【試合詳細】6・8 ストロングスタイルプロレス後楽園ホール大会 間下隼人&船木誠勝vs新崎人生&KENSO タイガー・クイーン&梅咲遥vs佐藤綾子&KAZUKI スーパー・タイガーvs阿部史典 ジャガー横田&藪下めぐみvsダーク・パンサー&ダーク・チーター
- 2023-6-9
- 試合
- リアルジャパンプロレス
『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.23』
日程:2023年6月8日(木)
開始:18:30
会場:東京都・後楽園ホール
観衆:1,459人(満員)
▼SSPW初代女子タッグ王者決定トーナメント開幕セレモニー(全選手入場式)
▼タッグマッチ 30分1本勝負
○関根“シュレック”秀樹(ボンサイ柔術)/日高郁人(ショーンキャプチャー)
7分57秒 ジャーマン・スープレックス・ホールド
大鷲透(フリー)/●槙吾(Milgracias)
▼SSPW 女子タッグトーナメント1回戦【B】 30分1本勝負
高瀬みゆき(フリー)/○本間多恵(フリー)
9分30秒 エビ固め
[ホカクドウ]青木いつ希(ショーンキャプチャー)/●関口翔(フリー)
※高瀬&本間が2回戦進出
▼SSPW 女子タッグトーナメント1回戦【A】 30分1本勝負
[CRYSIS]○ジャガー横田(ディアナ)/藪下めぐみ(フリー)
9分0秒 回転エビ固め
[DarkerZ]●ダーク・パンサー/ダーク・チーター
※ジャガー&薮下が2回戦進出
▼SSPW 女子タッグトーナメント【D】1回戦 30分1本勝負
[DarkerZ]○ダーク・タイガー/X=ダーク・ウナギ
12分27秒 リバースタイガードライバー→片エビ固め
SAKI(COLOR’S)/●川畑梨湖(T-HEARTS)
※ダーク・タイガー&ダーク・ウナギが2回戦進出
▼シングルマッチ 30分1本勝負
○スーパー・タイガー
10分20秒 牙斬→片エビ固め
●阿部史典(フリー)
▼SSPW 女子タッグトーナメント1回戦【C】 30分1本勝負
○タイガー・クイーン/梅咲遙(ディアナ)
11分41秒 ラウンディングボディプレス→片エビ固め
[CRYSIS]佐藤綾子(ディアナ)/●KAZUKI(PURE-J)
※クイーン&梅咲が2回戦進出
▼タッグマッチ 60分1本勝負
○間下隼人/船木誠勝(フリー)
13分40秒 FSR
新崎人生(みちのく)/●KENSO(フリー)
間下が元WWF&WWEタッグを制して勝利しシュレックの挑戦を迎え撃つ!女子王座決定Tでダーク・ウナギ、クイーンが躍動!初代タイガーが新たな格闘技創設を宣言!
オープニング
まずは平井丈雅代表より挨拶。
平井代表「皆様、本日はお忙しい中、初代タイガーマスク、佐山サトルが主催いたしますストロングスタイルプロレスの興行にお越しいただきまして誠にありがとうございます!プロレス界に革命を起こした佐山サトルは、初代タイガーマスク後援会様と一緒に、ストロングスタイルプロレスを推し進めてています。その心は、ここにいる皆様、応援している皆様で、皆様とともに日々歩んでいって、行くという、その心を私は毎日、感じております。先般、2月22日、同じこの後楽園ホールに起きまして、佐山サトル、隣の会場まで、皆様にご挨拶するために待機しておりましたが、体調が悪化し、ご挨拶がなりませんでした。本日こそは!2月の思いを込め、万全の体制で、後ほど、皆様に、ご挨拶をさせていただきます。佐山サトルが病に臥せって数年が経ちます。その間に、佐山サトルを思う気持ち、皆様の気持ち、ストロングスタイルプロレスを続けてほしいというファンの皆さまの温かい気持ち、その心の支えが佐山サトルを病から、強い肉体を戻す原動力になっております。後ほど佐山サトルが登場した時に、入り口で配布させていただきましたボード、こちらは佐山サトルを応援し続けて45年。リアルタイガーチームの方たちが佐山サトルを応援したいという気持ちを、自分たちだけじゃなくてここに来ていただける皆様とともに示したいということで応援ボードを作ってきてくださいました。皆様、後ほどそのボードを掲げていただければと思います。そして!本日ストロングスタイルプロレスとしては初めてのタッグ王座、女子のタッグ王座を新設致しました。ジャガー横田様の提唱による、佐山サトルがそれを認可し、ジャガー横田の歴史、タイガーマスクのストロングスタイルの歴史、それをこのタッグにかけて16人の選手が本日戦います。8月、12月、今年いっぱいをかけて、頂点目指して戦います。よろしくお願いします」
続いて女子タッグ王者決定トーナメント開幕式へ。参戦する女子全員が入場。
