DNA8 8.2新木場大会 シングル1DAYトーナメント「プロレス甲子園2015」樋口vs.勝俣、宮武vs.鈴木、中津vs.岩﨑

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闘うビアガーデン2015〜DNA8〜
日時:2015年8月2日(日)
開場:12:00 開始:13:00
会場:東京・新木場1stRING
観衆:410人(超満員)

▼第1試合 プロレス甲子園2015 トーナメント1回戦 10分1本勝負
○宮武俊
6分46秒 F5→片エビ固め
●鈴木大
※宮武が準決勝進出

▼第2試合 プロレス甲子園2015 トーナメント1回戦 10分1本勝負
○中津良太
6分57秒 腕ひしぎ逆十字固め
●岩﨑孝樹
※中津が準決勝進出

▼第3試合 プロレス甲子園2015 トーナメント1回戦 10分1本勝負
△樋口和貞
10分00秒 時間切れ引き分け
△勝俣瞬馬

▼延長戦〜1カウントフォールマッチ 時間無制限1本勝負
○樋口和貞
1分47秒 丸め込みを潰す→エビ固め
●勝俣瞬馬
※樋口が準決勝進出

▼第4試合 プロレス甲子園2015 トーナメント準決勝 15分1本勝負
●宮武俊
0分20秒 キック→エビ固め
○中津良太
※中津が決勝戦進出

▼第5試合 プロレス甲子園2015 トーナメント準決勝 15分1本勝負
○樋口和貞
7分33秒 変形カナディアンバックブリーカー
●梅田公太

▼第6試合 プロレス甲子園2015 トーナメント決勝戦 時間無制限1本勝負
●中津良太
13分35秒 轟天→体固め
○樋口和貞
※樋口がプロレス甲子園2015初優勝

勝俣、梅田、中津を相手に苦しみながらも大本命・樋口がプロレス甲子園2015優勝!
決勝戦で樋口を追い込んだ中津に「中津コール」練習生の渡瀬と井上が両国デビュー

オープニング

2015-8-2DNA8新木場_オープニングプロレス甲子園ということでサイレンの音が鳴り響いたあと、選手入場式へ。全選手が横一列に並び立つと、選手を代表して鈴木が「宣誓! 我々DNA選手一同は日頃の練習の成果を十分に発揮し、時に熱く、時に激しく、時に楽しく闘うことをここに誓います。2015年8月2日、選手代表、鈴木大!」と選手宣誓。
続いて井上リングアナがプロレス甲子園2015トーナメントの1回戦は10分1本勝負、15分1本勝負で行われ、時間切れ引き分けに終わった場合は1カウントフォールルールによる延長戦が行われることと、優勝者には賞金10万円とともに夜のDDT興行でXと対戦することがアナウンスされた。

第1試合

2015-8-2DNA8新木場_第1試合握手を交わしてから試合が始まると、まずは腕の取り合いから宮武がヘッドロック。ヘッドシザースで逃れた鈴木だが、宮武はもう一度ヘッドロック。ロープに振って逃れた鈴木だが、宮武はショルダータックル。鈴木もアームホイップを返すが、宮武はアームホイップからショルダータックルでなぎ倒す。
逆水平チョップを叩き込んでいった宮武は、鈴木のコスチュームのショルダー部分を外し、剥き出しになった上半身に逆水平チョップを叩き込むとスリーパーで絞め上げる。どうにかロープに逃れた鈴木にエルボードロップを落とした宮武は逆エビ固めへ。

逆片エビ固めにスイッチした宮武だが、鈴木はどうにかロープに逃れる。額をくっつけて睨み合うと、鈴木はチョップを叩き込むが、逆水平チョップ一発で尻餅をつかせた宮武は串刺しショルダー。かわして自爆さえた鈴木はブレーンバスターで投げると、バックマウントを取ってのスリーパー。
宮武はロープに逃れるが、鈴木は間髪入れず卍固め。これをパワーで振り解いた宮武はエルボー合戦へ。宮武のダブルチョップにヘッドバットで対抗した鈴木だが、宮武はハートアタック(=スピアー)からシットダウン式F5で叩き付けて3カウント。宮武が準決勝進出を決めた。

