DNA4 4.2北沢大会 樋口vs.宮武、勝俣vs.石森、中津&梅田vs.田村&関根

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DNA4
日時:2015年4月2日(木)
開場:18:30 開始:19:00
会場:東京・北沢タウンホール
観衆:205人(満員)

▼第1試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○河村知哉
6分30秒 スリングブレイド→片エビ固め
●岩﨑孝樹

▼第2試合 シングルマッチ 20分1本勝負
○鈴木大
17分31秒 体固め
●37代目平日マスク(フリー)

▼第3試合 タッグマッチ 20分1本勝負
中津良太/●梅田公太
13分18秒 ミノルスペシャル
○田村和宏(HEAT-UP)/関根龍一(K-DOJO)

▼第4試合 シングルマッチ 30分1本勝負
●勝俣瞬馬
9分31秒 450°スプラッシュ→片エビ固め
○石森太二(NOAH)

▼第5試合 シングルマッチ 30分1本勝負
○樋口和貞
19分58秒 轟天→体固め
●宮武俊

宮武との真っ向勝負にも勝利し、樋口はいまだ無敗街道をばく進中!
憧れの石森に完敗を喫した勝俣だが、5.1北沢で樋口との一騎打ちが決定

オープニング

2015-4-2DNA4北沢_オープニングオープニングVTRでは前回大会のダイジェストと共にこの日のカードを改めて発表。その後、名前を呼ばれた選手から登場してステージ上に横一列で並び立つと、全員揃ってリング上へ。選手を代表してマイクを持った宮武が「皆様、本日はご来場まことにありがとうございます。今日僕は隣にいる樋口和貞とメインで試合することになりました。前回のDNA3で、樋口は試合後『俺がDNAを引っ張っていくぞ』と言ってましたが、今日僕がこの樋口を倒してDNAを引っ張っていきたいと思います。そのために今日たくさん練習をし、トレーニングを積んで試合をしてきたので、今日必ず樋口和貞を倒して俺がこのDNAで一番強く最強だということを証明したいと思います! 応援よろしく願いします!」と挨拶した。

第1試合

2015-4-2DNA4北沢_第1試合第1試合はDNA同士の一戦。白いショートタイツにリニューアルした岩﨑。ロックアップから腕を取って捻り上げた河村だが、足をすくって倒した岩﨑。逆にガブっていった河村だが、岩﨑が立ち上がるとヘッドロックに捉える。ロープに振った河村だが、岩﨑はショルダータックル。
しかし河村もアームドラッグで投げるとロープに飛ぶ。カウンターのミドルキックを叩き込んだ岩﨑はボディスラムからスリーパー。うまく脱出した河村はDDTで叩き付けると、チンロックに捉える。

エルボードロップを落とした河村だが、岩﨑もエルボーを返す。エルボー合戦に応じた河村だが、岩﨑はそこからドロップキック。エルボーからロープに飛んだ河村を追走してキチンシンクを見舞った岩﨑はミドルキックから串刺し攻撃を狙う。
蹴りで迎撃した河村は突進するが、岩﨑はコブラツイストに捉える。ロープに逃れた河村だが、岩﨑はニーリフト。しかし河村はコルバタで投げると、ハーフダウンの岩﨑の顔面にフロントキック。

岩﨑の串刺し攻撃をかわして延髄斬りからリバーススプラッシュ。しかし剣山で迎撃した岩﨑はエルボースマッシュからバックドロップ。ダブルアーム・スープレックスを狙った岩﨑だが、踏ん張った河村は首固めで丸め込む。カウント2で返した岩﨑に逆さ押さえ込みを狙った河村。
今度は岩﨑が踏ん張ると河村は延髄斬り。さらにネックスクリューを決めるが岩﨑もカウント2で返す。ならばとスリングブレイドで叩き付けた河村が3カウントを奪った。

第2試合

2015-4-2DNA4北沢_第2試合①当初出場予定だった丸山敦が急遽欠場となり、代替選手として37代目平日マスクが出場することに。新崎人生ばりに被っていた帽子の中に着ていたシャツを脱いで入れた平日に対し、鈴木は「よろしくお願いします!」と握手を求める。応じた平日はロープの間を回転して619をイメトレ。
ロックアップからヘッドロックに持ち込む平日に対し、ヘッドシザースで切り返す鈴木。この攻防を3連続で繰り返すと、木曽レフェリーが「同じことの繰り返しだよ!」とツッ込む。「なんで私にだけツッ込むのかね?」と平日が言うと、鈴木が木曽レフェリーを場外に蹴り出す。

