鬼と化した船木誠勝が初代タイガーマスクを襲撃!タイガーは「次回は私が出る」と鬼退治を宣言!
- 2018-3-30
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- リアルジャパンプロレス
29日、東京・後楽園ホールにて新間寿プロデュース・初代タイガーマスク佐山聡認定原点回帰プロレス』が開催され、船木誠勝が試合後に初代タイガーマスクを襲撃するという事件が起こった。
この大会では、船木誠勝はマスクを被り、“船鬼誠勝”の名で参戦。デビュー三戦目である“大鵬三世”納谷幸男とタッグを組み、謎のマスクマン・アイン&カインと対決した。
試合は、キャリアの浅い納谷が捕まり、船鬼がこれを救出して納谷をアシストしていく展開。しかし、デビューしてから初のタッグマッチとなる納谷は船鬼と息が合わず何度も船鬼に攻撃を誤爆してしまい、試合終盤には二人の間に不穏な雰囲気が漂っていた。
試合終盤、納谷を集中攻撃するアイン&カインを船鬼が蹴散らすと、アインがリング上にイスを投げ入れる。これを奪い取った船鬼は、なんとタッグパートナーの納谷をイスを何度も振り下ろし滅多打ちに。さらにアイン&カインもイスで殴打して昏倒させると、レフリーが無効試合を宣言して試合を止めた。
乱心した船鬼は、そのままリングを降りると本部席に座っていた初代タイガーマスクを襲撃。倒れる初代タイガーを冷たい目で見下ろし、荒々しく去っていく。
この惨状に初代タイガーマスクは怒りに震えながらリングに上がり、マイクを取って「船鬼!出てこい!」と叫ぶも船鬼は現れず。するとタイガーは「このままじゃリアルな戦いができないんで、次回は私が出たいと思います。原点回帰もあったもんじゃない!」と憤慨し、自らもリングを後にした。
初代タイガーマスクは、控室への道すがら「メンツを潰してもらった。幸男のことを頼むつもりだったけどね、頼むどころかね、全部めちゃくちゃにしてくれたね。一番怖い存在になるかもしれないんですが、ちょっと喜んでいます。復帰のための切っ掛けが欲しかったんでね」と話し、足早に控室へと消えていった。