第2試合

2015-8-2DNA8新木場_第2試合握手を交わしてから試合開始。アームドラッグから腕を固めていった中津だが、バックに回った岩﨑。なども腕を取って捻り上げ、そこからヘッドロックに捉えた中津だが、岩﨑はロープに飛ばして逃れると、中津おショルダータックルを受け止める。
エルボー合戦からロープに飛ばしてのミドルキックで蹴り倒した岩﨑はニーリフト。だが、体勢を入れ替えてミドルキックの連打で岩﨑にしゃがませた中津は左腕を思いきり蹴り飛ばす。そこからハンマーロック、ミドルキックで岩﨑の左腕を痛めつけると、レッグドロップを落としてから関節を極めていく。

ロープに岩﨑の左腕を絡ませて絞め上げた中津は、右腕のエルボーで反撃する岩﨑に強烈なエルボーを打ち込む。しかしランニングエルボーでなぎ倒した岩﨑はミドルキックの連打からハーフハッチスープレックスで投げる。コブラツイストに捕らえた岩﨑だが、中津は辛くもロープに逃れる。
落差のあるバックドロップで叩き付けた岩﨑は、ブレーンバスターの体勢に。これを逆に投げていった中津はサッカーボールキック。さらにミドルキックで蹴り倒した中津だが、岩﨑もミドルキックを返していき、ミドルキック合戦へ。

そこからキャプチュードで投げた岩﨑は、首をかっ斬るポーズからダブルアームの体勢に。踏ん張る中津にニーリフトを叩き込んだ《記:注意》岩﨑はもう一度ダブルアームを狙うが、中津は逆さ押さえ込みで切り返す。
カウント2で返す岩﨑だが、中津は横十字固めでなおも抑え込むと、岩﨑がキックアウトした瞬間に腕十字固めを極めてギブアップを奪った。この結果、中津が準決勝で宮武と対戦することが決定した。

第3試合

2015-8-2DNA8新木場_第3試合一度はDNAで行われるはずだった樋口vs.勝俣だが、樋口のケガにより流れてしまった。巡り巡ってプロレス甲子園2015トーナメント1回戦で実現することに。大石とのKA-TOOを結成して勢いに乗る勝俣が樋口を攻略するか、それとも樋口の快進撃がこのまま続くか?
握手をした直後、ドロップキックで奇襲した勝俣はウラカンホイップで樋口を場外に投げ出すと、コーナーに飛び乗って鉄柱越えのプランチャを投下。
樋口は勝俣を鉄柱に向かってホイップするが、足を出して踏み止まった勝俣。ならばとエルボーでツッ込んだ樋口だが、かわして鉄柱に誤爆させた勝俣は樋口をリングに戻すと、左ヒザにミサイルキック。

さらにレッグロックで絞りあげた勝俣は左ヒザへの低空ドロップキックやレッグドロップのあと逆片エビ固めへ。ロープに逃れた樋口だが、勝俣は樋口の左足をロープに巻き付けると低空ドロップキック。さらにエルボーを叩き込んでいくが、「来いコラ!」と挑発して受け止めた樋口は逆水平チョップを狙う。
そこに低空ドロップキックを合わせた勝俣は丸め込むがカウント2。「どうした、どうした」と挑発しながら樋口の頭を踏みつける勝俣に対し、ムッとした表情で立つ上がった樋口は逆水平チョップ。

勝俣もどの場飛びドロップキックを返していくが、走ってきた勝俣を一気にアルゼンチン・バックブリーカーで担ぎ上げた樋口はT・C・Oで叩き付けると、ジャンピング・ボディプレスを投下。さらに起き上がりこぼし逆水平チョップから「どうしたオラ!」とストンピング。
勝俣も必死にチョップを打っていくが、樋口も重たいチョップにダウン。すかさずスリーパーに捉えた樋口だが、勝俣はどうにかロープに逃れる。残り時間3分で飛び付いていった勝俣は抱え上げようとした樋口に体重を浴びせて押し潰すと、ライトニング・スパイラルで叩き付けてからコーナーへ。

だが、立ち上がった樋口はコーナー上の勝俣をブレーンクローで捕まえると、そのままシットダウン・ノド輪落とし。カウント2で返した勝俣が立ち上がってきたところに、四股を踏んでから立ち合いからスモータックルをお見舞いした樋口はカナディアンバックブリーカー。
しかし轟天(=カナディアンバックブリーカー→高角度のど輪落とし)を狙ったところを着地した勝俣はヒザへの低空ドロップキックから首固め。さらにラ・マヒストラル、そしてカサドーラ。だが、丸め込もうとしたところをぶっこ抜いいた樋口はカナディアンバックブリーカー。