すると平日は「この団体には日本一のツッ込むをする松井レフェリーがいるそうじゃないか」と言う。それを聞いて一旦逃走しようとした松井レフェリーだが、渋々リング上へ。「久しぶりだね、松。相変わらず若手に重いミドルを入れているのかね?」と言い出す。
苦笑いしながら平日に詰め寄った松井レフェリーだが、平日はレジェンドであることを強調。松井レフェリーが渋々退くと、ようやく試合再開。平日と鈴木が腕の取り合いを展開するが、松井レフェリーは腕組みしたまま動かない。

「気分転換に場外乱闘しよう!」と平日が提案すると、先に場外に出た鈴木は客席に座って観客に紛れたり、カメラマンになったり、場外マットの下に隠れたりする。平日は「まだまだ探せるよ、鈴木君」と言いながら見て見ぬ振りをして(?)場外をうろつく平日は、リングサイドの女性客にちょっかいを出す。
ついに我慢出来なくなりツッ込んだ鈴木。平日は「そこの女、俺に恥かかせやがったな!」と襲いかかろうとしが、身を挺して守った鈴木は「俺の体はどうなってもいい! 俺はただ撤収後にこの女をつけ回したいだけなんだ!」と言うが、平日はそんな言い訳では許さない。

その後もいろいろと身を挺した理由を述べていく鈴木だが、まったく納得しない平日。鈴木の心は折れる寸前だったが、先に自分が我慢出来なくなった平日が鈴木をリングに戻してコーナーに登っていく。鈴木は「平日さん、話を聞いてください!」とアピールすると、「降りてきてもらっていいですか?」と言うが、平日は「いまから技をかけたいんだ」と言って当然降りようとしない。
ならばと鈴木がコーナーに登って横に座って平日に和解しましょうと説得。説得に応じた平日がコーナーから降りると、鈴木は「この申し入れに応じてコーナーを降りた人は初めてです」。それを聞いた平日は鈴木に急所蹴り。ようやく松井レフェリーが「反則だろうが!」とツッ込むが、「どこに当たった?」と聞かれた鈴木が「腿の裏」と応える。

反則か微妙な空気になる中、サミングを見舞った鈴木。松井レフェリーが反則だと注意するが、平日は「おでこ(に当たった)」とアピール。項垂れる松井レフェリーを平日と鈴木は場外に投げ出し、木曽レフェリーを戻して試合再開。しかし急所蹴りの応酬から木曽レフェリーにも急所蹴り。
鈴木がラリアットからカバーするが、木曽レフェリーが股間の痛みでカウントが叩けないと、松井レフェリーが入ってきてカウントを叩くが、平日は「木曽さんの一番いいところを邪魔しやがって!」と松井レフェリーに抗議。

2015-4-2DNA4北沢_第2試合②怒った松井レフェリーは木曽レフェリーにボディスラム。すると平日の持ってもいない携帯電話が鳴る。電話に出た平日は「松井からやった」と言うが、目の前の松井レフェリーは「誰だよ!」と詰め寄る。すると今度は鈴木の持ってもいない携帯電話が鳴り、鈴木も電話に出たあと「松井からやった」。これに怒った松井レフェリーが鈴木に詰め寄る。
すると平日が松井レフェリーをホイップして鈴木に松井ロケットを発射。だが、鈴木が回転しながら松井レフェリーを平日に向かってホイップし、松井レフェリーのラリアットが平日にヒット。そのまま平日と鈴木が揉み合う中、松井レフェリーが鈴木にDDTを決める格好に。これでトリプルダウンとなったが、先に立ち上がった松井レフェリーは平日になおも殴りかかろうとする。