平井「ジャガー横田様が提唱したこのベルト、初代タイガーマスク、佐山サトルを生んだ“過激な仕掛け人”新間寿会長は、ジャガー横田様がこのストンロングスタイルプロレスの女子統括であり、女子の皆さんの熱い戦いを牽引する、そのことで、佐山サトルの熱い戦いであるストロングスタイルが、よりストロングスタイルとして昇華していくことを、いつも喜んでいただいております。後ほど、新間会長、佐山総監、皆様にご挨拶させていただきますが、昨夜、私共に近い方からこういうメッセージを頂きました。ジャガー横田様が提唱された、新間寿会長が認可し、初代タイガーマスク佐山サトルが賛同して、ストロングスタイルプロレスとして女子タッグ王座を設定した。世界最高のリングで、ジャングルで、その覇者の象徴のベルトが形になった。ジャガー横田様が命をかけて47年闘い続けた、守り続けた結晶とともに、新間会長と佐山サトルがこのベルトを認可致しました。初代タイガーマスクとジャガー横田様の戦いの戦績、DNAが刻まれた、このデザインのベルトがこちらです。今日アメリカからこのベルトギリギリで到着いたしました!このベルトの中に、新間会長、ジャガー横田様、佐山サトルの思いが詰まっております。この戦いによって、この16人の選手の戦いによって、このベルトに輝きがつき、輝きが増して、ジャガー横田様とともに、ストロングスタイルを突き進んでいきたいと思います。16人の選手の皆様に拍手をお願いします」
第1試合
先発は、関根と槙吾。槙吾がタックルでテイクダウンを奪うが、関根が回転して腕を取るが槙吾がロープに足をかけてブレイク。
関根のタックルを飛び越えた槙吾がスリーパー。関根がそのままコーナーに下がって潰し日高にタッチ。
ロックアップをスカした槙吾が足を刈って倒し、ロープに飛ぶが日高が交わしてアームホイップ。フォールしようとするがお互い足を刈って切り返しあい、槙吾がロープに振ってドロップキック。槙吾は大鷲にタッチ。
大鷲は逆水平チョップで倒し、首投げからサッカーボールキック。
大鷲はロープ際で踏み潰し、レフェリーが注意するとコーナーに叩きつけ槙吾にタッチ。
槙吾は顔面を踏みつけ、これを離すとボディスラム。フォールも2。
槙吾は大鷲にタッチ。
日高は立ち上がってチョップを打ち込んでいくが、受けていった大鷲が日高のエルボー連打も受けきり逆水平チョップで倒す。
大鷲がチョップからコーナーに振って串刺し攻撃。避けた日高がロープに飛ぶが、大鷲はビッグブーツで迎撃。
大鷲はチョークで捕らえるが、チョークスラムを巻き投げた日高がラリアットも避けて低空ドロップキック。日高はタッチしようとするが、槙吾がカットし大鷲とともにロープにふる。だが日高は槙吾と大鷲を同士討ちさせると、大鷲を踏み台に槙吾にスイングDDT。さらにロープに飛んで大鷲に低空ドロップキック。日高は関根にタッチ。
関根はぶちかましで次々倒し、大鷲と額をこすりつけての睨み合いからエルボーの打ち合い。大鷲のチョップと関根のエルボーの打ち合いになり、大鷲はサミングからロープに飛ぶがラリアットの相打ち連発に。大鷲がショルダータックルで倒し槙吾にタッチ。
大鷲と槙吾はロープに振ってダブルのガットショット。さらに大鷲が延髄斬りから槙吾が顔面にドロップキック。フォールも日高がカット。
槙吾はフロッグスプラッシュからフォールも2。
槙吾は腕ひしぎで捕らえるが、関根はアイアンクローで逃れるとそのままスラムで叩きつける。
関根はアバランシュプレスからフォールも大鷲がカット。
日高がアイルビーバックからニールキックで大鷲を蹴散らし、関根が槙吾にジャーマンスープレックスホールドで3カウント。
第2試合
先発は高瀬と関口。ロックアップからバックの取り合い。関口がラリアットを巻き込んでアームホイップも、高瀬もアームホイップで投げ捨てお互いロープに振り合い。関口がドロップキックで倒すが、すぐに立ち上がった高瀬がロープに飛んでドロップキック。
本間が出てきてコーナーに振り、串刺しバックエルボーから高瀬も串刺しドロップキック。高瀬は本間にガットショットからブレーンバスターで関口に叩きつける。
高瀬は笑顔で本間にタッチ。
本間は投げようとするが青木がカットし、関口とともにロープに振ると青木がカニバサミから関口が低空ドロップキック。青木がダブルニードロップを投下しポーズを決める。
関口がセントーンを投下しフォールも2。
関口は青木にタッチ。
青木はショルダータックルで倒し、フェイスクラッシャーからロープに飛んでボディプレス。フォールも2。
青木は担ぐが、本間は着地してラリアットを巻き込みDDT。フォールも2。本間は高瀬にタッチ。
高瀬は串刺しラリアット連発から、コーナーに登りダイビングフォアアーム。だが青木はキャッチしてリングに叩きつけようとするが、高瀬がDDTで切り返しロープに飛んでRKO。フォールも2。
高瀬は走り込むが、青木はカニバサミで倒すと背中を蹴りつけ、ロープに飛んで背中にダブルニー。さらにブレーンバスターホールドも2。
青木はバックを取るが、高瀬は丸め込むも2。
高瀬はスライディングラリアットから、本間を呼び込み高瀬がガットショットからブレーンバスター。だが青木が避けると、高瀬を蹴りつけ、ラリアットを巻き込みSTO。さらにダブルニードロップからフォールも2。
青木はコーナーに上りダイビングボディプレス。フォールも2。
高瀬がかつぐとえびす落とし。高瀬は本間にタッチ。青木も関口にタッチ。
関口のドロップキックを避けた本間がストンピングからコーナーに振って串刺しバックエルボー。さらにロープに飛んで低空ドロップキックからフォールも2。
本間は脇固めで捕らえ、ロープを掴もうとした関口の手を掴んでまとめて絞るが関口はロープに足を伸ばしブレイク。
エルボーの打ち合いから本間がエルボー連打。関口が腕を巻き込んで腕へのコードブレイカーからロープに飛んでドロップキック。フォールも2。
関口は脇固めで捕らえるが、本間は回転して逃れると関口がSTOで倒しフォールも2。