残り時間30秒で樋口は豪快なのど輪落としで叩き付けるが、これもカウントは2。ならばともう一度カナディアンバックブリーカーで担ぎ上げるが、ここで10分時間切れ。1カウントフォールルールの延長戦へ。
2015-8-2DNA8新木場_第6試合②チョップ合戦からヘッドバットの連打を打ち下ろしていった樋口は、朦朧とする勝俣を抱え上げると、コーナーに叩き付けてからのオクラホマスタンピート。これもキックアウトした勝俣だが、樋口は串刺し攻撃を狙う。カニ挟みで倒してコーナーに激突させた勝俣は回転エビ固め。

そこからエビ固めや回転エビ固めで丸め込む勝俣だが、どうしても1カウントが取れない。カサドーラを狙った勝俣だが、樋口が上から押し潰して1カウント! 勝った樋口も負けた勝俣も「もう1回」と人差し指を出し合うと、樋口が握手を求めるが、その手を払った勝俣。準決勝では樋口vs.シードの梅田の対戦が決定した。

第4試合

2015-8-2DNA8新木場_第4試合準決勝第1試合は宮武vs.中津。中津がリングインすると額をくっつけて睨み合おうとした宮武だが、ニヤリと笑って突き飛ばした中津。ゴングと同時にエルボーでツッ込んだ中津はローキックの連打。宮武も突進していくが、キチンシンクで迎撃した中津はバズソーキックを叩き込み、ガッチリ抑え込んでの3カウント!
マットを叩いて悔しがる宮武に対し、してやったりの表情の中津が決勝進出を決めた。

第5試合

2015-8-2DNA8新木場_第5試合準決勝第2試合は樋口vs.シードの梅田。ゴングと同時にランニングミドルを叩き込んだ旨だだが、倒れない樋口は逆水平チョップ。梅田もミドルキックを叩き込むが、樋口は逆水平チョップ。梅田はローで片膝をつかせて胸板を蹴り飛ばすと、ジャンピング・フロントキックから立ち上がろうとした樋口に右ハイキック一閃。
大の字に倒れた樋口だが、梅田がカバーすると何とかキックアウト。スリーパーからキャメルクラッチに捉えていった梅田だが、樋口はロープに脱出。ニーリフト、ミドルキックで樋口にダメージを与えてからレッグロック。

樋口は背後からブレーンクローを見舞うと、その隙にロープに逃れる。梅田はまだ立ち上がれない樋口にニーリフトを叩き込むと、両手を広げて挑発。樋口は逆水平チョップを打っていくが、梅田はインローを叩き込んでいくと、グランドクラス200に捉える。ロープに逃れた樋口のアゴを蹴り上げていった梅田は、串刺しジャンピングエルボーから串刺しジャンピング・フロントキック。
さらにミドル、ソバットを叩き込んでコーナーに釘付けにすると、座り込んだ樋口に串刺し低空ドロップキック。ボディスラムを狙った梅田だが、逆に抱え上げた樋口はコーナーに投げ付けると、ビッグブーツを叩き込む。

さらにリングが動くほどの串刺しラリアットを叩き込む。しかし立ち合いからのスモータックルを狙った樋口を逆打ちで抑え込んだ梅田。どうにか返した樋口に梅田はソバットから走り込む。かわした樋口はラリアットを狙うが、かわした梅田はハイキック。
これもかわしてロープに飛んだ樋口は豪快なラリアットで梅田を吹っ飛ばす。そこから一気にカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げると、そのままアゴと片足をフックしてギブアップを奪った。この結果、樋口が決勝戦に進出し、中津と対戦することが決定した。