ここで止めた鈴木が「これ以上やったら帰ってこられなくなっちゃいますから!」と松井レフェリーを止めると、コーナーからスーパー○太郎パンチを発射。飛距離が届かず自爆となったが、そのまま倒れている平日のところまで這っていってカバーすると3カウント。マイクを持った鈴木は「DNA4にお越し下さった皆さん、本日はまことにありがとうございます! 皆様が今しがた見たものは春の幻だと思っていただければ幸いだと思います。えー、勝ちは勝ちです! 諦めなければこうしてDDTの、DNAのリングの上に立って平日マスクさんというレジェンドと闘うことが出来るということを、この私が証明したんだと思います! 皆様のこの静けさは私にとってはある種の快感になっております。今後、DNA、そして私の動向に本気で注目していただかないと、本当になくなってしまうかもしれません! 本日はこのあとの試合を最後までお楽しみください! ありがとうございます!」とマイクアピール。

<試合後コメント>
鈴木大
ーーなかなか大変な試合でしたが……
「何て言うますか、夢・幻の世界にいるような、不思議な時間を…長い長い17分間だったなと。この試合の勝利というものは一体私もどこに向けるレールの上を走っているのかなという……。そうですね、私が言いたいのは目をつぶっていてほしかったということ、そして来月僕は果たして帰ってこられるのかという……。不安と迷いが再発したなという……。僕は一体何者であるのかというのが、どんどん分からなくなってきたなぁというのが正直な気持ちです。僕はこの勝利がDNA初勝利です。白は白! 僕の経歴には一生この白星が飾られることになります。……白なのかな?(苦笑)いや、もう負けないですよ! ここまで来たら負けないです。さいたまスーパーアリーナでもあのパンチは出しましたし、今日のこのお客さんの前でも最後まで死なずに、舌を噛み切らずに生きることが出来ました。あとはもう生きて、生き抜いて天寿を全うするだけです。最後まで私の人生にお付き合いいただければなと思っております。まずは来月、僕がこの大会に出ているかどうかに刮目していただきたいと思います。本日はどうもありがとうございました!」

第3試合

2015-4-2DNA4北沢_第3試合蹴りを得意とする中津と梅田がHEAT-UPの田村和宏とK-DOJOの関根龍一と対戦。「握手なんてすることない!」と言う関根だが、田村はDNA勢と握手。中津と田村の先発で試合開始。脇の差し合いからグラウンドに持ち込んだ田村は、サイドにパスする。しかし中津も足をすくって倒すとガブっていく。
回転体のような動きから一旦離れた両者がタッチして梅田と関根がリングイン。アーム尾ドラッグ具で投げた梅田はドロップキックで関根を場外に出すとトペ・コンヒーロを発射。リングに戻ってスリーパーに捉えた梅田だが、うまく脱出した関根はミドルキックを返して田村にタッチ。

腕を取って捻り上げた田村はダブルリストロックへ。さらにキーロック、腕固めに移行すると中津がカットに入る。すぐに立ち上がって中津を牽制した田村は関根にタッチ。エルボーを落としていった関根はサッカーボールキック。さらに関根が抑え付けた梅田の左腕に田村がスレッジハンマーを落とす。
田村がミドルキックで蹴り倒すと、梅田も必死に立ち上がってエルボー。だが、ミドルキックで蹴り倒した田村はヒザ蹴りの連打からロープへ。ドロップキックを狙った梅田だが、読んでいた田村は自爆させると串刺しエルボー。

だが、梅田も走り込んできた田村にカウンターでドロップキックを返すと中津にタッチ。ミドルキックからフェースクラッシャーを決めた中津はミドルキックを連打。敢えて受け止めた田村がミドルキックを返すと、中津は張り手を返してバチバチの張り手合戦に。
そこからタッチを受けた関根が顔面ウォッシュからコンバイン(=抱え込み式逆エビ固め)を決めるが、梅田がカットすると中津は関根をジャーマンで投げる。さらに中津と梅田はダブルのアームホイップから連係攻撃。さらにサンドイッチ・ランニングローを叩き込む。

梅田は串刺し式ランニングキックからスワンダイブ式ミサイルキック。カウント2で返した関根は梅田のミドルキックを受け止めるとカミカゼで叩き付けて田村にタッチ。ミドルキック合戦から梅田はロープに飛び乗ってのジャンピングキック。しかし田村もワキ固めに捉えると腕固めにスイッチ。
辛くも梅田がカットすると、関根が飛び込んできて中津を場外に出して自らも場外に。その間に田村がランニングローを叩き込むがカウント2で返した梅田は首固めで丸め込む。カウント2で返した田村に対し、梅田はさらに飛び付き十字固めで丸め込む。これもカウント2で返した田村はウルトラタイガードロップから掌底、そしてミノルスペシャルを決めてタップを奪った。