関口はロープに飛ぶが、本間は飛びつき腕ひしぎ。これは青木がカット。
本間はコーナーに上り、ミサイルキックからフォールも2。
本間はバックを取るが、青木がトラースキックでカット。さらに関口が延髄斬りから青木が投げ捨てジャーマン。関口がSTOからフォールも高瀬がカット。
高瀬をコーナーに振って関口が走り込むが、高瀬はブーメランミサイルキック。青木が高瀬にラリアットから投げようとするが、高瀬は逆にブレーンバスター。
本間が走り込むが関口がスクールボーイも2。
関口がSTOからフォールも2。
関口は巻き投げようとするが本間が丸め込むも2。
本間は横回転させてフォールし3カウント。
<試合後コメント>
本間多恵&高瀬みゆき
高瀬「やったー!勝ちましたね多恵さん!(※本間をバシバシ叩く)」
本間「痛い痛い痛い!いや、勝ったよ?!勝ちましたよ?!」
高瀬「勝ったぁ~!やっぱね、ホンマバスターが2回決まったことがね」
本間「いや、決まってないから1回!」
高瀬「えぇっ?!」
本間「1回は決まってない!」
高瀬「うっそぉ!」
本間「1回は私だけダメージ受けただけだから!」
高瀬「なぁ~に言ってるんですかぁ!」
本間「あとで映像見なさい!ホントに!えー……1回戦突破ありがとうございます!ウチら、密かに優勝候補って言われてるから」
高瀬「そらーそーでしょー!」
本間「それに応える気満々なんですけど、ちょっとここで1つ、みゆきに約束をしてもらいたい」
高瀬「なぁーんですかなんですかぁ~!」
本間「ホンマバスターはもうやめて?」
高瀬「なぁ~に言ってるんですかぁ!照れちゃってぇ~!(※本間の背中をバチンと叩く)」
本間「いったぁ~!」
高瀬「私たちのタッグの最強技でございます。最強フィニッシュ!これからもやっていきましょう!多恵さん!(※本間をバシバシ叩く)」
本間「いたい!いたい……」
高瀬「この調子で2回戦も、やぁ~っていきましょう!勝ちましょうねぇ!頑張りましょうねぇ!(※本間の背中にダブルチョップを見舞って先に立ち去る)」
本間「ひぎゃ~っ!……ちょっと、ホントにホンマバスターはやめてほしい。でも優勝するのは、優勝するのは私とみゆきなんで。皆さん、8月、楽しみにしていてください。次誰が上がってくるのかなぁ~♪」
青木いつ希&関口翔
青木「あぁ~!ごめ~ん!助けに行けなかった!」
関口「いや、自分のふがいなさでいっぱいだよ」
青木「そんなことない!」
関口「でもチームホカクドウで組めて毎回私は嬉しく思うのに」
青木「私も思う」
関口「今日勝てなかったことが、しかも自分が負けたことがすごく悔しくて……」
青木「大丈夫!だいじょうぶ(※関口の肩に手を置く)」
関口「みんなの2倍、3倍、練習します。見ててください!」
青木「チームホカクドウは日高さんにもっともっと教えてもらって、最強になってやりますよ!やるぞ~!」
第3試合
ダーカーズが奇襲し試合開始。パンサーがジャガーに、チーターが薮下に凶器で襲いかかるが、ジャガーと薮下はリング中央に振って同士討ちさせると、ジャガーがイス攻撃、薮下がチェーン攻撃で痛めつける。そのまま場外乱闘へ。
リングに戻ると薮下がパンサーにマスクの尻尾を使ったチョーク攻撃から首投げ。さらに帯攻撃からロープに振って帯をフルスイング。避けたパンサーが帯を奪って背中に帯攻撃連打。パンサーはチーターにタッチ。
チーターはドロップキック。吹っ飛んだ薮下の背中にジャガーがタッチ。
ジャガーがコブラツイストで捕らえ、そのまま丸め込むがチーターがロープを掴みブレイク。
ジャガーがロープに振るが、チーターはネックブリーカードロップからロープに飛んでセントーン。フォールも2。
チーターはブレーンバスターを狙うが、ジャガーがDDTで切り返し浴びせ蹴り。
ジャガーが薮下にタッチ。
薮下がコーナーに振って走り込むが、チーターが避けてエルボー。さらにパンサーがジャガーも同じコーナーに押し込むと、チーターが串刺しボディスプラッシュからパンサーが薮下に串刺しラリアット。チーターがボードを手にフルスイング。避けた薮下にガットショットから脳天にボードを叩き込んでフォール。レフェリーが凶器を見てたためカウントは叩かず。
チーターは投げようとするが、薮下は脇固めで切り返す。
逃れたチーターがロープに振ってドロップキック。チーターはパンサーにタッチ。
パンサーは顔面ウォッシュから膝蹴り。さらにコルバタで投げ捨て、ロープに飛んでいくが薮下は払い腰から腕十字。カットしようとしたチーターをジャガーが場外に投げ捨て、薮下は水車落としでフォールも2。薮下はジャガーにタッチ。
ジャガーはバックドロップからフォールも2。
ジャガーはコーナーに振ろうとするが、パンサーが逆に振って串刺しバックエルボーからDDT。チーターとパンサーがジャガーをロープに振るが、ジャガーはパンサーを突き飛ばしチーターにエルボー。さらにチーターをカニバサミでパンサーに叩き込み、薮下が2人まとめてドロップキック。場外に吹っ飛んだダーカーズへ、ジャガーがエプロンを走り込んでの場外への浴びせ蹴り。
リングに戻り、ジャガーはフィッシャーマンバスターからフォールも2。
ジャガーは投げようとするが、これをパンサーが逆さ押さえ込みも2。
パンサーはラ・マヒストラルも、2でジャガーが切り返すがチーターがカット。