練習生2人のデビューが決定

2015-8-2DNA8新木場_両国デビューが決まった渡瀬瑞基と井上麻生休憩明け、鶴見亜門GMに呼び込まれて高木三四郎大社長が登場。「練習生の渡瀬瑞基、井上麻生、ここにいるか? あがってこい!」と練習生の2人を呼び込む。まずお笑いコンビ「てのりタイガー」でもある渡瀬が「はじめまして、吉本興業でお笑い芸人やっています、いまは練習生の渡瀬瑞基です」と挨拶すると、井上は「はじめまして。ビアガーデンは3年目です。高校生の頃からお手伝いしてて、去年いた坊主にメガネの奴がは自分です。名前は井上麻生って女優と同じ名前ですけど、漢字は違うんですけど井上麻生っていいます。よろしくお願いします」と自己紹介すると、1年前の井上を知っているファンからその垢抜け具合にどよめきが起こる。

そして大社長が8.23両国で二人がデビューすることが発表され、GMからはデビュー戦のカードが梅田公太&井上麻生&渡瀬瑞基vs.ヤス・ウラノ&彰人&中津良太に決定していることが発表された。
何も聞かされていなかったという二人は驚きと戸惑いの表情。マイクを持った渡瀬が「本当にいま言われたので何もコメントとか用意してなかったんですけど、小学校からの夢であるプロレスデビューできることになりましたので、本当に本当に頑張ります。Twitterやっているのでフォローお願いします。本当に頑張ります!」と感想を述べる。
続いて井上が「中学1年生のときに夜更かししてふらっとたまたま見たプロレスに憧れて、こんなところまで来てしまいました。お母さん、お父さん、申し訳ございません。でもやるって言ってしっかりと応援してくれて、ここまで送り出してくれた高校の先生とか、こんなプロレスラーという進路を推してくれた先生たちや両親、とても感謝しています。感謝の気持ちをしっかりと胸にデビューしたいと思いますので、応援よろしくお願いします」と挨拶して喝采を浴びた。

第6試合

2015-8-2DNA8新木場_第6試合①プロレス甲子園2015の決勝戦は樋口vs.中津。詰め寄ってくる樋口を不適な笑みを浮かべて突き放した中津。握手はせずに試合が始まると、まずは中津がローキックで樋口の左ヒザを狙っていく。ガブっていった中津だが、樋口も簡単には攻め込ませない。一旦離れてからバックに回った中津は腕固めへ。
クラッチして防御する樋口だが、中津は腕十字を狙う。前転して逃れようとした樋口だが、中津は裏十字固めに捉える。苦悶の表情を浮かべながらどうにかロープに逃れた樋口だが、中津は左腕にミドルキック。ミドルの連打から樋口の左腕をロープに巻き付けていった中津。

樋口もリフトしてからマットに叩き付けるが、下から樋口の左腕を取った中津は左腕へのカカト落とし。樋口は強引にボディスラムで叩き付けると、左腕を突き出して「来い!」と挑発。中津の左腕へのミドルキックを受け止めた樋口は逆水平チョップでなぎ倒すと、ショルダータックルをブチかます。
中津もカウンターのライダーキックを叩き込むが、樋口は倒れない。ならばとコルバタで樋口を投げて場外に出すとプランチャを投下。樋口をリングに戻した中津は「宮武俊!」と叫んでから宮武ムーブからの串刺し式スピアー。

さらに「岩﨑孝樹!」と叫んでから落差のあるバックドロップで叩き付けた中津は、チキンイング・アームロックへ。しかしそのまま持ち上げた樋口はシュミット流バックブリーカーからブレーンクローで抑え付けるジャイアント・バックブリーカー。そこからカナディアンバックブリーカーで担ぎ上げたが、中津は丸め込んでの腕十字で切り返す。
ロープに逃れた樋口に対し、エルボーを叩き込んだ中津だが、樋口も逆水平チョップを返す。歯を食いしばって耐えた中津はミドルキックを返すが、渾身の逆水平チョップでなぎ倒した樋口はのど輪でコーナーに乗せてからシットダウン・ノド輪落としを狙う。だが、これも丸め込んで腕十字で切り返した中津。

2015-8-2DNA8新木場_第6試合②リング中央でクラッチを切った中津は、そのまま持ち上げようとする樋口を三角絞めで捕獲。しかし、そのまま持ち上げた樋口はラストライドの体勢。これをウラカン・ラナで丸め込んだ中津は、キックアウトした樋口にバズソーキックを叩き込むとジャーマンスープレックス。
カウント2で返した樋口だが、中津は蹴りのコンビネーションから張り手、ハイキック。ブロックした樋口は中津を肩車すると前方のコーナーに投げつける。さらに対角線ダッシュのラリアットを叩き込むが、カウント2で返した中津に大「ナカツ」コール。