第4試合

2015-4-2DNA4北沢_第4試合勝俣が自分が目指すスタイルだというノアの石森とシングルマッチで対戦。リングインするとコーナーからのバック宙を披露した勝俣。勝俣から握手を求めていき、石森が応じてから試合開始。ロックアップからヘッドロックに捉えた石森は、ロープに飛ばした勝俣にショルダータックル。
お互いにトリッキーな動きを見せると、勝俣がコルバタで場外に投げるが、ダイブしようとしたところで石森がリングに素早く戻り、逆にダイブを狙う。しかし勝俣も素早くリングに戻るとドロップキックで石森を場外に出して、コーナーに飛び乗ってプランチャ。

石森をリングに戻した勝俣は串刺し攻撃を狙うが、蹴りで迎撃した石森はコンプリート・ショットでコーナーに叩き付ける。さらに石森は逆水平チョップからトップロープに勝俣を投げつけると、コーナー際で踏みつけてからスリーパー。勝俣はエルボーで脱出するが、走り込んできた勝俣を再びスリーパーで捕まえた石森は、そのまま胴絞め式へ。
ロープに逃れた勝俣だが、ドロップキックを自爆させた石森は強烈な逆水平チョップ。だが、串刺し攻撃をかわした勝俣はカウンターのドロップキック。モロにもらってしまった石森にサマーソルトキックからコーナーに飛び乗ってのクロスボディーを決めた勝俣。

石森も串刺し攻撃を狙った勝俣をエプロンに放り出す。しかし勝俣は張り手からミサイルキックを発射すると、ムーンサルトプレスを投下。カウント2で返されると、勝俣はファイアーバードスプラッシュを投下。かわして自爆させた石森はサイファーウタキ(=ツームストンパイルの体勢からの変形ガットバスター)。
勝俣も石森の攻撃をかいくぐってスクールボーイで丸め込むが、カウント2で返した勝俣。Xファクター(=相手の頭を掴んでジャンプして決める開脚式フェースバスター)を狙った勝俣を下からのドロップキックで迎撃した石森は、四つん這いの勝俣の後頭部にストンピングを落とすとトラースキック。

カウント2で返した勝俣だが、石森は450°スプラッシュを投下して3カウントを奪った。勝った石森は勝俣の健闘を称えてからリングを降りた。

<試合後コメント>
石森太二
ーーDNA初参戦で勝俣戦、いかがでしたか?
「そうですね。まぁやってみて思ってんですけど、自分も昔ああいう感じだったのかなというのを思い出しましたね。いい刺激になりました」
ーー勝俣選手は石森選手は「目指すタイプ」と言ってましたけど、肌を合わせてみてどんな感じでしたか?
「まぁ(デビューして)1年ぐらいになるんですかね? 僕の1年目と比べて全然ね、プロレスうまいし(苦笑)。技に関してはキレも素晴らしいくらいあるし、あとは足りないところを年月かけて補っていけば素晴らしい選手になるんじゃないでしょうか。それぐらいやってみて、いい選手だなと思いました」
ーーこのDNAという若手主体の興行の印象は?
「いや〜、興行として成り立ってますよね。若手らしいフレッシュな闘いもあり、まぁお笑いはちょっと違うかもしれないけど(笑)、お笑いもあり、U系のスタイルみたいなああいう蹴りとかUWFを思い出すようなスタイルもあり、メインもちょっと見てたんですけど、樋口選手っていうのは化け物ですね(苦笑)。僕が言うのも何なんですけど、あれはすごい逸材ですよ。なので、これは僕も刺激を受けるんで(苦笑)。僕も今年13年、もうすぐ13周年で14年目になりますけど、また出たいっすね。これ、いい刺激になるんで。それぐらい興行としても成り立っているし、素晴らしい選手たくさんいるし。他団体に出るには……確かに『格が落ちる』とか言う人もいるけど、僕的には何もかもが勉強になると思うんで(苦笑)、継続参戦出来るならしたいっすね。それぐらい魅力的な選手がたくさんいました」