チーターがジャガーにコードブレイカーも、チーターに薮下が払い腰、パンサーが薮下にドロップキックから、ロープに飛んでジャガーをフランケンで丸め込むがジャガーが切り返し3カウント。
<試合後コメント>
ジャガー横田&藪下めぐみ
ジャガー「安心しました、少し。やっぱ緊張するなあ」
――相手がDarkerZということで荒っぽい試合になった
ジャガー「まあ私も荒っぽいからね(笑)ただ、すごい大きい選手なのでそこに圧倒されないようにしたけども、薮下も強い武器があるので、安心はしてましたけど、狙うなら私だと思うので。ホッと一息ですね」
――会見では優勝を宣言していた
ジャガー「やっぱ1戦1戦勝っていかないと。ベルトを巻くことは出来ないので。これでリズムに乗れたらなと思ってます」
薮下「やっぱり、私が入ったときからジャガーさんは恩師なので。恩師と組めるっていうのは私にとってもありがたいことなので、ガンガン行きたいと思います」
ジャガー「今までの薮下とは違うところを見てほしいですね。やっぱり、強いけど、ちょっと力の入れ方がズレていたので。今回私と組むことによって、『アンタそろそろ本気出しなよ』と。ちょっとゆるやかな勢いで上がっていったので、『ここで1回勝負を決めなよ』と釘を刺しているので、本当に頑張ってほしいし、私自身も足かせにならないように、1戦1戦を勝っていく、1発1発を勝っていく。私は1戦1戦が勝負なので、それで勝利に繋がったら。相手はどんどんどんどん強くなっていきますから。気を引き締めて、また2回戦に行きたいと思ってます」
第4試合
先発はウナギと川畑。タイガーが川畑の背後から殴りかかり場外乱闘へ。
リングに戻ったタイガーが川畑の尻に木刀攻撃。さらに木刀を使ったチョーク攻撃もレフェリーが注意しブレイク。
タイガーがコーナーに押し込み、腰へのエルボー連発からウナギにタッチ。
ウナギは顔面を踏みつけ、これを離すとボディスラムからフォールも1。
ウナギはボディスラム連発からフォールも2。
ウナギがストンピング連発からタイガーにタッチ。
タイガーはニードロップから逆片エビ固め。これはSAKIがカット。
タイガーがエルボーからロープに飛ぶが、川畑はトラースキックで迎撃しSAKIにタッチ。
SAKIはビッグブーツもウナギがバックを取る。タイガーが走り込むが、SAKIは足を伸ばしてカットし、ロープに飛ぶと2人まとめてフェイスクラッシャー。SAKIはタイガーのバックを取るが、逃れたタイガーにガットショットからコーナーに振って串刺し攻撃。避けたタイガーがレフェリーにもたれかかり、そのすきにパンサーとチーターがSAKIに串刺し攻撃。タイガーも串刺しエルボーからフォールも2。
タイガーはウナギにタッチ。
ウナギはビッグブーツも避けたSAKIがビッグブーツ。ビッグブーツの打ち合いをウナギが打ち勝ち、エルボー連打からロープに振ろうとするが、耐えたSAKIがトップロープにウナギをかけると川畑がランニングニー。さらにSAKIがPKも、ウナギが避けるとタイガーがエプロンからエルボー。ウナギがロープに飛んでSAKIにランニング・ケンカキック。
ウナギは再度ロープに飛んで開脚フェイスバスター。ウナギはギロチンドロップからフォールも2。
SAKIは逆片エビ固めで捕らえるが川畑がカット。
SAKIはエルボー連打。ウナギはボディブローからロープに飛んでケンカキック。フォールも2。
ウナギはダブルアームの体勢も、SAKIが逆にブレーンバスター。SAKIは川畑に、ウナギはタイガーにタッチ。
タイガーは木刀攻撃も、川畑はエルボーから木刀を取り上げて場外に投げ捨て、ロープに飛ぶが、場外からチーターが足を掴んでパンサーがランニングケンカキックも、川畑が避けてチーターに誤爆。
川畑がタイガーにトラースキックからSAKIがアトミックドロップ。川畑がバズソーキックを打ち込みフォールもウナギがカット。
ウナギがビッグブーツからタイガーがリバースDDT。フォールもSAKIがカット。
タイガーがSAKIを羽交い締めにし、ウナギがステッキをスネへのフルスイング。さらにタイガーとダブルのビッグブーツ。
タイガーが川畑にリバースタイガーの体勢も、川畑が首固めもパンサーがカットしコードブレイカー。チーターが逆打ちから、ウナギがギロチンドロップ。さらにタイガーがリバースタイガードライバーで叩きつけフォールし3カウント。
<試合後コメント>
ダーク・タイガー&ダーク・ウナギ
ウナギ「勝ちました!いやあ、初めてくんだとは思えないっしょ?今回、ストロングスタイルの女子タッグベルト、新設ということなんですが、私たちが目指してるのは、ストロングスタイだけなわけねーよなあ?」
タイガー「(※小刻みにうなずく)」
ウナギ「もう、マンネリしたメンバーでタイトルマッチしてる団体ども、私たちが査定してやるよ!そして当たり前にこのトーナメントは2人が勝ち進んで、DarkerZ、もうストロングスタイルだけのもんじゃねーから。なっ?!」
タイガー「(※小首をかしげた後戸惑いながらもうなずく)」
ウナギ「……無口なのよねえ、ちょっと彼女」
佐山総監&新間会長挨拶
初代タイガーマスクこと佐山サトル総監、“過激な仕掛け人”新間寿会長、初代タイガーマスクマスコットガールの野尻栞理ちゃんが登壇。
まずは新間会長が挨拶を行った。
