「世界を震撼させる新しい格闘技を発表する」初代タイガーマスクが武道と格闘技を両立させた新競技の創設を宣言!

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 8日、東京都・後楽園ホールにて、『初代タイガーマスク ストロングスタイルプロレスVol.23』が開催され、初代タイガーマスクこと佐山サトルが新たな武道を創設することを発表した。

 この日、リングに上って挨拶を行った初代タイガーは、伝説となっているアントニオ猪木vsモハメド・アリ戦について触れ、「私たちレスラーに格闘技戦という火を点けてくれた大切な試合です。この試合を機に私も格闘技の道に進んで、新しいものを創ったり、格闘技を進めていきました。来月、新しい世界を震撼させる格闘技を発表します。期待して待っててください」と新たな格闘技を創設することを発表。

 その後、バックステージでは、「打撃の総合格闘技です。それを武道化して、礼儀作法も揃えて、世界を震撼させるような危険な格闘技です。まだそれだけしか言えないです。名前も決めてあります」と語る。
 さらに、何十年も前から構想があったことを明かし、「(同じルールの中で)武道と格闘技を分けていきます。新しいグローブ創ってます。今総合ではちょっと指が出てサミングとか(があるので)、しっかりしたグローブを創っています。関節が取れるように、新しいグローブを創ってあります。道着の部分と、道着じゃない部分があります。武道の方は道着ですけど、スポーツの方はタイツだけです。武道の方は危険を伴っちゃいけないんで、あまり危険視をしない。例えば、寸止めみたいな、先止めと言いますけど、危険のないように。もうスポーツの方はバチバチいきます。楽しみにしていてください」と一分情報を開示して期待を煽った。

 初代タイガーは、2022年7月に天を起源とした地水火風空の『一天五輪』を要素とした巌(いわお)の精神武道『神厳流総術(しんがんりゅうそうじゅつ)』を発表したばかり。
 陽明学と朱子学を併せ持ち、不動心を体得することで平時から武道を体現することが必然となる神厳流は、道着もスーツやノースリーブなど掣圏真陰流と同じく市街戦を想定したものと説明が為されており、今回初代タイガーが発表した新武道とは異なるものとなりそうだ。

 この新武道がどのようなものになるのかは、7月15日に神田明神で実施予定の記者会見にて明らかになりそうだ。

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