【女子プロレス探訪・1】キャリア12年・取締役選手代表 藤本つかさ(アイスリボン)
世界中に存在するプロレス団体だが、日本でも北海道から沖縄まで数多くの団体が存在している。その中で現役で活躍する女子プロレスラーを紹介する【女子プロレス探訪】がスタート。第1弾は女子プロレス団体『アイスリボン』の取締役選手代表を務める藤本つかさ選手(36歳)だ。
宮城県出身の藤本選手は、『映画に出演できる』という条件に惹かれアイドル活動を行いながら2008年にアイスリボンでプロレスデビュー。芸能人女子フットサルチーム『南葛シューターズ』のキーパーも務めている藤本選手は、スタミナを活かしたハイスピードな華のある動きとどんな相手にも対応するテクニックが魅力となり、元全日本女子プロレスの豊田真奈美さんから『飛翔天女』の名とジャパニーズ・オーシャン・サイクロン・スープレックスホールドを受け継いでからは女子プロレス界の顔として活躍。その功績が認められ、2018年度女子プロレス大賞を受賞した。取締役を務めるアイスリボンも、現在定期的に興行を行っている女子プロレス団体では最古の団体となった。
リングがなくとも路上でプロレスができる事も売りにしているアイスリボンは、藤本選手自らが被災した経験から東日本大震災以降『プロレスキャラバン』と称して様々な被災地でのボランティアプロレスを実施。その思いが伝わり、サンリオピューロランドでハローキティとコラボした路上プロレスや、山手線一周プロレスなどプロレス業界外からの評価を高く受けている。
20人が所属する女子プロレス団体の長として、今後も藤本つかさ選手は業界を牽引する一人として活躍を続ける。
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