新間会長「今日はご来場誠にありがとうございます。『鳥は鳴けども涙は流さず我らは泣かねども涙乾く隙なし』。アントニオ猪木が亡くなってはや8ヶ月。今月は、6月26日、アントニオ猪木vsモハメド・アリの闘いがありました。今日は新日本プロレスの洋服を着てまいりました。藤波がマジソン・スクエア・ガーデンでWWFのジュニアの世界チャンピオンになり、梶原一騎先生が四角いジャングルを描いていただいたあの時代というものは、私にとっては青春であります。アントニオ猪木が言った言葉の中に、『青春とは、新間、どういうことか分かるか?青春とは人生の一時期を言うのではない。その人の心の様相を言うのである』。本当にこの6m40の中に多くの多くの青春を、梶原一騎先生と一緒に残してくれたのはアントニオ猪木でございました。亡くなって8ヶ月、私にとっては思い出すたびに涙が浮かび上がり、そして彼がこの6m40の中で、私たちに示してくれた、私たちにとっては神であるアントニオ猪木。そしてこの6月26日は、アメリカ建国200周年記念の年に行われた闘いでありました。アントニオ猪木が生んだタイガーマスク、藤波辰爾、そして、今日このリングの中を私はすぐリングサイドで見させてもらいました。今日は、男子よりも女子のプロレスのほうが面白いんじゃないか?私は一言だけ言わせてもらうなら、男は男らしく、女は女らしく!それでいいじゃないですか!タイガーが一言、どうしても話したい、どうしても言いたいという言葉があるから。それを言ったら『新間さんそれはやめてください』って。佐山ちゃん、忘れない内にどうぞ」
初代タイガー「ご来場いただきありがとうございます。今月26日は、我が師匠・アントニオ猪木vsモハメド・アリの試合が行われた記念日であります。その試合を作った記念日、それを創った張本人がここにいらっちゃいます。7月7日、NHKの『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』というテレビ放送で特集が行われます。是非見てあげてください。私たちレスラーに格闘技戦という火を点けてくれた大切な試合です。この試合を機に私も格闘技の道に進んで、新しいものを創ったり、格闘技を進めていきました。来月、新しい世界を震撼させる格闘技を発表します。期待して待っててください」
新間「今日は旧い友達の、戸口さん(※タイガー戸口)が来ております。今日はありがとうございます。平井、本当にありがとう。もうお前がやってくれる、男子より、今日は女子の方が面白いぞ。新しい試みを常にやって、そして考え、新間寿を超える男になる。ターザン山本も見ております。平井こそ新しいプロレス界を担っていく男であると、私とタイガーは信じております!平井ちゃん、頑張れ!今日は本当にありがとうございました!」
その後、初代タイガーより栞里ちゃんにタイガー・クイーンモデルのマスクが贈呈され、記念撮影が行われた。
<バックステージコメント>
初代タイガーマスク
――リング上で『新しい格闘技を作る』という言葉があったが、どのようなものか
「打撃の総合格闘技です。それを武道化して、礼儀作法も揃えて、世界を震撼させるような危険な格闘技です。まだそれだけしか言えないです。名前も決めてあります。今日言うことじゃないんで、7月になったら発表します」
――新たな格闘技というより、新たな武道を生み出すということか
「武道と格闘技を分けていきます。新しいグローブ創ってます。今総合ではちょっと指が出てサミングとか(があるので)、しっかりしたグローブを創っています。関節が取れるように、新しいグローブを創ってあります」
――道着は着用する?
「道着の部分と、道着じゃない部分があります。武道の方は道着ですけど、スポーツの方はタイツだけです」
――同じルールの中で武道とスポーツの部分が両方行われるということか
「はい。武道の方は危険を伴っちゃいけないんで、あまり危険視をしない。例えば、寸止めみたいな、先止めと言いますけど、危険のないように。もうスポーツの方はバチバチいきます。楽しみにしていてください」
――どれくらい前から考えていたものか
「もうずっと前です。もう何十年も前からです。名前も、特別な名前です。まだ発表できないです、すみません。7月15日(の神田明神での記者会見で)発表します」
(※新間会長が合流)
新間会長「自慢の孫でございます。佐山ちゃんからマスクをもらったって、こんな喜びはないよ私からしたら。今見たら、タイガー・クイーンみたいじゃない。これ、タイガー・クイーンなの?(※タイガー・クイーンモデルのマスクであることを伝えられ、笑顔で栞理ちゃんの顔をしげしげと見つめる)今度、『タイガーマスク少年少女応援団』を作る。まず5人限定で。そいで、2人だけ来たから、マスクを2つ渡してくれる?(※応援団のメンバーの少年2人が呼び込まれマスクが贈られ記念撮影が行われた)」
第5試合
リストの取り合いからグラウンドの攻防。阿部が弓矢固めも切り返したスーパーがフォールも2。
スーパーがタックルから腕をとろうとするが、切り返した阿部が引き起こしてヘッドロック。ループに飛ばしたスーパーが巻き投げるが、阿部はヘッドシザースで抜けて距離を取る。
阿部は首投げから背中にサッカーボールキック連発。スーパーはガットショットから首投げも阿部はすぐに立ち上がり距離を取る。
