初代タイガーマスクが認めた女子タッグ王座決定Tで正体不明の闇ウナギが大暴れ!

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 8日、東京都・後楽園ホールにて、『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.23』が開催され、SSPW 女子タッグトーナメント1回戦が4試合行われた。

 初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスでは、2021年7月に初代タイガーとジャガー横田が手掛ける女子版タイガーマスク、タイガー・クイーンが誕生。
 クイーンの誕生がきっかけとなり、同年8月には男子団体であるストロングスタイルプロレスと女子団体であるディアナが異例の協力体制を発表。クイーンを付け狙うダーク・タイガーら闇の勢力【DarkerZ】の襲来など女子マッチが盛り上がりを見せていき、その割合は年々増加。この度はSSPW女子タッグ王座が新設されることとなり、今大会から初代王座決定トーナメントがスタートした。

 このトーナメントは8組参加の4ブロック制で行われ、今大会では、高瀬みゆき&本間多恵vs青木いつ希&関口翔、ダーク・タイガー&ダーク・ウナギvsSAKI&川畑梨湖、ジャガー横田&藪下めぐみvsダーク・パンサー&ダーク・チーター、タイガー・クイーン&梅咲遙vs佐藤綾子&KAZUKIの4つの1回戦が実施。

 まずは、高瀬&本間の元アクトレスタッグが息が合っているのか合っていないのかチグハグかつ絶妙なコンビネーションを発揮して青木&関口のホカクドウタッグを撃破して1回戦突破。
 さらに【CRYSIS】ジャガー&薮下が【DarkerZ】とのラフファイト合戦を制してヒールとしての年季の違いを見せつけつつ2回戦進出を決めた。


 第4試合では、クイーンのライバルであるダーク・タイガーと、傾奇者の空気をまとった正体不明のダーク・ウナギが【DarkerZ】として初タッグを結成し、SAKI&川畑の元Color’sタッグと対峙。
 試合はDarkerZの奇襲からスタートし場外戦や凶器攻撃で圧倒。SAKI&川畑も真っ向から迎え撃つも、ウナギがステッキでSAKIのスネをフルスイングした上でタイガーとのダブルビッグブートを決めて戦闘不能にし、チーター&パンサーのセコンド介入で川畑をボコボコに。最後はウナギのギロチンドロップからタイガーのリバースタイガードライバーで勝利。
 バックステージに戻ったウナギは「マンネリしたメンバーでタイトルマッチしてる団体ども、私たちが査定してやるよ!そして当たり前にこのトーナメントは2人が勝ち進んで、DarkerZ、もうストロングスタイルだけのもんじゃねーから」と自信満々。タイガーも戸惑いながらも頷いて同調した。

 セミファイナルでは、初代タイガーの弟子であるクイーンと、ジャガー横田の弟子である梅咲が強力タッグを結成し、【CRYSIS】の手練・佐藤&KAZUKIを迎撃。
 試合は、軽快なタイガーステップを見せるクイーンをKAZUKIが背後から襲撃して始まる荒れた立ち上がり。必死の救出を見せる梅咲が集中砲火を浴びる展開となり、クイーンも凶器攻撃の餌食に。
 しかし、クイーンは梅咲とのダブルドロップキックで流れを一気に変え、CRYSISの凶器攻撃を誤爆させて隙を作り、KAZUKIへツームストンパイルドライバーからのラウンディングボディプレスを決めて勝利を奪った。

 終わってみれば優勝候補が順当に勝ち上がった1回戦。今後、クイーンとDarkerZの因縁対決の行方はどうなるのか、ジャガーらベテラン勢が若手勢を相手にどのような存在感を発揮するのか。
 その答えは、8月31日の後楽園ホール大会での準決勝、12月7日の後楽園ホール大会での決勝戦で出ることになる。

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