第5試合

2015-4-2DNA4北沢_第5試合①メインイベントはデビュー以来無敗でDNAを引っ張っていくと宣言し、DDTでもいつでもどこでも挑戦権を手にした樋口と、なかなか結果が出せない宮武のシングルマッチ。樋口は右腕にいつでもどこでも挑戦権の証であるアームカバーをつけて登場。
まずはロックアップから樋口がロープに押し込んでクリーンブレイク。もう一度ロックアップしても樋口がロープに押し込むが、体勢を入れ替えた宮武は逆水平チョップ。樋口も逆水平チョップを返していきチョップ合戦になると、そこからお互いにショルダータックルでぶつかり合う。

なかなか倒れない両者だが、最後は樋口のショルダータックルで宮武をなぎ倒すと、宮武は場外にエスケープ。間を取ってからリングに戻った宮武だが、樋口はすぐに襲いかかっていき背中や胸板にチョップを打ち込んでいく。宮武もエルボーを返していくが、樋口はコーナーに追い込んで逆水平チョップ。宮武も体勢を入れ替えて逆水平チョップを打っていくが、樋口の逆水平チョップを食らって座り込む。
その宮武を踏みつけた樋口はボディスラムで叩き付けるとジャンピング・ボディプレス。宮武もカウント2で返すとボディへのエルボーを打っていくが、チョップ一発で吹っ飛ばした樋口は豪快なショルダースルーから宮武の顔面を両手で鷲掴みにして捻り上げる。

さらにアイアンクローまで決めていくが、宮武はどうにかロープに脱出。宮武も両ヒザをマットについたまま逆水平チョップを打っていくと、立ち上がってエルボー。さらにジャンピング・バックエルボーを叩き込む。樋口はなおも逆水平チョップを打っていくが、宮武は強引にバックフリップ。
さらにバイシクルキックを叩き込んだ宮武は串刺し工芸を狙う。蹴りで迎撃した樋口は走り込むが、スパインバスターで叩き付けた宮武は逆片エビ固めへ。どうにかロープに逃れた樋口だが、宮武は中央まで引きずり戻すとキャメルクラッチへ。

大きく背中を反らした宮武だが、樋口はどうにかロープに辿り着く。10分が経過し、宮武は走り込むが、一気に肩口まで担ぎ上げた樋口はコーナーに叩き付けてからのオクラホマスタンピート。さらに串刺しラリアットからのドロップキックで宮武を場外まで吹っ飛ばす。樋口も場外に出ると宮武にハンマーを振り下ろすが、宮武も逆水平チョップを返す。
しかし樋口は逆水平チョップからオクラホマスタンピートの体勢に。背後に逃れた宮武は樋口を背後から押して鉄柱に叩き付けると、場外でハートアタック(=スピアー)。先にリングに戻った宮武。樋口は場外カウント19で辛くもリングに戻る。

そこに宮武はフロッグスプラッシュを投下。カウント2で返した樋口だが、宮武はハートアタック。しかし正面からキャッチした樋口はカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げる。だが、宮武はアームドラッグで切り返すと、串刺し式ハートアタックから正調ハートアタック。カウント2で返した樋口は、宮武を肩口に担ぎ上げてコーナーに叩き付けるとビッグブーツ。
そしてチョップの打ち合いから宮武はバックフリップを狙うが、逆に樋口がストレットボムの要領で持ち上げる。背後に逃れた宮武はショートレンジラリアット。さらにラリアットを狙うが、樋口もラリアットの相打ちに持ち込んでダブルダウン。

2015-4-2DNA4北沢_第5試合②立ち上がった両者はまたもラリアットの相打ちに。そこから「負けるかー!」とダブルチョップを打っていった宮武は、張り手、エルボーの乱れ打ちからダッシュ。しかし肩口に担ぎ上げた樋口はコーナーに叩き付けてからのオクラホマスタンピート。さらにカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げるが、宮武は回転エビ固めで切り返す。
カウント2で返した樋口はシットダウン式F5で叩き付けるが、これもカウントは2。ならばとロープに飛んだ宮武だが、樋口はカウンターのラリアットでなぎ倒すと、相撲タックルでコーナー付近まで宮武を吹っ飛ばす。

樋口はのど輪で宮武を捕まえ、そのままコーナーの上に乗せると、右腕一本ののど輪で宮武を吊り上げてからシットダウンのど輪落としで叩き付ける。カウント2で返してみせた宮武だが、樋口は張り手を見舞ってからカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げると、轟天(=カナディアンバックブリーカー→高角度のど輪落とし)で叩き付けて3カウント。