スーパーはローキック連発も、キャッチした阿部が足を取って倒し、腿へのローキックからストンピング。立ち上がったスーパーがボディブローからビンタの打ち合い。スーパーがナックルも阿部がビッグブーツ。スーパーもビッグブーツを打ち込むとエルボーの打ち合いから阿部がコーナーに押し込みハイキック。スーパーはダウン。
阿部が引き起こすとスーパーが左右のボディブローからソバット。チキンウィングアームロックで捕らえグラウンドになるが、阿部はロープに足を伸ばそうとするとスーパーは腕ひしぎ。阿部はなんとかロープに足を伸ばしブレイク。
スーパーはローキックからストンピング。ビンタからローキック連打。「来いよ!」と挑発する阿部をビンタで倒し顔面を踏みつける。
スーパーが引き起こしてロープに振るが、阿部は低空ドロップキックを打ち込む。さらに延髄斬り。
ぐったりとコーナーにもたれかかるスーパーに阿部が回転浄土宗からサッカーボールキック。フォールも2。
阿部はサッカーボールキックからローキック連打。さらにミドルキックも、キャッチしたスーパーが水面蹴りで倒し顔面にソバット。
スーパーはコーナーに振って串刺しジャンピングエルボーからネックチャンスリー。フォールも2。
スーパーはダブルアームの体勢も、阿部が振り回して逃れ顔面に強烈なビンタ。スーパーはダウン。
阿部が引き起こすとエルボーの打ち合い。ビンタの打ち合いから阿部がソバット。阿部のナックルを避けたスーパーが左右の掌底連打からロー。さらにスクリューハイキックも、阿部はアイルビーバックから伊良部パンチ。両者ダウン。
阿部がPKも、キャッチしたスーパーがソバットからロープに飛ぶ。阿部は顔面へのドロップキックで迎撃し、ランニングバズソーキックからフォールも2。
阿部はアサルトポイントも2。
阿部は伊良部パンチを狙うが、スーパーはハイキックで倒しランニングニー。フォールも2。
スーパーはツームストンパイルドライバーからコーナーに登り、ダイビングヘッドバッドから牙斬を叩き込み3カウント。
<試合後コメント>
スーパー・タイガー
「今日は特に、女子の華やかな試合があったので、注目されている中で、メインは現チャンピオンの間下隼人選手、そして華のある元WWE、WWFの選手たち。ここで我々がストロングスタイルの本質、長く見に来てくれるお客さん自身が一番感じていること、今回阿部選手との唯一のシングルマッチ、ここで何を見せられるか。これまでの、格闘技、UWF、佐山先生、初代タイガーが見せてきたスペクタクルな闘い、お客さんを引き付ける、激しい、何を見せられるか。その迷いを断ち切れた試合になったと思います」
――女子の試合の台頭、後輩の間下選手の飛躍があるなか、スーパー選手自身はストロングスタイルを見せていくことに重きを置くと
「いい刺激にもなってますし、それのおかげで今僕はここまで自分の中で上がってきてる。負けたくない。今までは誰かにすがりたかった。俺のプロレス人生しっかりと、自分自身、これまでの答え合わせをやっていきたいと思うので、そのためにやっていきたいと思います」
阿部史典
「(※クイーンの試合が始まりそうになりぞろぞろと帰っていく記者陣を見て)……まあ、負けた人間がなに喋るんだって話ですよね(笑)はい!スーパー・タイガー、強かったです。ホームグラウンドでなおさら実力を引き出せたんじゃないかなっていう。なんなら、普段からあの勢いでやれば、スーパーさん、潜在能力はスゴイと思うので、人に頼らず自家発電して、そういうふうな人になれば、もっとすごいと思います。十分すごいですけどね。まあ、負けた人間がなに喋るってんだって話ですよね(笑)」
――先程、新間会長の挨拶で『女子のプロレスのほうが面白いんじゃないか』という言葉があった後の試合だった
「いや、もうですね、新間会長の話を聞くとですね、もう、もう押しつぶされるので、何も聞いておりませんでした!はいっ!なにも!聞かずに!試合に臨みました。それで私が今日した試合がどう映ったのか分かりませんけども。入場して、新間会長が座ってたんですけど、なにも見ずに試合して、ふと試合中に見たらいなくなってました!(笑)ダメだったかもしんないですね!(笑)ダメだったのかも……しんないですね!(笑)」
(※新間会長はスーパーvs阿部の試合中に平井代表に呼ばれてバックステージで初代タイガーマスク応援団の少年少女たちに虎のマスクを贈呈していた)
「まあ、別に僕は所属の人間じゃないので、呼ばれたところで試合をやるだけなんで、怒られるのはスーパー・タイガーよいうことで!あまり我関せずでやろうかなと思います!……いやあ、いなくなってるって不安。『あれっ?!いない?!』と思って振り向いたらやられてましたから。そういう作戦だったのかもしれない。こうやって記者の人と遊んで喋ってるのも怖いなって(笑)」
第6試合
先発はクイーンと佐藤。タイガーステップでリングを回るクイーンの背後からKAZUKIが殴りかかり、佐藤とともにロープに振って、佐藤がカニバサミからKAZUKIがニードロップ。佐藤がドロップキックと続きストンピング連打。
佐藤がロープに振るとビッグブーツも、避けたクイーンが水面蹴りで倒しソバット。クイーンは梅咲にタッチ。
梅咲はガットショットからロープに振ってドロップキック。フォールも2。再度フォールも2。再々度フォールも2。
佐藤がサミングから首投げで倒し顔面に低空ドロップキック。佐藤はKAZUKIにタッチ。
