高岩竜一がUWA王者・将軍岡本を撃破し挑戦表明!怒れる将軍にケンドー・カシンが「俺はお前をそんなふうに育てた覚えはないぞ」

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 29日、東京都・後楽園ホールにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.11~初代タイガーマスク40周年記念第2弾~』が開催され、高岩竜一が将軍岡本の持つUWAアジアパシフィックヘビー級王座へ挑戦を表明した。

 UWAアジアパシフィックヘビー級王座とは、WWE殿堂入りも果たした“過激な仕掛け人”新間寿が音頭を取って2018年に復活させた“新生UWA”が誇るシングル王座であり、現在は同王座戦線で常に存在感を発揮してきた将軍岡本が保持。
 前王者・間下隼人に敗れて同王座の奪取に失敗していた高岩は岡本に狙いを定め、虎視眈々とチャンスを伺ってきた。

 この日は、ケンドー・カシン&将軍岡本vs高岩竜一&田中稔のタッグマッチが実施。
 往年の新日本プロレスジュニア戦士たちの中に混ざった岡本はその巨体を生かした圧倒的なパワーファイトを展開していくが、パートナーのカシンがサポートに入るとやることなすことすべてが裏目に出て誤爆が誤爆を呼ぶ展開に。
 さらにカシンは高岩&稔のトレイン攻撃に混ざって岡本に一撃入れ、岡本が大ダメージを負う中で稔のハイキックがクリーンヒット。高岩がラリアットで勝負を決めに行くとカシンがカットし岡本を激励するという意図の読めない行動に敵味方全員が混乱する中、最後は高岩が岡本をデスバレーボムで叩きつけて3カウントを奪った。

 試合後にマイクを取った高岩は「将軍、何が将軍だ。俺は超竜だよ。お前ベルト持ってるんだろ?俺は今一人で勝ったんだ。勝ったんだからベルト賭けろ」と王座挑戦を要求。
 これを受けた岡本は「1vs1でいつでもやってやるから。これほしいんだろ?やってやる。平井、いいのか?いないのか?いないなら決めるぞ。勝手に決めたっていいだろ?やるぞ次。わかったな」と平井丈雅代表の決定を待たず王座戦を強制決定した。


 バックステージに戻った岡本は、カシンを突き飛ばして「アンタのせいだろ?高岩の挑戦受けなきゃいけなくなったじゃねーかよォ?!高岩倒したら次はお前だ!」と宣戦布告。
 しかし、元はぐれIGF軍団の先輩であるカシンが威風堂々たる様子で「俺はお前をそんなふうに育てた覚えはないぞ」と一喝すると岡本は思わず吹き出し、「もうあの頃の俺じゃないんだよ!」と返すのが精一杯。
 カシンが去っていって気を取り直した岡本は「負けたのは確かだ。あの超竜とやるよ。俺が防衛したらケンドー・カシンを逆指名だ!」と防衛戦に向けて気炎を上げた。

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