エンディング

2015-4-2DNA4北沢_エンディング試合後、両者ともに大の字に倒れていたが、先に立ち上がった樋口はマイクを持って「宮武さん、思い知りましたよ。やっぱり宮武さん、強いっす! でも今回、俺が勝てたのは…何ていうか、勝負は時の運というか……まぁとりあえず宮武さん、楽しかったっす! もう1回どこかで機会があったらやりましょう!」とアピール。宮武は大の字に倒れたまま聞いていた。

樋口は改めて「DNA4ご来場の皆さん、今日はまことにありがとうございます。今回、知ってる方もいらっしゃると思うんですが、DDTの後楽園大会でいつでもどこでも挑戦権、獲りました。このいつでもどこでも挑戦権を使って(5月24日の)札幌まで無敗で行って、札幌でもそのときのチャンピオンに勝って、DNAの代表としてKO-D無差別級獲って帰ってきますんで、皆さん応援よろしくお願いします! 今日はどうもごっつぁんでした!」と締めの挨拶。
すると次回5.1『DNA5』北沢タウンホール大会の決定対戦カードが発表された。

▼河村知哉vs.高橋匡哉
▼宮武俊vs.火野裕士
▼中津良太vs.青木篤志
▼樋口和貞vs.勝俣瞬馬

5・1DNA5での対戦が決まった樋口と勝俣中津はかなり驚いた様子で、宮武vs.火野には場内から驚きの声があがる。そして樋口とのシングルが発表された勝俣は思わずニヤリ。ほかの選手たちがリングを降りて退場していく中、樋口は勝俣と相対すると右腕に装着されたいつでもどこでも挑戦権のアームカバーをアピールしながら、高々と右腕を突き上げた。勝俣はそのいつどこ権を指差すと、ニヤリと笑ってリングを降りる。最後のステージまで引き上げてきた樋口は四股を踏んでから手刀を切った。

<試合後コメント>
宮武俊
「今日も、今日も負けてしまいました。DNAで、DNAで一番を目指して毎日試合して練習していたんですけど、今日は樋口に……僕の、僕の自信のある部分はパワーなんです。ただ、そのパワーで完敗してしまいました。すべてが、すべてがパワーにおいてすべてが樋口選手のほうが僕より上回っていました。なので、今日はこのような結果になってしまいました。何て日だ……。技の1個1個がすべて強烈で、もう何回も諦めそうになりました。けど最終的に樋口選手の轟天で身体中が動かなくなって、もう今日は終わりです! まだまだすべてが足りなかったです。1から出直してきます。以上」
ーー次回、火野選手との対戦が決定しましたが。
「火野選手ですよね。もうたぶん樋口選手以上にパワーがある選手だと僕は思っているので、何かパワー以外の部分で勝てるところを探します」
ーーそれは何ですか?
「まぁテクニックはやはり1日2日じゃ追いつくことは出来ません。スピードもまぁ……スピードはどうだ? スピード、スピードは分からないっすね。スピード……そしてメンタリティ、メンタリティ……そうか。精神的な部分でまだまだ足りない部分がたくさん、たくさんあると思うので、何か新しい何がが見つけられる修行に出ようかなって」
ーー修行に出るんですか?
「そうですね。僕、花粉症なんですけど、無防備で山に飛び込むとか、そういうことをすると新しいものも見えてくるんじゃ……ほかにもたくさん改善する部分がるので。次はいつだ? 5月、5月ぐらいですよね?」
ーー5月1日。
「5月1日! 5月1日まであと1か月ないですけど、それまでに何か自分の一線を越えられるものを探し出してこうようかなと思います。出直してきます。まぁでも樋口選手、本当に強かったです。本当にまだ僕はデビューして間もない新人ですけど、まだまだデビューはほとんど変わらない選手の中で、上には上がいるんだなと思いました。僕も、僕も足踏みしてられないんで、これからも突っ走っていこうかなと思います。今日からも頑張って行こうかなと思います。今日はありがとうございました」