KAZUKIはヘアーホイップから首投げで倒し髪を掴んでサーフボードストレッチ。これをレフェリーが注意すると、サーフボードストレッチの形で顔面を蹴っていく。KAZUKIは髪を掴んで佐藤の足に顔面を叩き込み佐藤にタッチ。
佐藤はストンピング連打から顔面を踏みつけ、ロープに振って追走ドロップキック。フォールも2。
佐藤はロープに飛んでラリアットも、避けた梅咲がドロップキック。梅咲はクイーンにタッチ。
クイーンはミドルキック連打からハイキック。避けた佐藤とバックの取り合いからクイーンがステップゼロ戦キック。避けた佐藤がフットスタンプからコーナーに振ろうとするが、クイーンが逆に振って走り込むも、佐藤はブーメランミサイルキックからランニングジャンピングニー。フォールも2。
佐藤はケンカキック連発からロープに飛ぶが、クイーンがスペースフライングタイガーアタック。クイーンは梅咲にタッチ。
梅咲はドロップキックも、佐藤がコーナーに振って走り込む。梅咲は足を伸ばしてカットし、再度走り込んで来た佐藤をコルバタで投げ捨て低空ドロップキック。
梅咲はブレーンバスターからフォールも2。
梅咲のエルボーと佐藤のビッグブーツの打ち合い。梅咲がエルボー連打からロープに飛ぶが、エプロンからKAZUKIが蹴りつけ、2人でロープに振るが、梅咲は2人まとめてネックブリーカードロップで迎撃。
梅咲はコーナーに上るが、KAZUKIが足を掴んで動きを止め、佐藤がデッドリードライブからミサイルキック。
佐藤はクロスレッグフィッシャーマンスープレックスホールドも2。
佐藤はKAZUKIにタッチ。
KAZUKIは担ぐが、梅咲は着地して突き飛ばすと、クイーンがエプロンからエルボーを叩き込む。
コーナーに振って梅咲が走り込むが、KAZUKIが避けてクイーンにドロップキック。さらに梅咲も同じコーナーに押し込みまとめて串刺しニーから佐藤が串刺しドロップキック。サードロープにクイーン、セカンドロープに梅咲を寝かせ、まとめて断崖式ダブルニードロップ。
KAZUKIは梅咲にKクラッシャーからフォールも2。
KAZUKIはコーナーに上りダイビングニーも、避けた梅咲がKAZUKIのバックを取って強引に投げ捨てジャーマン。さらにロープに飛んで低空ドロップキック。フォールも2。梅咲はクイーンにタッチ。
クイーンはダイビングクロスボディアタックからフォールも佐藤がカット。
佐藤とKAZUKIがクイーンをロープに振るが、梅咲が走り込み佐藤に、クイーンがKAZUKIにドロップキックを叩き込んで場外に落とす。そこへクイーンが三角跳びケブラーダも、佐藤とKAZUKIは避けて梅咲に誤爆させるとそのまま場外乱闘へ。
リングに戻り、佐藤とKAZUKIがクイーンをロープに振り、KAZUKIがアルミバケツ、佐藤がおぼん攻撃。
さらにクイーンの頭にアルミバケツを被せ、そこへおぼんごと佐藤がドロップキック。
佐藤が投げっぱなしノーザンライトからKAZUKIがダイビングニーを投下しフォールも梅咲がカット。
KAZUKIは担いでKクラッシャーを狙うが着地したクイーンが顔面に低空ドロップキック。
クイーンがバックを取るが、佐藤がおぼん攻撃でカットしようとするがKAZUKIに誤爆。
クイーンはツームストンパイルドライバーからフォールも2。
クイーンはコーナーに登り、ムーンサルトからフォールし3カウント。
<試合後コメント>
タイガー・クイーン&梅咲遥
梅咲「1回戦突破しました!今回このタッグトーナメント、強い強い選手ばかりいますけど、絶対に自分たちクイーンと梅咲がこのベルトを獲ったら、絶対面白くなるし、女子プロレス界もかき乱せるような、そんなタッグチームになれると思ってるので、このまま勝ち進みたいと思います。クイーンさん、ありがとうございました!」
タイガー「2回目もかちます」
第7試合
先発は人生と船木。じっくりと間合いを見合い、両者なかなか組み合わずにリングを回る。
人生がヘッドロックからグラウンドになるが、船木はヘッドシザースで切り返す。人生は頭を抜いてヘッドロックも船木はヘッドシザースで切り返す。これを人生がステップして頭を抜いていき、スタンドになって人生が船木をコーナーに押し込みKENSOにタッチ。
船木がリストを取ってグラウンドからヘッドシザース。これを外すとキーロックから投げ捨てるが、KENSOは立ち上がりロープに押し込みブレイク。
船木はリストを取ってコーナーに押し込み間下にタッチ。
間下は腕へのナックルからヘッドロック。KENSOが突き飛ばすと間下がショルダータックルもKENSOは強烈なビンタ。間下はロープに飛んでショルダータックルを打ち込んでいくが、KENSOは受けきりビンタで返す。
間下はエルボー連打からロープに飛んでショルダータックルで倒す。
KENSOはリストを取っていき、ロープに振って腰布でスリーパー。そのまま人生にタッチ。
人生は腕へのニードロップ連発から脇固め。間下はロープに足を伸ばしブレイク。
人生はストンピングからKENSOにタッチ。
KENSOは腕へのストンピングを落としていき、コーナーに叩きつけ髪を掴んで強烈なビンタ。
KENSOはフォールも2。KENSOは人生にタッチ。
人生はリストを取ってコーナーに登ると拝み渡り。人生は投げようとするが、間下が逆にブレーンバスター。間下は船木にタッチ。