「来い!」と挑発する樋口に朦朧としながらも張り手を打っていく中津だが、相撲仕込みの強烈な張り手を叩き込んだ樋口はカナディアンバックブリーカー。そこから轟天(=カナディアンバックブリーカー→高角度のど輪落とし)で叩き付けて3カウント。

エンディング

2015-8-2DNA8新木場_エンディング①終わってみれば大本命の優勝だったが、勝った樋口も大の字で倒れるほどのダメージ。しかし優勝して夜のDDT興行でXと対戦することが決定した樋口は、中津を引き起こす。悔し涙を流す中津の腕をあげて健闘を称えた樋口はマイクを持つと「優勝しました! 中津さん、今日やった勝俣さんも梅田さんも全員強かった。もう1回やりましょう。もう1回! こんなんじゃ終われないでしょ、こんなトーナメント戦じゃ。シングルでガッチリとさ、そのうちやろうよ! ねぇ? ありがと! みんな、ありがと!」とマイクアピール。

2015-8-2DNA8新木場_エンディング②GMから優勝賞金10万円を受け取った樋口に、GMは「もうひとつ特典があります」というと9.22『DNA9』新宿FACE大会での中嶋勝彦戦を発表。樋口が「楽しみにしておきます!」と力強く言い放つと、最後は欠場中の河村を含めたDNA全選手がリングにあがり、樋口の「何とか優勝することが出来て、DNAの皆さんやっぱりすごいなと本当に思いました。今日の夜は誰か分からないですけどXと闘います。皆さんこれからもDNAと、そして樋口和貞を応援よろしくお願いします。乾杯!」とソフトドリンクで乾杯して締めくくった。

2015-8-2DNA8新木場_エンディング③

<試合後コメント>
中津亮太
——残念ながらプロレス甲子園準優勝で終わりました。
「むちゃくちゃ悔しいですね。高校野球夏の一回戦で負けた時の気持ちを思い出しましたね」
——決勝では今まで対戦した中で一番樋口選手を追い込んだと思いますが。
「そうですね、まあ向こうはあんまり頭を使ってくるほうじゃないので、持ち上げて落とすとか、ただ叩くとかばっかりなんで、一応予想はしやすい相手なんで切り返しは全部上手くいったかなと。そのうえで潰されたんで完敗っちゃ完敗ですね」
——この先、樋口攻略も含め、DNAでこういう風にやっていきたいという目標は見えましたか?
「そうですね、とりあえずまあ結果じゃ僕はナンバー2ということはわかったんで、樋口さんだけを見て、っていう感じですかね。周りをあまり気にせずに、DNAある時は樋口さんだけを意識しまくってやってやろうかなと思います」

樋口和貞
「とにかくあの、まあ優勝できたということで素直に嬉しいのと、やっぱりDNAの人たちっていうのは、やっぱり全員なんていうのかな?仲間なんですけどね、仲間なんですけど敵でもあるし、ほんとにこの前試合した人が今日やったらものすごく手強くなってて、ほんとに感じ取れましたね。ほんとに油断しちゃいけないなと思います。DNAの中とかじゃなくて、一人のプロレスラーとして、もうほんとに僕ももっと頑張んなきゃという気持ちにさせられました」
——次の9月の大会で中嶋勝彦選手との対戦が発表されました。
「そうですね、同い歳という事もあって、DNA2、新宿FACEで(タッグマッチで対戦して)。他の人はどうかわかんないですけど、自分的にはもうほんとに何もできないで終わったなという感じがほんと悔しかったんですね。それで今回ここまで、何ヶ月だ? 結構経ちますけどデビューしてから。ほんとに、善戦をするとかいうのではなくほんとに、勝ちに行くつもりで、中嶋勝彦から獲るつもりで、やりたいと思います」
——賞金の使い道は?
「そうですね、何にしましょうかね? とりあえず、どうしようかな? どうしましょうかね?」
——ちゃんこパーティーとか?
「そうっすね、多分食事代に半分ぐらい消えると思います。あと、なんだろうな? 冷房の調子が悪いのでこれで修理しようかなと(苦笑)。そんな感じです。いただいておきますありがたく」

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