樋口和貞
「いや〜、やっぱり宮武さん、DDTで見ていたら結構面白い試合とかやってるじゃないですか。でもやっぱり本当にプロレスの実力がある人なんだなと、今日改めて感じました。ホントに強かったです」
ーー一番どんなところに試合前に抱いていた宮武選手とイメージが違ってました?
「身体を見たらパワーがあるっていうのは分かったんですけど、本当に何て言うか真っ直ぐ来てくれて、その真っ直ぐの一発一発が重かったですね。何て言うかホントに、相撲取りの当たりと同じぐらいなんじゃないかなっていうくらい一発一発が強烈でした」
ーー次回5月の大会では勝俣選手とのシングルが決定しました。
「う〜ん、勝俣選手は本当にキレとスピードで勝負するっていうタイプなので、自分とはまったく逆なので。もう本当に力と体力で押していかないと、たぶん隙を見て丸め込まれたりとかするんで、そこを気をつけて闘いたいと思います」
ーー宮武選手の面白さを引き出してみたいなという気持ちはなかったんですか?
「今回に関してが面白い部分じゃなくて、本気の宮武さんで来てほしかったので、自分はそれで満足でしたね。今日はホントに、何て言うんですかね(苦笑)、人間・宮武俊を見られたなと。素の(宮武)。そんな感じがしました」
ーーいつでもどこでも挑戦権を持って試合に臨むという点で、これまでと違った気持ちは出てきましたか?
「そうですね。やっぱり……難しいっすけど。守っていくっていうのは難しいことですけど、それによって本当に登っていかなきゃいけないのかなっていう気持ちになって、逆に変な責任感が出てきて、いい緊張で今日は試合を迎えられましたね」
ーーどちらかと言うと守るよりも攻めて勝つイメージですが……
「そうですね。どこでも挑戦権を守っているんですけど、本当にどんどん行こうかなと。ここまで来たら。もう先輩とか後輩とかそういうの関係なしに、キャリアとかも関係なしに、ガンガン自分の行けるところまでやろうと思います」

勝俣瞬馬
ーー目指すスタイルと言っていた石森選手との対戦はいかがでしたか?
「いや〜、もう石森さんはやっぱりスーパースターでした。スーパースターを試合ですごく感じられて、いつか僕もこんな選手になりたいなとすごく感じました」
ーー実際肌を合わせてみて、どこに石森選手の凄さを感じました?
「もう最初の時点でスピードが速いなと思いましたし、何かもう1つ1つがキツかったというか(苦笑)、もう強い! 背は小さいけど強い! 全部強いとしか思えなかったんですけど、またすげーやりたいって思いましたね。また僕が成長したときに石森さんと肌を合わせたいなと思いました」
ーー勝俣選手が決められなかったファイアーバードスプラッシュで、最後は石森選手に逆に決められた感じでしたが。
「はい、そうですね。石森選手より先にファイアーバードを出して決めてやろうと思ったんですけど、それを今日のDNAまでに修得して、練習してやってきたんですけど、まぁまだ詰めが甘かったというか、そんな簡単にムーンサルト一発じゃ決められないんだなと思って、もっともっと頑張ろうと思いました」
ーー次回5月の大会では樋口選手とシングルマッチが組まれました。
「DNA1で負けているので。やっぱりいつも樋口選手の試合を見て、スゲーなって思いますし、タッグ組むことも結構あるので。タッグを組むときはすごく安心感がります。でもコイツは絶対倒さなきゃいけないし、僕もDNAを引っ張っていきたいと思っている人間なので、そこで簡単に負けていられないし。今、あいつがいつどこ持っているじゃないですか。アイツに来月のDNAまでいつどこを持ってもらって、で、僕が勝ってKO-Dへの挑戦をしたいなと思ってます。なので、樋口にはいつどこをしっかりと守ってほしいなと思っています」
ーー今日のメインイベントを見て、率直に樋口という選手はどうですか?
「スゲーなとしか(苦笑)。試合見てもスゲーなって思いましたね。やっぱりアイツは怪物だけど、でも何かしら弱点は絶対にあるんで。いろいろ樋口の試合を見て、勉強して、アイツの倒し方を考えたいと思います」
ーー樋口選手からは「自分からしたら真反対のタイプだと」という発言がありました。
「そうですね。僕も真反対ですね。いや、憧れます! やっぱりパワーがあるっていうのは。プロレスラーとして。プロレスラーっていうのはやっぱりデカくて、パワーがあって(というイメージ)。僕はその分、全然(パワーが)ないので、自分が今できる闘い方ってうのを今も考えているんですけど……でも僕の闘い方で樋口を倒したいと思っています」

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