ダリスからすればあくまで10・8女子版グランプリのみということのようだ。この日プエブラ、明日グアダラハラと各ローカルにて日本対メキシコの対抗戦が行なわれ、多国籍軍が結成されるのはグランプリのみ。ということで対抗戦ムード満載の会場はメキシコ側への声援と日本側へのブーイングが交差する。そのなかでも、日本側への声援も意外と多く送られており、おそらく国別対抗戦でなければ、多くの声援が送られていたように思える。
キャプテンは藤本とダリス。1本目、因縁の藤本とダリスでスタート。藤本もならばと戦闘モードで対抗し、背中へのキック攻撃を連打。このツアー中、藤本の背中への蹴りが決まるたびに観客からは驚嘆の声が上がり、予想以上にこの技がインパクトを与えている。さらにダリスをロープに張り付けて顔面を踏みつけていくなど、ダリスの先手を上回る攻めを見せたものの、つくしがハロチータ&ジュビアの合体プレー、向後がダリスのシャープシューターに仕留められて1本を失う。
2本目は、藤本がキャメルを決め、つくし&向後が挟み撃ち式のドロップキック、さらに藤本&向後によるドロップキックなど、それぞれがドロップキックを世界にアピール。そしてつくしの顔面キックも飛び出し、驚嘆の声を上がらせる。そして、藤本がつくし&向後を踏み台にした跳び箱式のドロップキックを決め、圧倒。さらに藤本はダリスへプランチャを決めて場外へ送り出すと、その間につくしと向後がダブルでのマヒストラルを決めてフィニッシュへ。これで1対1のイーブンとなった。
3本目、ジュビアをコーナーに置くと、藤本、つくしが連続で串刺し式ドロップキック。さらにダリスには藤本&つくし&向後が3人でのクラウチングスタートからのドロップキックを敢行!これで完全に勢いに乗り、最後は藤本がダリスをウラカンに決めるも、ダリスも体を入れ返る。再度、体重を浴びせた藤本が今度はカウント3を取ってついに日本組の勝利。これでアレナメヒコに続いて、連勝を飾った。
怒り心頭のダリスがマイクを握り、同じカードでの再戦をアピール。だが、藤本は「何言ってるのかわかりませ~ん、アリバ、ハポーン!」と日本語交えてやり返す。これにはブーイングを食らったが3人は観客席に向かってポーズを決め、涼しい表情でブーイングを浴びていた。
バックステージでは藤本&つくしがクラウチングスタートから、ダブルでのドロップキックを決めようとしたところ、向後がとっさの判断で、隣に座って3人で決めたことを明かした。これには藤本も「すごい判断だったよねー。もうこれからは3人で新ドロップキッカーズと名乗ってもよいと思います」と認め、向後も仲間入り。向後も「えー、本当ですか?? すごくうれしいです。これまで自称とか(仮)とか言ってたので」と喜びを爆発させる。メキシコの地で新ドロップキッカーズが誕生した!!

10月4日 アレナプエブラ
▼メキシコ対日本6人タッグマッチ
○藤本つかさ/春輝つくし/向後桃
2-1
●ダリス/ハロチータ/ジュビアarena

©泉井弘之介

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