船木はミドルキック連打からロープに振ってミドルキック。フォールも2。
船木はチキンウィングフェイスロックで捕らえるが人生はロープを掴みブレイク。
人生の地獄突きと船木の掌底の打ち合い。船木がローからミドル連打。人生はキャッチし曼荼羅捻り。
人生はKENSOにタッチ。
KENSOはビンタ連発からKENSOはコーナーに振って串刺しラリアットも、避けた船木がミドル連打からロープに飛ぶ。KENSOはビッグブーツで迎撃しフォールも2。
KENSOはロープに振ろうとするが、耐えた船木がミドルキックから首投げで倒しPK。フォールも2。
船木は間下にタッチ。
間下はガットショットからコーナーに振り、串刺しバックエルボーからロープに飛んでビッグブーツ。フォールも2。
間下はバックドロップを狙うが、人生がダイビングハンマーブローでカット
人生とKENSOはロープに振ってダブルのショルダータックルで倒し、KENSOが再度ロープに振ってアックスボンバー。フォールも船木がカット。
投げようとするKENSOを間下はデンジャラスバックドロップで叩きつけ、さらにブサイクへの膝蹴りからフォールも人生がカット。
間下はFSRで叩きつけ3カウント。
間下「後楽園ホールにお集まりの皆さん、こんばんは。新チャンピオン、間下隼人です。こうやって、チャンピオンになって後楽園ホールに帰ってこれること、とてもとてもし嬉しく思います。お客さん!わくわくしましたか?(※大歓声が起きる)OK、次回、後楽園ホールは、4月……あっ、8月31日、皆さん、予定空けて、必ず応援に来ますか?(※大歓声)約束したからな。顔覚えたぞ。よーし、対戦カードはまだ決まってないけど……(関根がリングへ)」
関根「対戦カード決まってねーんだってな。ストロングスタイルプロレス、レジェンド王座、ストロングスタイルプロレスっていうのは強さの象徴だ。本物の強さ見せてやるよお前に」
間下「OK、ストロングスタイルプロレスはこの間下隼人が引っ張っていくと3ヶ月前に宣言した。そう、そのストロングスタイルプロレスを盛り上げていくには、絶対に倒さなきゃいけない1人だ。関根シュレック秀樹、いやシュレック!初防衛戦は、8月31日後楽園ホール!間下隼人vs関根シュレック秀樹だ。文句ねーよな?」
関根「震えて待て」
間下「あとな、俺勝ったんだからさ、さっさと帰る準備してくれよ」
関根「お前のために、わざわざ、帰り支度をして帰ろうと思ってたところに上がってきてやったんだよ」
間下「OK、そこまでの覚悟あんなら、逆にその言葉そっくり返してやるよ。関根シュレック秀樹、8月31日まで、震えて待ってやがれ」
<試合後コメント>
間下隼人
――レジェンドに囲まれた試合の中での勝利だった
「そうですね。会見のときは憧れの気持ちを口にしてしまったんですけど、リングに上ったら『ついに俺もここまで来てしまったんだな』っていう恍惚の方が強かったですね。でもキャリア、熟練のテクニックは俺じゃ勝てないですけど、今の勢いは必ず俺のほうが強いんで、関根“シュレック”秀樹、あんな令和の怪物と闘える。しかもシングルのベルトをかけるなんて他の団体には出来ないこと。これは新間会長がよく仰る“令和の異種格闘技戦”だと思ってる。俺は8月31日までに自分の長所だけを伸ばして、迎え撃ってやります」
――改めて、ベルトを巻いて上がった後楽園メインのリングはどうだったか
「いい景色でしたねぇ!(満面の笑み)ちょっと記憶を昔に戻していいですか?とても憧れていた景色ですから。しかも相手が、新崎人生、KENSO。その隣には船木誠勝。その中で最後に自分が入場していく。……人間代わるんだなあって思いましたね。この力こそ俺の原動力だと思うんで。憧れを捨てる気はないし、憧れは一度置いておいて。『ストロングスタイルプロレスはこの間下隼人だ!』っていうのを見せつけていきたいですね」
――次は異種格闘技戦ということは、プロレスラーとして負けられない
「そうですね。シュレックさんは今日本人のヘビー級ファイターの中で間違いなくトップクラスだと思うんで、僕も今181cm 103kg、結構デカくなったと思うんですけど、やっぱあれくらいデカいゴリラみたいな人と、“プロレスvsMMA”、令和の異種格闘技戦だと思ってます」
――船木選手と組まれた感想は
「やっぱ、静寂の中から生まれる緊張感っていうのは、同じチームでも結構、3~4回目になるんですけど、シビれるというか、こっちまでピリっとして、佐山先生に似た雰囲気があるなっていうのは正直感じています。でも、いつかは闘わないといけないと思ってるんで。僕の言った、ストロングスタイルプロレスを引っ張っていく上で必ず倒さないといけない1人だと思ってるんで」
――WWE、WWFで闘ってきた2人と肌を合わせて感じたことはあるか
「ものすごい感じましたね。やっぱ、なんだろうな。言葉にできないっていうか、ああいう技術とか雰囲気って買って出来るものじゃないと思うんですよね。磨いて磨いて磨ききった、刀みたいな切れ味だったんで。『拝み渡り、ホントにいてーんだな』って。嬉しかったですね。ホント勉強になりました、闘って」
――KENSO選手の張り手は……
「(※食い気味に)効きましたね!張り手は今まででパンクラスの佐藤光留さんが一番痛かったですけど、それと並ぶくらいの痛さでしたね。やっぱ身体がデカいんで。効きましたねぇ……」