令和の異種格闘技戦勃発!“初代タイガーの二番弟子”間下隼人の持つ王座にRIZINヘビー級最強格の関根“シュレック”秀樹が挑戦表明!

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 8日、東京都・後楽園ホールにて、『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.23』が開催され、間下隼人と関根“シュレック”秀樹のレジェンド王座戦が決定された。

 初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスでは、2021年7月に初代タイガーとジャガー横田が手掛ける女子版タイガーマスク、タイガー・クイーンが誕生。
 クイーンの誕生がきっかけとなり、同年8月には男子団体であるストロングスタイルプロレスと女子団体であるディアナが異例の協力体制を発表。クイーンを付け狙うダーク・タイガーら闇の勢力【DarkerZ】の襲来など女子マッチが盛り上がりを見せていき、その割合は年々増加。この度はSSPW女子タッグ王座が新設されることとなり、今大会から初代王座決定トーナメントがスタートした。

 そんな中、男子プロレスの試合で気を吐いたのは、“初代タイガーマスクの二番弟子”間下隼人。
 間下は、兄弟子であるスーパー・タイガーを超えることが出来ず、デビューから約16年もの間“二番手”としてくすぶり続けていたが、今年2月にはついに殻を破って団体の至宝・レジェンド王座を戴冠。
 女子トーナメントが中心となった今大会でもメインを任され、元WWF&WWEの強豪タッグとの対戦に憧れの言葉を述べつつも「この団体のチャンピオンは私ですから。『ストロングスタイルプロレスは俺だ!』っていうのを後楽園ホールで爆発させたい」と意気込んでいた。


 間下隼人&船木誠勝vs新崎人生&KENSOのタッグマッチで行われたこの試合は、船木が人生と緊張感のあるグラウンド戦を展開する静かな立ち上がりも、KENSOがにぎやかに会場を盛り上げながら間下に狙いを定めて腰布で首を絞めたり強烈な張り手で顔面を張り飛ばしていく荒れた展開に。人生が間下に拝み渡りを、船木に曼荼羅捻りを見舞ってアシストし、KENSOが間下にアックスボンバー。
 これで決まりかと思われたが、間下は根性でキックアウトして見せ、追撃を狙うKENSOの巨体を無理やりデンジャラスバックドロップでぶっこ抜いて叩きつける底力を発揮。さらに顔面にブサイクへの膝蹴りを叩き込み、最後は初代タイガーから授かったFSR(※フィッシャーマンズ・スープレックス・ライオット)を決めて3カウントを奪った。

 試合後、間下は観衆を煽りながら次回大会への来場を呼びかける王者として堂々としたマイクアピールを行い成長した姿をファンに見せる。
 そして、次回8月31日の後楽園ホール大会での対戦相手が決まっていないことを明かすと、リング上にはRIZINで日本人ヘビー級最強格ファイターとして知られる関根“シュレック”秀樹が登場。

 シュレックが「レジェンド王座、ストロングスタイルプロレスっていうのは強さの象徴だ。本物の強さ見せてやるよお前に」と挑戦表明を行えば、間下は「ストロングスタイルプロレスはこの間下隼人が引っ張っていくと3ヶ月前に宣言した。そう、そのストロングスタイルプロレスを盛り上げていくには、絶対に倒さなきゃいけない1人だ。関根シュレック秀樹、いやシュレック!初防衛戦は、8月31日後楽園ホール!間下隼人vs関根シュレック秀樹だ。文句ねーよな?」と一歩も引かず。
 シュレックが額を突き合わせながら「震えて待て」と挑発すると、間下は帰り支度を済ませた様子のシュレックをいじりつつ「逆にその言葉そっくり返してやるよ。関根シュレック秀樹、8月31日まで、震えて待ってやがれ」と堂々と切り返した。

 バックステージに戻った間下は、「会見のときは憧れの気持ちを口にしてしまったんですけど、リングに上ったら『ついに俺もここまで来てしまったんだな』っていう恍惚の方が強かったですね。でもキャリア、熟練のテクニックは俺じゃ勝てないですけど、今の勢いは必ず俺のほうが強いんで、関根“シュレック”秀樹、あんな令和の怪物と闘える。しかもシングルのベルトをかけるなんて他の団体には出来ないこと。これは新間会長がよく仰る“令和の異種格闘技戦”だと思ってる。シュレックさんは今日本人のヘビー級ファイターの中で間違いなくトップクラスだと思うんで、僕も今181cm 103kg、結構デカくなったと思うんですけど、やっぱあれくらいデカいゴリラみたいな人と、“プロレスvsMMA”、令和の異種格闘技戦だと思ってます」と、防衛戦に向けて気炎を上げた。

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