将軍岡本が高岩竜一を撃破しUWA王座防衛!次回ははぐれIGF軍団の先輩ケンドー・カシンとの防衛戦?!

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 5日、東京都・新木場1stRINGにて『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.12~タイガー・クイーンデビュー第2戦~』が開催され、将軍岡本が高岩竜一を制してUWAアジアパシフィックヘビー級王座の防衛に成功した。

 UWAアジアパシフィックヘビー級王座とは、WWE殿堂入りも果たした“過激な仕掛け人”新間寿が音頭を取って2018年に復活させた“新生UWA”が誇るシングル王座であり、現在は同王座戦線で常に存在感を発揮してきた将軍岡本が保持。
 前王者・間下隼人に敗れて同王座の奪取に失敗していた高岩は岡本に狙いを定めて虎視眈々とチャンスを伺っており、前回7月大会でタッグマッチながら岡本からデスバレーボムで直接勝利した直後に「何が将軍だ。俺は超竜だよ!」と挑発して挑戦表明。岡本もこれを受けて立つ姿勢を見せた。

 しかし、この試合では岡本のパートナーを務めたケンドー・カシンのアシストがとことん空回りした挙げ句にカシンがなぜか高岩に加勢して攻撃を加えるなどした結果招いた敗北であり、岡本がこれに文句を言うと、元はぐれIGF軍団の先輩であるカシンに「俺はお前をそんなふうに育てた覚えはないぞ」と一喝されるという憂き目にあっていた。
岡本は高岩からの王座防衛はもちろんのこと、「負けたのは確かだ。あの超竜とやるよ。俺が防衛したらケンドー・カシンを逆指名だ!」とカシンとの防衛戦も視野に入れた発言を残していた。


 高岩は新日本プロレス時代からジュニアヘビー級屈指のパワーファイターとして知られ、現在もUWA世界ジュニアヘビー級王座&WEWジュニアヘビー級王座のシングル二冠王として君臨している。
 しかし、この試合では岡本との圧倒的な体格差に苦しみ、序盤は押される展開に。しかし高岩は腕への一点集中攻撃に活路を見出し、岡本が怯むとラリアットやデスバレーボムといったパワーファイトでも対抗していく。
 高岩がラリアットで試合を決めに行くと、岡本はこれをキャッチしてのカイケツ(※変形バックフリップ)を決めて流れを変え、高岩のアームロックを強引に持ち上げてボディスラムで振り払いスクラップバスターで叩きつけるなど圧倒。最後は岡本がバックドロップで試合を決めた。

 岡本は試合後も高岩を踏みつけていたぶり、コミッショナー代理からベルトと王座認定証を荒々しく受け取った上で高岩の眼前で見せびらかしてから去っていった。
 これにより、岡本がかねてから宣言していたケンドー・カシンとの防衛戦が見えてきた。次回の王座戦の日程・相手は現在のところ発表されていないため、ストロングスタイルプロレスからの早期発表が期待される。

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